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小学校受験の願書「志望理由」の書き方|200字で差がつく3つのポイント

志望理由で手が止まっているご家庭へ

 

小学校受験の願書で、

多くのご家庭が悩むのが「志望理由」です。

 

・何を書けばいいのかわからない

・学校の魅力を書くだけでいいのか不安

・200字にまとめられない

こうした悩みで、手が止まってしまうケースは少なくありません。

 

しかし実際には、志望理由には「型」があります

この型を押さえるだけで、

文章の説得力は大きく変わります。

 

この記事では、

・志望理由の基本構成

・よくあるNGパターン

・合格につながる考え方

を具体的に解説します。

 

10月も、早くも1週間が過ぎようとしています。

 

皆様からのご質問に、日々お答えしながら、10月も飛ぶように過ぎていっています。

 

最近のご質問の中でも多いのが、

10月16日より出願が始まる筑波大学附属小学校の「志願理由」についてです。

 

筑波小の200文字の志願理由の作り方については、過去のブログ記事

筑波小の志願理由200字|迷わず書けるテンプレ・構成・具体例

筑波小の志願理由200字|迷わず書けるテンプレ・構成・具体例

をご覧ください。

 

基本的な手順を押さえるだけでも、文章の作成について迷う部分が少なくなるはずです。

 

すでに、こちらの記事を参考に志望理由を書いてくださっている方もいらっしゃいます。

今回のブログ記事では、志望理由の書き方について、もう少しだけ掘り下げていきます。

 

 

小学校受験の志望理由の基本構成(3ステップ) 

 

筑波小に限らない、志望理由の構成は、

以下の3パートで構成されるものが「基本」です。

 

①…ご家庭の教育方針、わが子の成長に対する願い

  (紙幅があれば、実際に取り組んできた子育てのエピソード)

②…貴校の教育の特長や魅力に感じたところ

  (私立小の体験会などに参加している場合は、その際のわが子の様子なども加えて)

③…(②が①と合致することなどを簡潔にまとめつつ)貴校への入学を志望します。

 

この中で、最大のポイントは、③の「入学を志望する理由」の部分です。

その根拠となる、①ご家庭の教育方針や、②その方針に合致する学校の特長を書いていくことになります。

 

 

そのため、「学校について魅力に感じている部分」が、「ご家庭の教育方針」と一致していることが大切です。

 

例えば、

①ご家庭の教育方針が「困難にも負けない根性」を身につけてほしいと願っているのに対して、

②学校の魅力として「仲間と一緒に考えを深める探求学習」を挙げている場合、

ご家庭の教育方針と学校の特長がマッチしている根拠として成立していません

 

それぞれの文章は、いずれも真実であったとしても、

「入学を志望した理由」としての説得力は、どうしても弱くなってしまいます。

 

もし、①として「困難にも負けない根性」をあげるのであれば、

②の学校の特長としては「体力的、精神的にもハードな山登りに向けて準備をしていくこと」を挙げた方がよかったりしますし、

 

反対に、②の「協働的な探求学習」を使うのであれば、

①には

「困難に直面しても、仲間とともに乗り越えていける力」をつけてほしい、としたり、

「さまざまな視点や意見をもとに多角的に物事を捉える力」をつけてほしい、とした方が適切でしょう。

 

 

もし、もともと明確なご家庭の教育方針があるのであれば、

その方針に最も合致している学校の特長を挙げていくことが重要です。

 

反対に、学校に対して「ここに魅力を感じた」という部分があるのであれば、

「学校の教育方針や特色が、そのままご家庭の教育方針や願いを体現している」と考えても良いでしょう。

これまで、ご家庭の教育方針を言語化してこなかった場合でも、

学校に対して魅力を感じた部分を「ご家庭の教育方針」として文章にしてみましょう

 

 

 

字数は限られているので、「最も魅力に感じている部分を」文章にするのが王道 

 

小学校受験の願書の志望理由の欄は、

記入(入力)できる文字数も、そこまで多くないことが多いです。

 

200〜300文字で志望理由を書く場合、

かなりの文字を削り込む必要が出てきます。

実際に下書きをした後、「同じことをより短く言える方法はないか」を考えることにもなるでしょう。

 

 

書ける分量が限られていますから、

色々ある魅力の中でも、「ここが!」というイチオシの理由を挙げていくことが大切です。

 

紙媒体の用紙の場合、学校への想いが記入欄から溢れ出してしまいそうになることもあるでしょうが、

「読み手」である先生がた(一人ひとりの願書にしっかりと目を通している)のことを考えると、

ご家庭の想いを、ギュッと凝縮した文章にすることが、むしろ正解です。

 

もちろん、「字が小さ過ぎて読めない」となるのは「凝縮」ではなく、ただの「縮小」です。 

ご家庭として、最も魅力に感じている点を、端的に記していきましょう

 

 

「教育熱心な環境」を志望理由にする場合の考え方

 

お教室で、小学校受験に向けたお勉強に取り組む皆様の中には、

 

「特定の学校に対する魅力」というよりも、むしろ「(受験を経て入学者が決定する)国立小」という環境そのものに魅力を感じていらっしゃる方も多いように思います。

 

特に、具体的な学校情報が入りづらい国立小受験を考えるとき、

「就学前から受験を見据えてお勉強をしてくるような教育熱心層のご家庭のお子さまたちが集まることが、わが子の学びに対する姿勢づくりや刺激としても良いのではないか」

という考えが、受験を考える最初の動機となることも、自然なことではないかと思われます。

 

もちろん、具体的に情報収集をしていく中で、

そこから、さらに新たな学校の魅力が発見されることも、多くあることでしょう。

 

ただ、そうは言っても、

最大の志望理由は、やはり「お友だち」だな、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

その場合、

それだけの魅力となるお友だちを作る教育とは、どのようなものだろうか

・私たちが魅力と感じている教育熱心なご家庭が志望校として選択する根拠は、どのようなところにあるのか

を考えてみると良いでしょう。

 

そして、そこで考えられた学校の教育の特長を挙げつつ、

「〇〇のような環境のもと、仲間とともに自己を高めあい、学びを深めあうこと」が、わが子の成長を願い入学を志望する最大の理由と言っても差し支えないはずです。

 

また、「お友だちとの関わり合いの中で学びを深めていきたい」というスタンスは、

仲間とともに探求的に学びを深めていく教育活動を多く展開していく国立小からしても、

求める学習者像でもあるでしょう。

 

 

漠然としている「お友だち」という魅力についても、

学校の教育活動と照らし合わせて深掘りして考えることで、

その解像度が高まり、志望理由としても適切なものとなっていきます。

 

 

筑波小の募集要項が出るのは連休明けとなりますが、

 

お時間がある際に、ぜひ、この志望理由については、ご夫婦であらかじめ文章を推敲してみてください。

 

 

志望理由をご夫婦で考えることで、ご家庭の「願い」を共有する

 

出願に向けた準備や手続きは、ひとつひとつが骨が折れる作業かもしれません。

ですが、ご夫婦で、一緒にこの作業に取り組むことで、

小学生となるわが子に対して願うことや、父親・母親としての想いを、あらためて共有することができるはずです。

 

この作業は、おそらく小学校受験に取り組まなかった場合は、行われなかった作業でしょう。

 

親として、わが子の教育について真剣に探求したこと、

そして、その想いをご夫婦で共有できたことは、

出願前の時点ですでに受け取れる「小学校受験の価値」のひとつです。

 

 

三連休、ご家族で過ごす中でも、

ぜひ、お子さまの将来について思い描きながら、

ご夫婦で、親子で会話する時間を作ってみてください。

 

志願理由の作成にお悩みの方へ

 

志望理由は、「型」を理解するだけでなく、

ご家庭ごとの背景やお子さまの様子に合わせて調整することが重要です。

 

当教室では、

・学校側が読みやすい文章構成

・当日の保護者作文との一貫性

・学校側が安心して合格を出せるための表現

なども意図した、願書・作文の添削サポートを実施しています。

 

志望理由でお悩みの方は、「願書/作文添削」のサービスをご活用ください。

▼願書添削サポートの詳細はこちら

願書/作文添削

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