今年ラストの定期教室も、ご参加ありがとうございます。
先週末は、今年最後の国立小受験 専門 定期教室でした。
レギュラークラスとしては、2021年の最終回となった先週末のクラスも、
満員御礼で、90分間のお勉強に取り組みました。
新年長クラスの第2回だった今回のお教室のテーマは
「数の構成」「数の増減」「長短比較」の3本立てで、
学習単元が盛りだくさんで取り組みました。
「数の構成」については、
親子でも、ゲーム感覚で取り組んでいって、
数の変化を順に考えることなく「即答」できるところまでを目指してみてください。
10までの数が「いくつといくつに分けられるか」ということを把握しておくことは、
小学校受験はもとより、
就学後の算数学習においても、非常に役に立ちます。
(算数学習においては、繰り上がりの足し算・繰り下がりの引き算までを「即答」レベルに持っていくことが重要です。ただし、小学校受験においては2桁の数の構成の理解を求められることはまずないと考えて良いです。小学校受験期には、せめて10までの数の構成をマスターできるようにしておきたいところです。)
小学校受験について考えると、
「足し算」や「引き算」の計算ができたり、
その立式ができる必要は、ひとまずはありません。
(そもそも、数字を書くことが要求されない・できないのが小学校受験の特徴です。)
その代わり、
「お話の中での数の変化をイメージする」ことや
「約束による数の増減をスムーズに処理する」力は、身につけておく必要があります。
数が「増える」「減る」といった言葉を理解することも、
数の学習を進める上では大切な要素のひとつです。
日常生活の中でも、数が増えたり減ったりと変化する機会に着目して、
意識を向けてみてください。
授業の中で取り組んだことについては、ご家庭でも、繰り返し、繰り返し取り組んでみてください。
授業の前の「予習」の段階で、
あるいは、授業の時間を通して、
「理解できた」ということは、授業の場での「できた」で確認ができるでしょう。
授業の時点で「できていること」「わかっていること」は、
「よしよし、その調子」と捉えていってください。
反対に、
授業の時間では、いまひとつ理解できなかった、ということもあるかもしれません。
そういったことは、
ご家庭の中で、あらためて振り返りをしてみて、
「なるほど、そういうことだったのか!」という理解に変えていってください。
お教室の中で、「できるようになると良いこと」を確認しつつ、
ご家庭でのお勉強にも活かしていっていただけたらと思っております。
そして、
ご家庭の中でのお勉強の進め方についても、
お困りの場合は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
今年も残りわずかとなってまいりましたが、
年末も、ご自宅で学びを積み上げてまいりましょう。
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