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ご家庭でのペーパー学習の際も、「手を動かし」「言葉で説明する」機会を設けてみてください。

先週末の「定期教室」へのご参加も、ありがとうございます。

昨日、一昨日と、「国立小受験 専門 定期教室」の年長クラスの授業をおこないました。

先週末のテーマは「折り紙を使った線対称の理解」でした。

折り紙の、端と端を揃えて折る作業や、

ハサミを使って紙を切る作業は、

「ていねいさ」を意識しながら繰り返すことで、どんどん素早くできるようになっていきます。

先週末のお教室の皆様からは、

一人ひとりから、「ていねいさ」についての意識を感じられました。

なかなか、うまく折ることができずに、結果的に時間がかかってしまったお子さまでも、

繰り返し取り組んでいけば、必ず上手にできるようになりますから、大丈夫です。

ぜひ、ご家庭でも、繰り返し、手を動かしてみてください。

やはり、図形学習は、「実際に手を動かしたお勉強」が効果的です。

図形問題のペーパー学習に取り組んでいて、

答えがうまくイメージできなかった時は、

ぜひ、折り紙や画用紙を使って、実際に形を書いたり、折ったり、切ったりしてから確かめてみましょう

手を動かしながら、

実際に形が変化していく様子を目で見ることで、

「なるほど、そういうことか」と、

理解が深まっていきます。

先週末のお教室の中でも、

ペーパーの問題に間違えてしまっていたお子さまが、

実際に折り紙を折ってみる過程の中で、自分の間違いに気がつく、というシーンもありました。

手を動かして、形が変化していくことを目で見て確認していく経験を積み重ねていくと、

実物を見なくても、イメージができるようになっていきます。

これは、ペーパー学習において「補助線」を書くこととも共通しています。

最初に、補助線を書きながら解答していくことで、

徐々に、補助線を書く前から、「頭の中で補助線をイメージ」することができるようになってくるのです。

時間がかかるように思えますが、

遠回りのようでいて、かえって近道なのが、

こうした「具体物」や「補助線」を活用した学習なのです。

図形学習においても、「理解の言語化」を目指していきます。

形の学習においては、

答えを選んだ時に、「どうして、それが正解だとわかったのか」を聞いていくことがオススメです。

自分の理解したことを、自分なりの言葉で伝えようとすることで、

さらに、理解が深まったり

「伝える力」が高まっていったりします。

自分が「なぜそれを正解だと考えたのか」を伝えられるようになると、

ペーパー学習だけでなく、口頭試問や個別課題の対策にもつながります。

もっとも効果の高い学習方法は、

「人に教えること」であるとも言われています。

ご家庭で、お勉強をするときも、

「お子さまのアウトプット」の機会を設けられるような意識をしていくと、

さらに、濃密な学びが得られるかもしれません。

はじめから、大人のように整然と伝えられることは必要ではありません。

むしろ、つたなくても、たくさん説明ができる機会がある方が大切です。

複数のお子さまが集まるお教室では、必然的に「聞く」機会も多くなりますから、

ぜひ、ご家庭の中で「話す」機会を設けてみてください。

どんどん、お子さまの学ぶ力が高まっていくのを、感じられるはずです。


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会場:四ツ谷教室

お申し込みは

金生先生の行動観察講座のお申し込みページより、必要事項をご入力の上、お申込みください。


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