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お子さまの認識は「できる自分」それとも「できない自分」?

お子さまの「自己認識」を高めるための声かけとは

 

今回は、お子さまが「できる!」という自信を持てるようにするための声のかけ方について書きます。

 

 

人間、誰しも、

「うまくできる」ということもあれば、

「思うようにできない」ということもあるはずです。

 

そして、「うまくできない」ことでも、

繰り返し取り組むことで、(スピードの差こそあれ)徐々に「できる」ようになっていくものです。

 

 

できないことばかりであった赤ちゃんから、 

成長し、大人になっていく過程で、

 

どんどん試行錯誤練習を積み重ね、

実際に「できる」ことを増やしていける人は、

 

根底に「自分はできる(ようになる)」という思いを持っているようにも思えます。

 

 

 

「自分は、何でもできるようになる」と思えている人と、

「自分は、何をやってもダメだ」と思っている人の違いは、

 

どこに意識の焦点を向けるかです。

 

 

「自分は、なんでもできるようになる」と思っていたからといって、

実際には、「できないこと」の方が山ほどあるはずです。

 

ところが、「できる」と思っていることによって、

実際に、たくさんの「できる」ことを増やしていけているのです。

 

「できる」という意識や認識をしているのは、

身の回りの「できない」に意識を向けるのではなく、

「できる」ことに意識を向けられているからです。

 

今「できる」ことも、

初めは、どれも「できない」ことだった。

 

全ては、「できるようになった」ことであるという経験を心に刻んでいるからこそ、

目の前の「できない」ことも、「まだ今はできないだけ」であることが分かっています。

 

 

「できる」に意識の焦点を当てられるようになるためのヒントは、

幼少期からの声かけにあるようにも感じています。

 

 

「できていないこと探し」よりも、「できるよう(になった)こと見つけ」

 

普段から、わが子の「できていないこと」を探していると、

「ここができていない」

「あそこがうまくいっていない」

といった指摘の声かけをすることが多くなります。

 

そうすると、お子さまは、

「ああ、僕は、これができないんだな。」

「私は、ここが苦手なんだ。」

と思うことになります。

 

苦手意識は、次のチャレンジを遠ざける原因ともなります。

 

 

反対に、

「こんなことができるようになった」

「これが得意になってきた」

と、うまくできるようになってきたことに目を向けていくと、

そのような「成長の体験」を意識させる声かけをしやすくなります。

 

お母さまやお父さまが、普段から「お子さまができるようになった経験」をストックしていたら、

 

うまくできていなくて、お子さまがストレスを感じていても、

「大丈夫だよ。これも練習したらできるようになるよ。」

という声かけが、(努力しなくとも)自然にできるようになるはずです。

 

 

お子さまが、新しいお勉強にも、どんどんチャレンジして学びを深めていけるようになるためにも、

ぜひ、「できるようになったこと」に意識を向けて、お子さまにも伝えていってください。

 

 

 


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   新宿区四谷三栄町

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   3月11日(土)11:00~12:20
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価格:9,000円(税込)
講師:清水先生
教室:小学校受験協会四谷教室
   新宿区四谷三栄町

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