お正月に取り組んでほしい、「知育的あそび」
お正月も、2日目が終わろうとしています。
今日は、おせち料理に、お雑煮、お汁粉を食べて、
久しぶりに、河原で「たこあげ」もしてみました。
みなさまも、お正月ならではの遊びなどで、
ぜひ、お正月をたくさん感じてみてください。
さて、今回は、
そんな、お正月ならではの遊びの中でも、
特に、知育としてオススメの遊びをご紹介します。
ぜひ、お正月に取り組んでみてほしい遊び、
それは、
「すごろく」です。
なぜ、「すごろく」がオススメかというと、
小学校受験にもつながるような知育的な理解を、遊びながら深めることができるからです。
その理由を、以下にいくつか挙げていきます。
「すごろく」を通して身につく知育的な側面
①サイコロを使った、立方体の理解ができる。
サイコロの「目」の数に着目します。
すると、
○が、1個の面から、6個の面、
合わせて、6つの面があることが分かるでしょう。
この知識が、
「立方体の面は6つ」という理解につながります。
②サイコロを使った「7の構成」の学習ができる。
サイコロをふった時にでた目の、「裏側の目」はいくつになっているでしょうか。
サイコロは、両側の面の目を合わせると、「7」になるようにできています。
その組み合わせは、
「1」と「6」
「2」と「5」
「3」と「4」
です。
「それって、どういう決まりがあるの?」などと質問をしてみることで、
「あわせて」といった算数ことばの表現なども使って考えるようになれば、さらに、理解が深まります。
「2」と「5」という数字だけで「7」のイメージができなくても、
両側の目を、「(オモテ)1、2」「(ウラ)3、4、5、6、7」というふうに数えていくことで、「7の構成」を理解していくことができます。
③「位置の移動」についての理解が深まる。
「すごろく」では、「サイコロをふって、出た目の数だけ進む」のがルールです。
また、止まったマスの中には、
「○つ進む」
「○つ戻る」
といった指示も含まれています。
位置の移動において、
いま、止まっている場所を「1」と数えてしまう場合がありますが、
すごろくで、遊びながら「○つ移動する」感覚をつかんでいけば、
「止まっている場所は「0」だよ」といった、複雑な説明をする必要がなくなります。
言葉で説明を尽くすよりも、
実際に、移動を繰り返した方が、
理解はスムーズに深まるのです。
④行動観察に必要な、「ルールを守る」「待つ」練習にもなる
これは、「すごろく」に限ったことではないですが、
ゲームに取り組むことで、行動観察に必要な力が身についていきます。
それは、「決められたルールを守る」ことであったり、
「自分の順番が来るまで、待つ」ということでもあります。
とくに、
多くの人が集まることが多いお正月だからこそ、
普段は、なかなかお話しすることがない親戚の方など(大人の方のみならず、年齢の違う子ども同士も含めて)とも、
ゲームを通して関わることができると、良い経験になるでしょう。
「すごろく」に限りませんが、
ぜひ、このお正月の機会を生かして、
楽しみながら、学びにつながる力を深めてみてください。
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