【Q&A-2】小学校受験って、そもそもどんな子が向いているの?

前回に引き続き、今回も、小学校受験にまつわるご質問にお答えしていきます。
Q)小学校受験に向いている子は、どんな子?
小学校受験に取り組もうかと考えているのですが、「はたして、わが子が小学校受験に向いているのだろうか?」というのが気がかりです。
「小学校受験に向いている子」は、どのような子でしょうか。
これは、お教室の体験レッスンにお越しいただく保護者の皆様の中からのご質問の中でも、よく聞かれます。
今回は、この疑問についてお答えしていきます。
A)「この子は小学校受験に向いていない」という結論は下せません。
小学校受験において、
「ご縁をいただきやすいお子さまに備わっている能力」というのは、いくつか存在します。
具体的には、
・数や形の操作や言葉、身近な事象についての知識や理解
・自分の身の回りのことを自分でできる能力
・その場で出される指示を理解し、記憶する能力
・自分の考えを、言葉や絵画・作品を通して明確に表現する能力
・はじめて会う先生やお友だちとも、恥ずかしがらずにコミュニケーションをとる能力
・自分の身体を思い通りに動かす運動能力
・目の前の課題に真剣に取り組む姿勢・表情・眼差し
・「自分のやりたいことや意見」を持ちつつも、場の状況に応じてそれを抑制することができる能力
などといった能力です。
これらの能力は、2〜3歳の時点でも、発達の様子が見られるはずです。
(もう少し言い方を変えると、「個人差が見えてくる」といった方が良いかもしれません。)
他のお友だちと比較したときに、ある力が身についてきていない様子を見ると、
「これは、わが子にとっては苦手だな」と感じることも、あるかもしれません。
ですが、とくに幼児期においては、
多くの場合、それらは「苦手」なのではなく、
単純に「未発達」なだけである場合が多いです。
ある能力を身につけようとしたときに、
すぐに、その能力を習得できる子と、
能力の習得に時間がかかる子は、確かに存在します。
ですが、その能力を伸ばそうと意図して、適切な量の積み重ねをしていけば、
着実に、その能力がついていきます。
さて、小学校受験でご縁をいただきやすいお子さまに備わる能力について、あらためて見てみましょう。
・数や形の操作や言葉、身近な事象についての知識や理解
・自分の身の回りのことを自分でできる能力
・その場で出される指示を理解し、記憶する能力
・自分の考えを、言葉や絵画・作品を通して明確に表現する能力
・はじめて会う先生やお友だちとも、恥ずかしがらずにコミュニケーションをとる能力
・自分の身体を思い通りに動かす運動能力
・目の前の課題に真剣に取り組む姿勢・表情・眼差し
・「自分のやりたいことや意見」を持ちつつも、場の状況に応じてそれを抑制することができる能力
これらの能力は、仮に小学校受験に取り組まなかったとしても、
どの小学校に入学することになったとしても、
充実した学校生活や、ひいては豊かな人生を歩んでいくために重要な能力ではないでしょうか?
小学校受験に取り組む保護者の皆様が直接的に意図するのは、「志望する小学校に合格する」ことかもしれません。
しかし、その取り組みの大きな副産物として得られるのは、
わが子が、バランスをとりつつ理想的な育ちや成長を実現することでもあります。
この副産物こそが、むしろ
小学校受験に取り組んだ方が、その取り組みに応じて等しく得られる財産であると思っています。
すべての能力が突出している子はいません
実際に、小学校受験に取り組み、「合格」をいただいたお子さまたちを見ても、
上記に挙げる能力の全てが秀でていた、というパターンは滅多にありません。
むしろ、ある特定の能力において、「大きく伸ばすことが必要である」という課題を抱えていることの方がほとんどです。
「このままだと、さすがに小学校受験でご縁をいただくのは難しいかもな」
といった状態にあったお子さまたちが、
それぞれの課題を克服し、見事に合格を勝ち取った……という事例が、いくらでもあります。
ですから私は、小学校受験に取り組もうとする「スタート地点」において、
「このお子さまは小学校受験に向いてませんよ」と断言することはできません。
小学校受験に必要とされる能力は、
そうした力を「身につけていく」ことを意図した上で、
お教室でのお勉強や、
そもそもの土台となるご家庭での日常生活や学びを積み重ねれば、
最終的に、身につけていくことができます。
(強いて、「小学校受験に向いていない」場合を挙げるとするならば、上記の能力を総合的に身につけていくことに対して、お父さまやお母さまが賛同しない場合です。「ペーパーテストでハイスコアを取ることこそ至上」といった信念がある場合などは、近年変化してきているとはいえ、中学以降の受験の方が、まだ「性に合う」はずです。)
もちろん「何を目指して取り組むか」にもよりますが、
小学校受験は、合否以上に得られるものが大きい、と私は考えています。
この感覚に共感できるお父さま・お母さまには、
ぜひ、小学校受験も意識しつつ、普段のお子さまの育ちを見つめ、関わっていってほしいと思っています。
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今年のブログでは、小学校受験にまつわるQ&Aをお届けしていきます。
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