小学校受験を考えたら、早めに準備を進めたいこと3選
明日1月7日は、「人日の節句」です。
お正月も一段落となり、
「春の七草」を使った「七草粥」を食べるのが恒例です。
が、
今夜、帰りがけに自宅の近くの食料品店に寄ったら、
お店には、すでに一つも「春の七草」セットが置いてありませんでした。
とっくに売り切れていたのです。
本来なら、朝に食べるのが良かった「七草粥」ですが、
明日は、午前中から近場のお店をハシゴする構えです。
余裕を持って準備をしておけば、こんなことにはならなかったのに、と思いますが、
後悔先に立たず。
今となっては、もう後の祭りです。
小学校受験にも、「早め早めの準備が吉」ということがあります。
もちろん、「先んずれば即ち受験を制す」とばかりに、
過剰に慌てて、無理なお勉強を強行するのはオススメできません。
ですが、それでも、
早い段階から、少しずつでも取り組み続けていったことが、
受験直前期や本番では、安定した「実力」につながっていく、ということはあります。
受験直前期になって、「もっと早くから〇〇しておけば良かった」と慌てたり後悔したりしないように、
早い段階からの準備をおすすめすることを3つ挙げていきます。
小学校受験を考えたら、早めに準備を進めたいこと3選
①製作工程に使う手先の巧緻性トレーニング
指示製作の中で使われる工程のトレーニング、
特に「ちぎる」作業と「ひもむすび」については、
一朝一夕に力が身につくものでもありません。
折り紙遊びや塗り絵遊びで身につく「折る」「塗る」力とも違い、
意図的に取り組んでいくことが求められるのが、この「ちぎる」「むすぶ」作業です。
「1日1ちぎり」
「1日1むすび」
を意識して、日々、少しずつトレーニングをしておきたいものです。
②日常生活の中でも意識していきたい「姿勢」
直前期になって、
「椅子に座っているときに脚をぶらぶらさせているのが気になります。」
となっても、なかなか大変です。
なぜなら、
「姿勢を整えようと意識をする」ことは、
その分だけ、意識のリソースをお勉強以外のものにとられるということにもなるからです。
そうすると、「前はできていたペーパーができない。」などと、
さらに新たな焦りが生まれる原因ともなりかねません。
「姿勢」に関しては、
言われなくても、無意識にできる状態を作っておくことが、
お教室でのお勉強を積み重ねていく上でも大切です。
ご自宅で食事をしているときや、電車に乗るときなど、
普段の生活の中から、姿勢を整えることを習慣にしていきましょう。
「お教室の時だけ気をつける」のだと、
無意識レベルでできるようになるための継続の機会が不足する可能性があります。
③初対面の人にでも、無理なくできる「あいさつ」と「お返事」
小学校受験の本番における試験官の先生というのは、
当然、お子さまにとっては「初めて会う大人」であることでしょう。
初対面の大人に対しても、物おじせず、溌剌と会話のやり取りができることは、
小学校受験の「口頭試問」をはじめとした課題をやり抜く上でも重要なポイントです。
これも、お子さまの性格や気質、あるいはそもそもの経験値に個人差があり、
すでに、当たり前のように大人とのやりとりができるお子さまもいれば、
なかなか、思い通りに話しかけられない、というお子さまもいます。
試験会場での、お子さまの「第一印象」というのは、
見た目の雰囲気もあるでしょうが、
最初の「あいさつ」にも左右されるようにも思います。
外に出かけている時、
商店街を歩いたりする時や、
レストランに入って注文をする時には、
積極的に、「お子さまが初対面の大人とコミュニケーションを取る機会」を作っていきましょう。
やはり、たくさん経験することによる「慣れ」は、
小学校受験において、お子さまの魅力を最大限に発揮する上でも必要なことであるように思います。
お友だちとのコミュニケーションについても、
「行動観察講座」などお友だちと関わる機会を通じて力を磨いていきましょう。
以上、小学校受験に向けて「早めに準備をしておきたい3つのこと」をご紹介しました。
小学校受験について考えはじめた、その時から、
「思い立ったが吉日」です。
ぜひ、普段の生活の中から、
小学校受験にも活かされる「学びの基礎を整える習慣」を身につけていってください。