国立小受験の口頭試問で「声が小さい」を克服するためにはどうすれば良いでしょうか。
まずはお知らせからです。
明日、4/23(木)の15:40~
テレビ東京さまの情報バラエティ番組『よじごじDays』の生放送に、
当協会代表の藤田和彦が出演いたします。
とはいっても、今回のテーマは小学校受験の話ではなく、
小学校高学年の国語・社会・理科についての学習について、
スタジオに向けて出題、コメントさせていただく内容ですので、
小学校受験に向けて準備を進めている皆様にとっては、直接は関係ない「ちょっと先の話」です。
もし、ちょうどご在宅中などでお時間がある方は、
懐かしかったり、新しかったりする小学生の学習内容について、触れてみていただけたらと思います。
初の生放送出演で、緊張のすえ何をしでかすかわかりませんが、
その際は、どうぞご笑覧ください。
さて、本日は、口頭試問で「声が小さくなってしまう」時の対策についてお伝えします。
お家で、口頭試問練習をしても、
どうしても、声が小さくなってしまう。
または、お教室や模試などで、「声が小さい」という評価をもらってしまった。
そのようなご経験は、ありませんでしょうか。
口頭試問の際に、「声が小さくなってしまう」理由は、
・緊張している
・自分の答えに自信がない
・お話するのが恥ずかしい
などといった理由であることが多いです。
つまり、技術的・身体的な問題というよりも、
精神的(メンタル面)に原因があるということが、ほとんどです。
ですから、「声が小さい」という課題を克服するために、
「もっと、大きな声で言ってみようね」とアドバイスをするだけでは、なかなか解決しないかもしれません。
(「分かっていても、身体が言うことを聞かないんだー」と、いう状況だからです。)
では、「声が小さい」ことを克服するためには、どうすれば良いでしょうか。
「声が小さい」ことの原因が、メンタル面にあるのであれば、
心の中の「壁」を取りのぞくようなアプローチが有効です。
つまり、
・緊張する→「相手は自分の話を受け入れてくれるんだ!」
・自分の答えに自信がない→「思ったことを言っていいんだ!」
・お話するのが恥ずかしい→「お話するのって楽しいな!」
といったように、
「お話れんしゅう」をする際の、「心理的不安」を取り除き、
逆に「安心」状態を作り出すことを、サポートの際の第一の目標にすることが大切です。
心理的な「安心感」が、パフォーマンスを最大化する。
不安や緊張などで、気持ちが萎縮してしまっていたら、
本来の力を、うまく発揮することが難しいでしょう。
不安や緊張の原因は何かを考えたときに、
それは、「失敗に対する恐怖」であるとも言えます。
「うまく答えられなくて、怒られたらどうしよう。」
「自分のお話が、受け入れてもらえなかったら。」
「笑われるのは嫌だなあ。」
そんな経験を、過去にしていたりしたら、
自信もなく、縮こまってしまうのは無理もありません。
そして、そうして、うまくいかないことを繰り返すたびに、
ますます、自信を失っていってしまうのです。
対策は、非常にシンプルです。
「声が小さくなる」くらいに、お話をすることに自信がなくなってしまっている場合、
その時の対策は、いたってシンプルです。
どうすれば良いかというと、
お子さまの答えに、「全肯定」を貫くのです。
「ダメだし0(ゼロ)」と言っても良いかもしれません。
たとえ、お声が小さくても、
答えてくれた内容に「いいね!」
目を合わせて答えてくれたことに「いいね!」
「です」をつけて答えられたことに「いいね!」
まっすぐ立っていたことに「いいね!」
そう言った、ポジティブなフィードバックを返してあげるのです。
もし、何も答えられなかったとしたって、
答えを、考えてくれたことだけでも「いいんだよ!」
そうやって、口頭試問に向けての取り組み、ひとつひとつに「いいね!」「よかったよ!」という風に言葉を返していきます。
それを、繰り返していくうちに、
お子さまたちは、だんだんと、自信がついてきて、
目を輝かせて、自分の考えを説明してくれるようになっていきます。
最初から、自分の思ったことをたくさんお話できるお子さまもいれば、
なかなか、自分の考えを言葉にできないお子さまもいます。
それでも、
たくさん、お話の機会を持つ中で、
ひとつひとつの言葉を、受け止めていくことで、
「お話すること」が、だんだんと楽しくなっていくはずです。
「もっと、こんな風にお話した方がいいんじゃないかな」
「もっと、ここを直したら…」
そんな気持ちは、いったん、置いておきましょう。
口頭試問の「お話をすること」だって、
楽しく取り組んでいくことが、まずは、何より大切です。
ぜひ、
「今、できていること」に100%着目をして、
楽しい「お話れんしゅう」の時間を過ごしていってください。
新年長さんに向けた春の特別講習として、3本立ての講習会を開催いたします。
新型コロナウイルス感染症に関する休業要請などを受けて、スケジュールが変更となっております。
早くからお申し込みをいただいていた皆様には、スケジュールの延期により開催をお待たせしてしまい申し訳ございません。
講座の詳細は、下記をご参照ください。
春の特別講習①「行動観察講座」
2020春期・行動観察講座日 時:2020年5月16日(土) 10:00〜11:30 会 場:日本児童教育専門学校 対 象:年長のみなさま 講習費:8,000円(税込) |
春の特別講習②「口頭試問&運動講座」
2020春期・口頭試問&運動講座日 時:2020年5月23日(土) 10:00〜11:30 会 場:日本児童教育専門学校 対 象:年長のみなさま 講習費:8,000円(税込) |
春の特別講座③「制作講座」
2020春期・制作講座日 時:2020年6月6日(土) 10:00〜11:30 会 場:日本児童教育専門学校 対 象:年長のみなさま 講習費:8,000円(税込) |
春の特別講習 お申し込みは
講習のお申し込みは、3講座とも
ホームページ上で受付中です。
お申し込み専用ページは、こちらです。
テーマを絞った特別講習で、
皆様と一緒にお勉強ができるのを、楽しみにしています。
新年長さん・新年中さん向けの定期教室の詳細はこちらから。
体験レッスン受付中
対象:年長・年中 料金:3,000円 特典:図形センスを磨く「紙パズル」をプレゼントします! |