お勉強に「集中する」ための、逆転の戦略。
金生先生の行動観察講座のお申し込み受付がスタートいたしました。
7月11日(日)の、金生先生の行動観察講座は、
本日10時より、専用のお申し込みページにてお申し込み受付がスタートいたしました。
午前中が終わった時点で、続々とお申し込みをいただいております。
9時からスタートの回が定員に達した場合、
クラスの増設ができるか、現在調整中です。
現時点では、まだクラスの増設は確定しておりませんので、
9時からの講座へのご参加を予定されている方は、お早めにお申し込みください。
「押してもダメなら引いてみる」!?
レギュラークラスで、ご一緒させていただいているお父さま、お母さまと、
お勉強の進め方について、さまざまなやりとりをさせていただいていますが、
そのなかで、
学習の進め方についてご質問をいただいたり、
逆に、効果的なお勉強の進め方についてのコツについて、教えていただいたりしています。
一人ひとりのお子さまや、ご家庭によっても、
「成功パターン」は変わってくるはずで、
ひとつの方法が、必ずしも万人に通用するものではない、というのが、
お勉強を進めていく上での難しさでもあり、また面白さでもあるのですが、
今日は、学習を進めていく上での疑問と、解決策のヒントをご紹介します。
Q)家庭での学習で、集中力が持続しません。
自宅でお勉強をしようとしていますが、
なかなか、勉強に対する集中力が続かず、
すぐにボーッとしてしまったり、意識が他のところに行って問題を聞ききれないことがあります。
集中して勉強に取り組めるようにするには、どのようにすれば良いでしょうか。
A)お勉強に「制限時間」を設けると良いかもしれません。
お勉強の際に、集中力が持続しないのは、
もしかしたら、そのお勉強に「終わり」が見えていないのも原因の一つかもしれません。
「今日のお勉強は何時何分まで」というルールを決めて、
あらかじめお子さまと共有することで、
「その時間までは集中しよう。」という意識を持つことができるかもしれません。
また、「希少性」がお勉強の価値を高めるということもありえます。
「希少性」が価値を高める事例としては、
例えば、
・1年に1回だけのイベント
・特別な日にしか行けないお店
・「期間限定」のスイーツ
などが挙げられます。
いずれも、「希少性」があることで
より、その価値を感じるようになっていないでしょうか。
(想像しにくいですが、逆にもし、自分の「お誕生日」が毎週のようにあったら、「お誕生日」という日にときめくことは、格段になくなるに違いありません。)
この原理を、勉強に応用するのです。
つまり、
「今日のお勉強は、15分だけしかできない。」
などと、
逆に、お勉強できる時間の制限を決めるのです。
そして、
もし「今日のお勉強は15分だけ」と時間を決めたのなら、
どれだけ「もっとやりたい」となっていたとしても、
15分で、スパッと勉強をやめる。
ここが、1番のポイントです。
この「制限時間」を決めるときに大切なのは、
制限時間を、お子さまが「短い」と感じる時間に設定することです。
あくまでも、勉強の時間に「希少価値」を感じるようにするための時間設定がポイントです。
そして、時間を決めたら、
その時間のうちに、できるだけのことをやりきろう、という姿勢で取り組めることが重要になります。
結果として、
勉強時間は短くならざるをえませんが、
その中で、これまで以上に集中をして、
これまでよりも、より多くのお勉強に取り組めた、
となるのが理想です。
机に向かっての「お勉強」は、
長時間ダラダラとやるよりも、
短時間で集中して、スパッと終わらせる。
これは、
小学生になった後の家庭学習でも同じく重要なことです。
(個人的には、「1日○時間も勉強している」ということ自体には、あまり価値を感じません。)
日常の家庭学習で、「もっとやりたい」という感覚を作り出すことができたら、
お教室でのお勉強も、より前向きに取り組むことができるようになりますし、
お勉強が「義務」から「ご褒美」に変わります。
「勉強をさせたい」と思うところを、
「勉強をさせる」方向に強制力を働かせるのではなく、
あえて「勉強をさせない」方向に制限をかけるという、逆転の発想で、
「勉強観」までもが逆転しうる、というのが、
この方法の面白いところです。
「押してもダメなら引いてみる」ではないですが、
「勉強しなさい」というアプローチの代わりに、
「勉強しちゃダメ」とすることで、
結果的に、効果的な学習を実現することができる、かもしれません。
万人に通用するわけではないでしょうが、
効果を発揮する場合もあるはずです。
ご家庭でのお勉強に行き詰まっているご家庭では、
試しに、こんなアプローチも試してみてください。
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