勉強が楽しい!
今日は、国立小受験 定期教室でした。
今日のテーマは「お話の内容理解」でした。
お話の内容理解
お話の内容理解で大切なのは、
お話を、一言一句、もらさず細部まで記憶しようとすることではなく、
語られている重要なポイントを、意識して覚えておく、ということです。
設問として出てくるポイントとしては、
・天気
・季節
・色(模様)
・数を絡めた記憶
・表情
・マナー、常識
などがあります。
ひとつのお話について、たくさんのことが聞かれます。
それらを、いっぺんに覚えようとすることは、とても大変です。
(かりに大人が同じ問題をやったとしても、全部を覚えられていないことは、多々あります。むしろ、大人の方が難しく感じるかもしれないくらいです。)
お話の中で大切なポイントを、ひとつひとつ覚えておくためには、
「ここは、覚えておこう」という意識が大切です。
その意識がないと、うっかり聞きもらしてしまいます。
まずは、「(例えば)色は、覚えておいたほうがいいぞ」という意識を、しっかり身につけておくことが大切です。
そうすると、お話の中で色が出てきたときに、ピン!とアンテナが立って、色について正しく覚えておくことができます。
はじめのうちは、「今日は、天気について覚えておこうね。」などと、設問の「前ばらし」をした上で、お話を読むところからスタートすると、より、意識をしておきやすくなります。
お話の内容理解にかぎったことではありませんが、
受験のために必要な力は、一朝一夕に身につけれれるものではありません。
ですから、1日、1日の量は少しずつでも、
「お話を聞く」という時間を、習慣になるようにとっていくと良いでしょう。
お話は、設問のついた問題でも、昔話のようなお話でも良いです。
慣れてきたら、設問の後に「そういえば、、」と、設問になかった項目についても、聞いてみると良いかもしれません。
また、昔話など、繰り返し聞いているお話については、「どんなお話だったっけ?」などと、あらすじを説明してもらったり、
逆に、お話をしてもらうようにすると、
要約する力(口頭でなされる指示を理解する力)や、
説明する力(口頭諮問などで、明快にお話をする力)が、身につきます。
日々の習慣として、「お話」に触れる時間を、ぜひ、こまめにとってみてください。
それが、親子のコミュニケーションの、ひとつの機会にもなったら、とても良いことだなと思います。
勉強が楽しい!
今日の授業の終わりにも、「勉強するの楽しいね。」と、ひとりの子が言っていました。
「勉強が、楽しい」
そんな思いで、日々の勉強を進めていけたら、
毎日の学習が、どんどん、積み上がっていって、
知らず知らずのうちに、大きな力になっていきます。
おかげさまで、みなさんと勉強させていただけるのが、本当に楽しいです。
楽しく勉強を、進めていけるような、
そんな、授業をお届けしていきたいですし、
また、ご自宅でも、楽しくお勉強を進めていただけるように、
勉強の楽しさを、共有させていただけたらと、願っております。
みなさまと、楽しい勉強をご一緒させていただけるのを、楽しみにしております。
藤田和彦