スケジュールを「決めない」ことも、決める。
都内が、急に冷え込みが増した今週でした。
みなさま、温かくしてお過ごしください。
みなさまは、毎日のスケジュール、どのくらい「決めて」過ごしていらっしゃいますでしょうか。
「毎日、コツコツ継続すること」は、習慣を作る上で、非常に大切です。
ひとつのことを、5分でも、10分でも続けていった先には、大きな成果があるでしょう。
しかしながら、「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」という格言もあります。
毎日のルーティンを、何時間レベルで決めて、
淡々と、取り組んでいくことや、
1日24時間をスキマなく使い切ろう、という感覚で取り組んでしまうと、
息をつく暇もない毎日になってしまいます。
日々の「あそび」を大切にする。
自転車のブレーキも、自動車のハンドルにも、
動かしても反応しない領域があります。
その領域のことを「あそび」と言います。
この「あそび」があることで、
自転車のブレーキがいつも急ブレーキになってしまうことが無くなり、
少しのハンドル操作のブレがあっても、スムーズに直進することができるのです。
毎日の生活についても、同じことが言えます。
毎日の24時間や、1週間の168時間に、
みっちり、予定を詰め込むようなタイムマネジメント法もあるでしょう。
ですが、そのような「要人クラス」のスケジュール設定をしていると、
多少のイレギュラーですら、対応ができなくなってしまいます。
お子さまの場合、日々のスケジュールの中の「あそび」の部分は、特に必要です。
ときには、帰り際の公園で遊んだり、
取り組みだした「ぬり絵」を、完成するまで没頭して取り組んだり、
といった、「予定にない時間の使い方」ができるような、自由な時間を設けておくことができることが、重要です。
逆に、
ギリギリのスケジュールをこなしていこうと考えると、
それを実現させるために、お母さま、お父さまにも、ストレスがかかることになります。
もちろん、お子さまにとってもストレスであることは、言うまでもありません。
毎日のルーティンは大切ですが、
あえて、「自由な時間」という、スケジュールの「あそび」を、
意図的に、作るようにしてください。
食事も「腹八分目」がちょうど良い。
1日のスケジュールも、「腹八分目」です。
明日は、国立小受験専門 定期教室の新年中クラス・新年長クラスです。
明日も、
みなさまと、楽しくお勉強できるのを、楽しみにしています。
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