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【筑波小対策】位置の対応・移動などの解答スピードを上げる3つ(2つ)のコツ

「位置の対応」など形を書き写していく図形課題のスピードアップの「コツ」をご紹介します。

 

都内の国立小受験の中でも、

特に難易度の高いペーパー課題が出題される筑波大学附属小学校

 

過去問を手にして、その難しさに驚いたお父さま・お母さまもいらっしゃることでしょう。

 

 

お子さまが、まだ基礎をひととおり理解していない段階であれば、

過去問に取り組むのは時期尚早です。

 

その代わり、年長さんの今の時期でも着実に取り組める

「位置の対応」系の問題について繰り返し取り組むことで、

正確さとスピードを高めておくことが重要です。

 

 

「位置の対応」の問題とは。

 

お手本と同じように形を書き写すような問題です。

 

例えば、このような問題です。

問題例①)左のお手本と同じになるように、赤のクーピーで矢印の先のマスの中に形を書いてください。

 

 

ちなみに、「お手本と同じように書く」という問題以外にも、さまざまな出題方法ができるのがこのような図形課題の特徴です。

 

同じ用紙で、例えば以下のような問題を出題することもできます。

 

問題例②)左のお手本の○を●に、●を○に変えてから、矢印の先のマスのお手本と同じ場所に形を書いてください。(置き換え)

問題例③)お手本の中の○だけを矢印の先のマスに書いてください。(限定)

問題例④)○を左に1つ、●を右に1つ動かして矢印の先のマスに書いてください。(移動)

問題例⑤)左の形が右に2回だけ倒れたとき、中の形はどうなりますか。矢印の先のマスに書いてください。(回転位置移動)

 

全て、同じ方眼上に形を書く問題ですが、

当然ながら、正解はすべて異なります。

 

小学校受験の問題が、設問をよく聞いて理解できないと正解できなくなることも分かるかと思います。

 

 

いずれにせよ、これらの「マスの中に形を書く」系統の問題は、

「同じ場所に形を書く」という「位置の対応」の問題がレベル1の基本です。

 

 

まずは、お手本と同じ場所に形を書く形式で、

繰り返し取り組むことで、

スピードと正確さをつけていきましょう。

ペーパー問題は、全く同じものであっても構いません。

 

 

「位置の対応」系の問題のスピードアップを目指す。 

 

筑波小の図形問題は、

とにかく「難しくて終わらない」というのでも有名です。

 

まずは、「思い通りのところに形をスピーディーに書く」練習を繰り返しておきます。

 

その上で、

「どこに、どの形をどのように書くか」をイメージする力を付け足していきます。

 

答えがイメージできていても、

形を書くのに時間がかかっていると、

解答のスピードを伸ばせないからです。

 

 

「位置の対応」の問題でスピードアップをするコツを3つ紹介していきます。

 

 

スピードアップのコツ①:書き写す順番を決める。

 

基本は、「上段から下段へ」

そして、それぞれの段では「左から右へ」形を順番に書いていくことです。

 

横書きの文章を読む目線の動きで、

横書きで文章を書いたりするときの手の動かし方です。

 

 

それ以外の順番でやってもスピードに大差はないかもしれませんが、

いずれにせよ、「答えを考える順番のマイルール」を作っておくと、

書き漏らしをなくすことにもつながります。

 

そして、後々の「読む」「書く」学習の土台を同時に考えると、

横書きの動きがオススメです。

 

 

スピードアップのコツ②:形ごとに書く

 

これは、先ほどの「コツ①」と矛盾していますが、

特に、置き換え系の問題の場合は、

形ごとに解答をしていくと、思考の手間を省略していくことができます。

 

位置の対応ならば「コツ①」がオススメですが、

置き換えを含む場合は、置き換える形のみを、一種類ずつまとめて書くのがオススメです。

 

例えば、上の「問題例②」であれば、

・まず、○だけを●に置き換えて全て書き写す

・次に、●を全て○に置き換えて書いていく

・最後に、残りの△や×を上段から書き写していく

という流れになります。

 

 

問題のタイプによって、どの順番で解答をしたらよいか、を、

お子さま自身が考えて選択できるようにしていきましょう。

 

お子さま自身が判断できることが、本番での最適な解答方法の選択につながります。

 

 

スピードアップのコツ③:形をやや小さめに書く。

 

お手本と、そっくり同じ大きさで形を書くのではなく、

少しだけ小さめに形を書くことで、

 

「形を1つ書くのに要する時間」を節約することができます。

 

 

もちろん、明らかに小さすぎるのはNGです。

 

「ちょっと小さいかな」くらいを心がけます。

 

 

少なくとも、

「お手本より大きく形を書く」ことにならないように、意識していきます。

 

 

お手本より小さめに形を書くことのメリットは、

解答のスピードアップ以外にも、

万が一、答えを間違えたときに、訂正した答えを書く余白を残せることにもあります。

 

 

 

スピードを追うものの、明瞭な形を書くことは維持する。

 

スピードを意識して形を書く練習をする中でも、

形が崩れすぎて判別できなくならないようにします。

 

 

例えば、○と△が同じ形になっていたり、

△の角の向きの傾きがズレていたりしないように注意は必要です。

また、●は、内部に白いところが残らないように素早く塗りつぶしていきましょう。

(●の塗りつぶしを考えても、「形を小さめに書く」ことは大きな違いを生みます。)

 

 

以上のコツを意識して、繰り返し練習してみましょう。

 

 

春期講習の筑波小ペーパー対策講座(3月18日 10:30〜11:30)でも、

こうしたスピードアップのコツを確認しつつ、

演習を行なっていきます。

 

筑波小の合格を目指してお勉強を進めていく皆様は、

ペーパー学習の基礎固めとしても、春期講習をご活用ください。

 


お申し込み受付中の講座

 

○国立小受験 対策 春期講習

 

①金生先生の行動観察講座…3月11日(土)9:00〜10:30

②清水先生の絵画制作講座…3月11日(土)11:00〜12:20

③筑波小対策 運動講座…3月18日(土) 9:00〜10:00

④筑波小ペーパー対策講座…3月18日(土) 10:30〜11:30

⑤運動講座…3月25日(土) 9:00〜10:00

⑥巧緻性講座…3月25日(土) 10:30〜11:30

⑦口頭試問講座…3月26日(日)9:00〜10:30

⑧オールインワン講座…3月26日(日)11:00〜12:30

 

対象:新年長
価格:①行動観察講座、④筑波小ペーパー対策講座(3/18):10,000円

   ②絵画制作講座、⑦口頭試問講座(3/26)、⑧オールインワン講座(3/26):9,000円

   ③筑波小対策 運動講座、⑤運動講座(3/25)、⑥巧緻性講座(3/25):7,000円(いずれも税込)

講師:藤田
教室:小学校受験協会四谷教室
   新宿区四谷三栄町

 

春期講習のお申し込みは、

専用のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。

 

 

〇金生先生の行動観察講座

日程:2月18日(土)9:00~10:30
   3月11日(土)9:00~10:30
対象:新年長
価格:10,000円(税込)
講師:金生先生
教室:小学校受験協会四谷教室
   新宿区四谷三栄町

■お申込みは、今すぐです。

行動観察講座のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。

 


〇絵画制作講座

日程:2月18日(土)11:00~12:20
   3月11日(土)11:00~12:20
対象:新年長
価格:9,000円(税込)
講師:清水先生
教室:小学校受験協会四谷教室
   新宿区四谷三栄町

■お申込みは、今すぐです。

絵画制作講座のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。

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