国立小受験において使用する「上履き」について
いよいよ、夏本番を感じさせる晴天です。
外に干した洗濯物も、よく乾きます。
暑さのため、日中に外で活動するのも、なかなか大変ですが、
日中は、涼しい室内で過ごし(クーラーの効かせ過ぎには注意が必要ですが)、
暑さが穏やかな早朝や夕方に、外に出かけてみるのも、いいかもしれませんね。
国立小受験の課題は、オール「室内」で行われます。
あるいは今年、屋外での課題が行われるという可能性は、まったくのゼロではないでしょうが、
基本的には、屋内での考査を想定しておくことが必要です。
(感染症対策としての選択肢として考える以前に、天候に左右される屋外での考査の企画は、ちょっと考えづらいかな、と考えています。)
室内で活動をする際に、
必要になってくるのが、「上履き」です。
今回は、上履きについて、書いていきます。
国立小受験の際の上履きの注意点「○○への〇〇は、しない」
受験の際に履き替える上履きは、「白無地」のものを準備するようにします。
そして、気をつけたいポイントがあります。
それは、
当日に着用する上履きには、
「表面への記名は、しない」ということです。
試験本番の際は、
お名前ではなく、受験番号で呼ばれるなど、
お名前による予断を排除するための配慮がなされているようです。
試験本番に使用する上履きについては、
表面への記名はせず、
記名をする場合は、上履きの内側にするようにしましょう。
運動課題にも使えるオススメの上履きを、2点ご紹介します。
ひとつ目が、
asics「上履きCP MINI」(公式サイトのリンクです)
もうひとつが、
アキレス「俊足@SCHOOL」(公式サイトのリンクです)
です。
公式サイトのリンクも上記に設置してありますが、
靴に関しては、
できることなら、実際に試し履きをしてから購入した方が良いでしょう。
(足の長さだけでなく、足幅などの広さで適正サイズが変わるためです。)
同様の理由から、
現時点で、本番がある11月、12月を想定して、少しサイズが大きめの靴を買っておく、というのも、
できることなら、避けたいところです。
サイズが大きすぎる上履きを履くことで、
お教室での授業中に靴が脱げて集中が途切れることや、
あるいは、運動課題の練習の際に靴が脱げることは、お怪我にもつながる危険性があるからです。
必ず、今の自分にあったサイズの靴を履くようにしましょう。
もちろん、
園生活で使用している上履きを、お教室で使用するのも、まったく問題ありません。
上履きを履く時の注意点。
お教室などで、上履きを履く時は、
「立て膝」の姿勢で上履きを履くようにします。
「お尻が床についた姿勢で座らない」というのは、
行動観察などでの動作にも共通することです。
(床に座る「体操座り」の時以外は、身動きがとりやすい立て膝の姿勢オススメです。)
また、靴を履く時に、
立った状態で、かかとを踏み入れるようにして履くことが癖になっているお子さまもいるようですが、
これは、すぐにでも改めたい癖です。
靴のかかとの部分を踏み潰してしまうと、靴の耐久性が落ちるとともに、お怪我のリスクも高まるからです。
靴の履き方については、上履き、外履きどちらにも共通することですので、
普段から、お靴を履いて出かける時の姿勢にも、注意をしてみてください。
また、
床に座る時の「体操座り」の姿勢の際、
上履きに手が伸びてしまうお子さまも、見受けられます。
体操座りの姿勢が崩れる原因となりますので、
正しい「体操座り」の姿勢を習慣づけるために、お教室でも指導をしていきます。
今回は、正しい上履きの選び方・履き方について、ご紹介しました。
皆様の、お教室でのお勉強がさらに有意義に進むための、参考になれば幸いです。