お父さん、お母さんは、お子さまにとっての「ヒーロー」です。
今日は、幼稚園での授業がありました。
「どんな、お仕事をやってみたいですか?」
年中さんのお子さまたちに、
「今日は、ちょっと大人のお話をするよ」と前置きをして、
「やってみたいお仕事」について尋ねてみました。
「ドレスを売る人」
「マグロを釣る」(マグロが、お寿司屋さんで回っているのではなくて、「海を泳いでいる」ということを多くのお子さまが知っていて、ちょっぴり安心しました。)
「ケーキ屋さん」
「お洋服のデザインをする」
「動物のお医者さん」
など、
「本当に、みんな色々なお仕事を知っているなぁ。」
と、感心させられるようなお答えが、たくさん出てきました。
あるお子さまは、
「これ、絶対おもしろいよ。」
と、目を輝かせながら
「動画に出る!」
と、教えてくれました。
将来のことを語るときに、
こんなふうに、目を輝かせて、語ることができる気持ちを、
何歳になっても、持ち続けていってほしいな、と感じました。
そして、今日そんな話をしていながら、
世の中には、たくさんのお仕事があって、
たくさんのお仕事があるからこそ、今日も、充実した毎日を送れているのだな、
という、ともすれば普段は忘れがちなことを、
授業を通して、あらためて気づかせてもらいました。
そして、
そんな、色々なお答えがあった中に、
やりたいお仕事を、
「パソコンを使うお仕事」
と、答えてくれた男の子がいました。
よくよく聞くと、
その子のお父さまが、「会社でパソコンを使うお仕事」をしているということでした。
お父さまのことを語るそのお子さまは、
どこか、誇らしげなようにも見えました。
その子から見たら、
きっと、お父さまは、かっこいいヒーローで、
その子はきっと、「お父さんみたいになりたいな」と、思っていることでしょう。
その答えを聞いて、はっとさせられました。
「お父さま、お母さまが、日中、お仕事をしている」
ということを、
お子さまは、直接は見ていなくても、知っているのです。
そして、そんな「お仕事」をしているお父さま、お母さまの、
言葉からではなく、姿から、影響を受けているところも、あるでしょう。
お仕事によっては、平日(あるいは週末も)、お子さまと関わる時間が取りづらいお父さま、お母さまもいらっしゃるかもしれません。
ですが、そんなお父さま、お母さまからも、
お子さまは、たくさんのことを感じて、学んでいるのです。
直接、関わるだけが「教育」の形ではなく、
関わる時間の「長さ」だけが大切なのではなく、
お父さまやお母さまの普段の生活が、直接、間接とわず、お子さまに影響を与えていっているのかもしれません。
私自身も、
お父さま、お母さまには、到底かなうべくもありませんが、
関わらせていただくお子さまたちに、
「一人の大人」としてプラスの影響を与えられるように、
日々の過ごし方から、自分を高めていきたいです。
……もっとも、
私がスーツを着て幼稚園にうかがうと、
「今日この後お仕事なの?」と聞かれたりすることもあるくらいで、
お子さまたちからすれば、
「お仕事前に、幼稚園に遊びに来てくれてるおじさんなんだな、お父さんと違って暇なのかなぁ。」
くらいに、思われているのかもしれません。
ただ、私個人としては、
教室の中では、「仕事をしている」ふうに見えないくらいが、ちょうど良いと思っています。
むしろ、遊びに近い感覚の中で、お子さまたちに楽しく学ぶ力の土台をつけていただければ、
願ったり叶ったりです。
「学びは遊び」を合言葉に、
明日からも、楽しく学びをお届けしていきます。
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