※年長さんクラスの体験は、定員に達したため現在お待ちいただいております。
空きが出ましたら、お申込順にご案内差し上げます。
ペーパー・製作課題における大切な「態度」について
夏の特別講習について
前回のブログにて、夏の特別講習の詳細について、本日お知らせと書きましたが、
講座の詳細について、現在、少し調整をしております。
詳細をお待ちだった皆様、お待たせしてしまい申し訳ございません。
どうか、もう少しだけ、お持ちください。
ペーパー、製作の際の大切なお約束「隣を見ない」
今日は、ペーパーや制作に取り組む際の「お約束」について書きます。
ペーパーや制作課題に取り組む際の基本的なお約束としては、
①お話をしないで取り組む
②「はじめ」と「やめ」の合図を守る
③隣を見ないで取り組む
といったお約束があります。
このうち、
①お話をしない
②「はじめ」と「やめ」の合図を守る
の2つについては、後々から意識をしていっても身につけることができます。
ですが、
③隣を見ない
については、
早いうちから、意識をしていくことが大切です。
なぜなら、
「周りのお友達が、どうしているか気になる」という感覚から隣を見てしまう癖は、
なかなか、直すことが難しいからです。
「隣を見ない」お約束を守れるようにするために
ペーパー課題に取り組む際に、隣を見ないようにするために、
もちろん、意識づけとして、「隣を見ないようにする」ということを心がけることは大切です。
ただ、それだけでなく、
「何がなんでも正解しないといけない」という意識を、強めすぎないことも大切です。
たとえば、
ご自宅でペーパーに取り組む際、
あるいは、お教室や模試などで取り組んだペーパーを持ち帰った際に、
ペーパーに「正解した」「間違えた」ことにばかり注目して、
「できた」ことに対して褒めたり、
「間違えた」ことを追求したり、叱ったり、
といったことを繰り返すと、
「次のペーパーでは(でも)、絶対に全問正解しなくては」
という気持ちが強まってしまいます。
もちろん、そういった思いから、「お勉強に身が入る」ようになるのであれば、それは良いことなのでしょうが、
ペーパーに正解するために、
制作を完成させるために、
「手段を選ばない」ことが、一度成功してしまうと、
繰り返し「隣を見る」ようになってしまいます。
また、幼稚園や保育園などでの活動でも、
「周りの行動に合わせれば、うまくいく」ということも多くあるでしょうから、
「隣を見て答えを考える」ことは、習慣になりがちです。
そうならないためのポイントとしては、
ご自宅での学習の時に、「正解」「不正解」ではなく、取り組み方の姿勢(「真剣に取り組んでいた」など)をほめるようにすること、
そして、ご自宅でのペーパー学習についても、
めざすのは「ノーヒント」で取り組むことです。
(理解を深める際には、適宜ヒントを伝えながら取り組むことも必要です。)
「ひとりでできた」ということに、
正解・不正解よりも重きを置くようにします。
やはり、「できた」というのは嬉しいことですから、
それを実現するために、いわゆる「カンニング」をしたくなる気持ちも分からなくもないですが、
その気持ちを抑えて、「自分で考えた」ということを、
ことペーパー、制作においては重視するようにします。
(ただ、何事も「ひとりでやる」という意識ですと、行動観察のグループ課題などがネックになってしまいます。「自力でやる」というのは、あくまでも「テスト」や、「ペーパー」「制作」の際の限定、と捉えるのが良さそうです。)
お教室の評価に関しても、
「できた」「できなかった」という項目よりも、
「姿勢」「態度」のポイントを、意識して見てみるようにしてみてください。
新しい、気づきや発見が、あるかもしれません。
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