【幼児〜小学生】すごろく遊びの面白ルール・ネタ4選!サイコロゲームで算数脳を鍛える

お家遊びの定番である「すごろく」。
昔ながらの遊びというイメージがあるかもしれませんが、
実は「サイコロを振ってコマを進める」というシンプルな動作の中に、子どもたちの思考力や社会性を育む強力な知育要素が詰まっています。
特に小学校受験を控える幼児にとって、
すごろくはペーパー課題のつまずきを解消し、行動観察の土台を作る「有能なゲーム」です。
また、サイコロのルールを少し工夫するだけで、小学生になっても算数脳を鍛える遊びとして長く楽しむことができます。
この記事では、すごろく遊びがもたらす知育効果と、ご家族で盛り上がる「サイコロを使ったすごろくの面白ルール(ネタ)」をご紹介します。
ぜひ、週末の家族時間に取り入れてみてください。
「すごろく」をして遊んでみましょう。
先月の「国立小受験 専門 定期教室」でも、
「サイコロ」を使った学習に取り組みました。
ご家庭でも、実際にサイコロを使って、
順番に、サイコロを振ってコマを進める「すごろく」に取り組んでみてください。
なぜ「すごろく」が小学校受験や知育に役立つのか?
ペーパー課題「位置の移動」の数え方が自然と身につく
定期教室でも取り組みますが、
「位置の移動」という単元があります。
例えば、方眼上の位置について、
「上に2つ、右に3つ動かしてください。」
といった指示があるときに、
今いるところを「1」と数えてしまうことがあります。
(つまり、実際には「上に1つ、右に2つ」しか動いていない、ということになります。これは、同じ方眼マスの位置を問う問題で、「上から2番目の右から3番目」という出題があり、これと混同している可能性が考えられます。)
この「位置の移動」の間違いを、「移動の時は、今いるマスは数えないよ」と教えていくわけですが、
このことを教える際に、
「今いるマスが「0(ゼロ)」だよ」
という教え方をする様子が見られたりします。
これは、位置の移動の数え方の本質からすると、少々おかしいです。
「方眼上の位置」の問題では、
「上から2番目」を見つけるときに、
上の段から順番に「1番目、2番目」と数えます。
さらに、「右から3番目」と言われたら、
一番右のマスから順に「1番目、2番目、3番目」と数えます。
つまり、マスを数えながら正解の位置を把握します。
ですが、「位置の移動」においては、
数えるのは「マスの数」ではなく、
「移動した回数」を数えます。
ですから、より正確には、
今いるマスから、隣に1マスずつ動かす、その動きを「1」「2」「3」…と数えるのです。
この微妙な違いを、理論、理屈でお子さまに理解させるのは、ちょっと難しいです。
むしろ、そこまでを理解させる必要はないでしょう。
上記の話は、大人側が、お子さまが学習に取り組む様子を確認するために把握しておけば良いことだからです。
ですが、かといって、
ペーパー学習だけで「正しい動かし方」をマスターさせるのは、少々、骨が折れます。
(というよりも、ペーパー教材に若干の「色気」が足りない、というのが実際のところかもしれません。)
簡単な解決策があります。
それが、この「すごろく」です。
すごろくのルールを理解していれば、
「○こ動く」という表現で混乱することはありません。
そうすると、位置の移動だけでなく、
「観覧車」などの回転推理の問題や、
「回転図形」などの問題の一部においても、
スムーズに解答できるようになっていきます。
これらの問題は、小学校受験においても「発展」レベルの問題であると考えてよく、
実際に取り組むのは夏頃からでも構いませんが、
その前に、この「○こ移動」の感覚を理解できていないと、回転の課題でつまづき、苦手意識となりやすいです。
結論)
すごろく遊びで、位置の移動を理解してしまうのが得策です。
行動観察の土台「ルールを守る・気持ちの切り替え」が学べる
さらに、すごろく遊びをすると、
「順番を守る」
「マスに書いてあるお約束を読み、そのお約束を守る」
といった「お約束の理解し守る」力を伸ばすことにもつながります。
(お約束を「読む」ことは受験には不要ですが、就学前から読みはできるようにしておきたいです。)
さらに、ゲームですから勝ち負けがつきものです。
勝ち負けによる気持ちの上下動から、さらにその気持ちを切り替えることも経験できます。
これらが、すべて「行動観察」における土台にもなるのです。
【幼児〜小学生向け】サイコロを使ったすごろくのルール・ネタ4選
「サイコロで出た目の数だけ進む」という一般的なルールに慣れたら、
以下の特別ルールですごろく遊びをすることで、算数学習に使う力を自然と養うことができます。
ルール1)「出た目の数より1つ多く(1つ少なく)進む」(数の多少)
目の数から進む数を考えることで、自然と「+1」や「−1」の計算をしていることになります。
ルール2)「出た目の裏側にある目の数だけ進む」(7の構成)
「サイコロの向かい合った面の目の合計が7」というお約束を前提として、見えていない目を当てる中で、
7を作る「1・6」「2・5」「3・4」の組み合わせが自然に頭に入ります。
ルール3)「サイコロを2個振って、出た目の合計だけ進む」(数の合成)
2つのサイコロの目の数を数える(計数)だけでも、それなりにお勉強要素があります。
サイコロの目は、●をひとつずつ数えなくても、形で「いくつの目」かが分かるようになりますので、
遊びながら、「あわせていくつ」を考える機会を作ることができます。
サイコロを2回分まとめて振るわけですから、通常のすごろくの半分の時間で「上がり」となります。
ルール4)「サイコロを2個振って、出た目の数の違いだけ進む」(求差)
数の違いを考える問題です。大きい目の数から小さい目の数をひく、引き算の学習でもあります。
こちらは、サイコロを1個振るのと比べて、進み方が約半分になります。
その都度ルールを変えて取り組むことで、いろいろなバリエーションで遊べます。
すごろくのシートは、好きなキャラクターなど、お子さまが楽しめるもので構いません。
繰り返し、ご家族で遊べるような知育遊びとして、ぜひ、すごろく遊びに取り組んでみてください。
「遊び」の中にある学びの種を、確かな実力へ
今回ご紹介した「すごろく」のように、
子どもたちは「楽しい遊び」を通してこそ、数の概念やルールの本質を最も深く吸収します。
ペーパー学習だけで「正しい動かし方」を無理やり覚えさせるよりも、
実体験を伴うゲームのほうが、結果的に高度な応用問題(回転推理や位置の移動など)もスムーズに解けるようになります。
当教室の「国立小受験 専門 定期教室」では、
2017年から複数年にわたって蓄積してきた指導データと保護者様からのヒアリングをもとに、
幼児が最も集中し、効果的に学べるカリキュラムを構築しています。
各クラスにはメイン講師に加え、複数のサポートスタッフを配置し、
お子さま一人ひとりの「わかった!」「できた!」という瞬間の表情を見逃さず、細やかにフォローできる体制を整えています。
「ペーパー学習で行き詰まりを感じている」
「楽しみながら、本番で通用する思考力と行動観察の力をつけさせたい」
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