左右の理解を定着させるために、親子でできる取り組み。
あっという間に、週末が目の前ですね。
毎日が、早朝から夜まで、
「時間を使い尽くしている」という充実感に満たされています。
これも、一緒にお勉強をしてくださる皆様の存在あってのことです。
感謝の気持ちでいっぱいです。
「左右の理解」を定着させるために、親子でできる取り組み
さて、先日のブログで、
「左右の理解は大事です」というお話をしました。
「左右が大事」ということは、よく理解している。
むしろ、効果的な学習方法を知りたい。
そんな読者の方に向けて、
「左右の理解」を定着させていける「日常生活の中での工夫」についてご紹介します。
①日常の生活の中から、「右手」「左手」を使った動作を言語化する。
たとえば利き手が右の場合に「鉛筆を持ってください。」と指示を出せば良いだけのところを、
あえて「右手で鉛筆を持ってください」と言うだけです。
お着替えや靴を履くのにサポートがいる低年齢児の場合は、
毎日のように「右の腕をとおして、次は左腕。」と言いながらシャツを着せる、
「右足〜左足!」と言いながら靴を履かせる。
たったのこれだけの違いです。
言うか、言わないかの違いで、
右左を言葉にすることで、余分に時間をとられることも、(ほぼ)ないでしょう。
②生活の指示(お願い)の中に「左右」をまぜる。
たとえば、
「本棚の右から3番目に昆虫図鑑があるから、とってきて。」
「お茶碗を左、お椀を右になるように配ってね。」
などというようにです。
他にも、生活の中には「左右」を使ってお願いできることが、たくさんあるはずです。
ぜひ、探してみてください。
③自転車での移動は「左右」を理解する絶好のチャンス
普段の自転車移動(あるいは、お車での移動)の際に、
「右に曲がります」「左に曲がります」を言い加えるだけでも、左右の良い復習になります。
時間に余裕があるときは、
「お子さまの指示通りに曲がるルール」で、お家まで帰ってみましょう。
交差点に来るたびに、「右」「左」「まっすぐ」をお子さまに言ってもらいます。
「左右」を間違えたら、けっこう遠回りになって、大変かもしれませんが、
これが、「体験的に覚える」中では、いちばんインパクトが強いです。
また、道を歩いているときなど、
前後左右から走ってきた車が道を曲がった時に、
「今の車は、右に曲がったの?左に曲がったの?」
と確認してみることも、左右の学習につながります。
さまざまな向きの「左右」を確認することのほか、
「地図上の移動」の理解の土台も、しっかり作ることができます。
これも、やはり、自分自身の「右折」「左折」が理解できていることが大前提です。
そうやって考えると、自転車に乗っている時から「右」「左」を意識していくのは、なかなか効果的な方法だと言えそうです。
このように、「左右」ひとつをとっても、
日常生活の中で触れる機会は、たくさんあります。
もちろん、日常生活における、こうした「復習」の機会は、
他のどの単元においても見つけられるはずです。
ぜひ、ご自宅の中で、
あるいは親子での生活の中で、
「学びの効果的な復習になる」機会を、確かめてみてください。
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