【Q&A-3】小学校受験の準備は、いつから始めるのが良いか?

Q&Aの第3弾です。
今回は、小学校受験に向けた準備を考えている保護者の方からのご質問です。
Q)小学校受験の準備は、いつから始めるのが良いか?
息子がもうすぐ年中になるので、小学校受験のことも考えて準備をしていこうと考えています。
小学校受験に向けた準備は、いつから、どのように取り組んでいけば良いのでしょうか?
今回のご質問について、全てを一度にお答えしようとすると大変なことになりそうなので、
今回はまず、「小学校受験の準備はいつから進めるのが良い?」という点についてお答えしていきます。
A)「思い立ったが吉日」すぐに準備を始めましょう。
小学校受験を、どのような目的や動機で始める場合でも、
つまり、特定の小学校の「合格」を目指して準備をする場合も、
小学校受験を通して、わが子の学ぶ力を高めたい、という場合であっても、
「今日が、小学校受験に向けたお勉強のために取り組める残りの日々の中で、一番早い日」です。
準備のスタートを迷った数日間というのは、
本番直前期になって、欲しくてたまらなくなる「あと数日」かもしれません。
実際に、小学校受験を終えたご家庭が、受験に向けた取り組みを振り返った時に、
「もっと早くから準備を進めていればよかった」という後悔の声が聞かれることがあります。
反面、「そんなに早くから準備をし始めなくてもよかった」というお声が上がることは滅多にありません。
早いうちから、小学校受験を意識して準備をしておけば、
時間に余裕を持って、準備を進めることができるようになります。
むしろ、「準備をするのに早すぎることはない」のが小学校受験です。
受験の準備を、「わが子が生まれる前から始めている」ご家庭もあるくらいなのが、小学校受験の事実です。
(この件については、あらためて別のブログ記事で触れることにします)
そのように考えると、
例えば「年長になってから小学校受験の準備を進めるのは遅すぎるのか?」という疑問が出てきます。
これは、「半分正解」で「半分間違い」です。
例えば、年中さんまでの保護者の方やお子さまが参加できる見学会・説明会やイベントを主催している私立小学校があります。
(イベントに「年長児とその保護者限定」といった参加制限がない学校です)
こうした私立小学校には、年少・年中時から継続的にイベントに参加してきながら、真剣に合格に向けて準備をしている強力なライバルが多数存在します。
そうした小学校の受験にチャレンジして合格するためには、そこからのかなりの努力と圧倒的なパフォーマンスが必要になることもあるでしょう。
反対に、「年長児限定」での説明会を開催している私立小や、そもそもの説明会が開催されていない国立小では、
年長スタートでも合格できる可能性は充分にあります。
年中さんの時点からスタートするのであれば、
年中時から参加できる私立小学校のイベントに一通り参加することで、受験の全体像をつかみ、
(実際に受験する・しないを含めた)ご家庭の方向性を定めることができるはずです。
Q)受験に向けたお教室に通い始めるのは、いつからが適当か?
今回のご質問、もう少し具体的に踏み込んだ「お教室に通い始める時期」についても気になるかもしれません。
小学校受験に向けたお教室には、いつから通い始めるのがベストなのでしょうか?
A)お教室でお勉強を進めるの準備が整い次第の参加がおすすめです
これも同じく、「早くからお教室に通う方が、余裕を持って受験の準備が進められるから良い」と言いたいところなのですが、
現実問題として、「(集団指導の)お教室に参加してお勉強を進めていくことが有効かどうか?」という判断ラインが存在します。
それが、
・椅子に座って先生やお友達の話を(見て・)聞くことができるか
・ものごとに興味を持って、集中して取り組むことができるか(具体的には「1つの活動に10分程度は集中して取り組めるか」)
・自分の「やりたい」を抑えて、お教室での活動に参加することができるか
です。
お教室でのお勉強に取り組む場合でも、
その時の「お勉強の内容」に意識を向けることが重要になります。
そして、小学校で集団での活動に取り組む環境の中では、
必要に応じて自己抑制をすることが必要になってきます。
こうした力は、もちろん個人差もありますが、年中さんになるくらいには、身につけられているお子さまも多くなります。
こうした点も踏まえつつ、
小学校受験協会では、年中さんの4月から参加できる、月2回のレギュラークラス(定期教室)を開講しています。
集団学習が難しそうな場合は、個別指導型の学習が効果的
集団学習の環境で、「お約束を守る」ことが難しいお子さまの中には、
学習意欲や思考力・認知能力はむしろ発達している、というお子さまも少なくありません。
こうしたお子さまであっても、いずれ(小学校受験本番までには)、自己抑制能力も身につけていく必要がありますが、
学びはじめの段階で、のびのびと学びに向き合い理解を深めていくためには、個別学習(個別指導)の方が効果を得やすいです。
いずれの場合も、「ご家庭での意図と準備(環境設定)」が鍵!
お教室に通い出す時期だけが重要なのではありません。
むしろ、お教室で情報を得ながら、ご家庭で何を意識し、どのように準備を進めていくかが大切です。
もし、「小学校受験」を意識し始めるのが遅めであったとしても、
それまでに、わが子の学びに対してさまざまな意図をしてきたご家庭であれば、
その土台の上に「受験対策」を積み上げていくことが可能です。
小学校受験に向けたお教室の使命は、
教室に通うお子さまたちが、各単元を理解できるようにする授業を提供することだけではなく、
授業をきっかけとして、ご家庭の中の学びの意識を高め、日常生活が受験対策にもなっていくような環境づくりのお手伝いをすることだと思っています。
小学校受験に関する「ご質問」をお寄せください
今年のブログでは、小学校受験にまつわるQ&Aをお届けしていきます。
お教室に通っている会員の皆様をはじめ、
小学校受験を考えている皆様からの、受験対策の現場からのリアルな「ご質問」を募集します。
ご質問の内容については、ブログにて順次お答えしていく予定です。
ぜひ、お気軽にお声をお寄せください。