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行動観察における私立・国立の違い(1)

本日から3回にわたり、

「行動観察における私立・国立の違い」について触れていきます。

来週、4月13日には、4月のグループ対策講座が、
そして、4月27日には、金生先生の行動観察講座が開催されます。
 
毎月実施している行動観察講座ですが、
そのお申し込みに際し、
私立小と国立小の行動観察に、違いはありますか?
というお問い合わせを、いくつかいただいています。
 
そこで今回は、
「行動観察における私立と国立の違い」について、まとめていきます。
 
 
 
まず大前提として、小学校受験を「私立小」と「国立小」に区別をすることについては、
両者の「おおまかな傾向」がわかる、という程度にとどめておく
という態度は必要です。
 
 
例えば、国立大学附属小学校をとってみても、
筑波大学附属小学校と、
東京学芸大学附属竹早小学校は、
地理的に近接しているため、両校ともに出願されるご家庭も多いです。
 
ところがこの2校は、そもそもの教育方針が対照的であり
(筑波小が、勝敗を意識して競い合うことで成長を促すとしたら、竹早小は優劣や評価といったものを表に出さない傾向にあります)、
本番で課される課題の内容も違えば、合否の判断基準にも違いがありうるとも言えます。
 
 
同様に、私立小学校についても、
・共学校か男女別学か
・大学の附属校か中学受験も意識した学校か
・宗教的なバックグラウンドが何か
などによる学校ごとの違いもあれば、
それぞれの学校に対する出願者の動向についても、さまざまです。

その上で、「私立小」と「国立小」という分け方をすることが適切かと問われると、
それは必ずしも適切な区分とは言えないかもしれません。


ただし、私立小と、国立小という区分で考えた場合でも、
両者にはいくつかの違いが存在しています。
その違いを踏まえたときに、私立小受験と国立小受験の性格の違いも、少し見えてくるかもしれません。


明日は行動観察課題における、私立小と国立小の違いを考えるためにも、
私立小受験と国立小受験における性質の違いについて、見ていきましょう。

 


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