願書には、記入を求められていることを書きましょう。

たくさんの、お問い合わせメールをありがとうございます。
講座にご参加いただいた皆様が、それぞれのご家庭で、
お教室でのお勉強の内容に、あらためて取り組み、
学びを深めていっていたり、
準備を進めている様子が、伝わってきます。
お教室でご一緒させていただいている皆様からのメールは、
すべて確認をさせていただき、
必ず、お返事をいたします。
少し、お時間をいただくこともありますが、
もう少しだけ、お待ちください。
願書の特記事項や備考欄は「アピール欄」ではないことに注意が必要です。
現在、皆様からいただくお問い合わせの内容の中で、
もっとも多いのが、
「大泉小の願書の特記事項の書き方について」です。
大泉小の願書の中には、
「◎日常の学校生活を営むなかで、生活面・健康面(アレルギー、継続治療を要する疾病、等)等で、留意すること、配慮を要することがありましたら記入してください。」
という欄があります。
こちらは、特段の留意点がなければ、
「特にありません(ございません)。」
と書けいて問題ない欄です。
「それだと、あっさりしていて物足りない。」
という思いや、
「せっかく、記入できるスペースがあるのだから。」
という思いから、
志望動機や、お子さまの性格や特長について書きたくなるところですが、
そのようなことを記入する欄ではありません。
国立小受験における願書は、あくまでも「願書」であり、
出願のための手続きをするための書類です。
書類の記入や提出方法に不備があれば、「出願が受理されない」ということもあるでしょうが、
願書の内容によって、「合格の可能性が高まる」ようなものではありません。
記入を求められている内容を、丁寧に、正確に記入することで、
出願が受理されることが、願書の記入と提出の最大の目的ですので、
記入を求められている事項以外のことは記入しないようにします。
大泉小の「転居に関わる誓約書」についても、同様です。
記入を求められている内容は、「なぜ引っ越しをしようと考えているのか」ということです。
「引越しをすれば、わが子についてのアピールができて合格に向けたメリットがある」というものではありません。
転居先が決定している「誓約書A」よりも、
転居先が未定の「誓約書B」の方が、
記入欄が広く設けられているのも、
これから、転居先を確定させるまでに、準備を進めることが多く、
そうした準備や手続きについての考え(予定)を記載していただくことになるからです。
願書などの出願書類については、
記入を求められている内容を、ひとつひとつ正確に記入をして、
(事前にコピーを取ったものに下書きをすると安心です。)
週末からの出願に備えていきましょう。
