年の終わりに寄せて
早いもので、今年も、残すところ1日となりました。
今年1年、
教室や講座にてご一緒させていただいた皆様、
本当に、ありがとうございました。
明日は、もう新しい年になります。
「1年の計は元旦にあり」の言葉どおり、明日は、2018年の抱負を立てる日ですが、
その前に、今日、ぜひやっていただきたいことがあります。
それは、
2017年の振り返りをする
今年1年、どんなことがありましたでしょうか。
それぞれの月や、季節で、
どんなことをして、どんなことを感じましたでしょうか。
そんなことを、ご家庭で振り返ってみて、
そして明日、新年の計を立てる。
ご家庭で、そういった習慣をつけていくことが、
将来的に、計画と実行、そして振り返りの、いわゆる「PDCA」サイクルを回していく力をつけることにつながります。
長期のPDCAがあって、短期・中期のPDCAが回る
もっとも、PDCAのサイクルは、1年という長いスパンだけではなく、
3ヶ月ごと、1ヶ月ごと、ともすれば毎日だったり毎回の授業ごとにも回していくことができると、より効果的です。
ですが、短期の計画や行動も、1年の目標のために組み立てていくと、より、結果に繋がりやすくなります。
その場、その場の小さな目標やステップも、大きな目標に向けて組み立てていくことが、大切です。
PDCAで、忘れてしまいがちなこと
「1年の計」は立てていても、
多くの方が、1月のうちにその計画を忘れてしまうそうです。
期間の長さは違えど、
授業前にしたお約束を、途中で忘れてしまうのと、構造は同じように感じます。
それは、
PDCAの「C」が習慣化されていないことが原因となっているのかも、しれません。
一つひとつの、目標や計画に対して、「振り返り(チェック)」をしていく。
そんな習慣を、ご家庭で身につけていくことができたら、
行動に変化が、起きてくるかもしれません。
良かったことも、そうでなかったことも
一つひとつのことに「区切り」をつけていくことが大切です。
そのためにも、
今年あった出来事や、経験を、感情を振り返りながら、締めくくっていくことで、
新しい気持ちで次のスタートをきることができます。
1時間でも、30分でも構いません。
ぜひ、お部屋の大掃除と一緒に、「心の大掃除」も、おこなってみてください。
新年が、皆様にとっても素晴らしい年でありますように。
どうぞ、良いお年をお迎えください。