「成長」は、子どもためだけのものではない。
今日は、幼稚園での授業がありました。
授業が始まる前のちょっとした時間に、
年長さんのお子さまから、
「せんせい、何歳?」
と聞かれました。
こういう時、すぐに歳を答えるわけでもなく、
かといって、「いくつに見える?」などと野暮なことを聞くでもなく、
算数的な質問をして考えてもらう、ということをよく行います。
たとえば、30歳の時は、6歳のお子さまに対して、
「〇〇くんの5倍だよ。」
などと答えてみたりしていました。
(答えられることを意図していませんから、ちょっと、人が悪いですね。)
子どもたちは、それでも「20歳!」とか「46歳!」とか、
ときには「90歳!」などと、おふざけ半分で答えてくれたりもしますので、
「そしたら、藤田先生はおじいちゃんだね」などと言って、楽しくお話をしています。
今日は、この「せんせい何歳?」に対して、
「お父さんは何歳か知ってる?」と逆に質問をしてみました。
いくつか答えが返ってきたので、
「じゃあ、先生は、お父さんよりは年下だね。」という話をしたところ、
ひとりの女の子が、
「なんで先生はお父さんより年下なのに、そんなに背が高いの?」
と、聞いてきました。
「それはね、」とお話をしようと思いましたが、
ちょうどお勉強の時間が始まるところだったので、お話はそれまでになってしまいました。
年々、というよりむしろ日に日に成長していっている子どもの視点からすると、
「年齢が高いほど、背も高くなるもの」
という感覚もあるのだろうな、と感じました。
1年、2年という期間、お子さまと関わらせていただいていると、
身体も心も、どんどん成長していく様子に、立ち会うことができます。
昨日より今日、
今日より明日、
そんな、成長をしていくイメージを持ちながら、日々の活動をしていける幼少期は、
そのイメージ通り、どんどんと、成長をしていくことができる時期でもあります。
大人になると、身体的な成長は、ほとんどストップしてしまいます。
ですが、そんな中でも、
内面的には、年々、成長を重ねている実感を持てるように、
学びを積み重ねていきたいものです。
常に、発展途上であり続け、学びや成長に関して「現役」であり続けることが、
めざましい成長をとげているお子さまたちと向き合っていく上での、「責任」かなとも感じています。
お子さまたちと、楽しく学ぶ時間の作り方について、
その「極み」は無いのでしょうが、
少しでも、子どもたちの心に残る授業、学びが身に付く授業の時間をお届けできるように、
私自信、学び続け、成長していきます。
定期教室のお子さまと一緒に、
また、お父さま、お母さまとも一緒に、
受験本番がくるその時まで、「たくさん成長できたな」と感じられるような日々を、過ごしていけたら嬉しいな、と思っています。
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