小学校受験「方眼上の位置」攻略!「上から○番目、右から●番目」を暗記せず解く視線トレーニング

小学校受験のペーパーテストにおいて、「方眼上の位置」の問題は、記憶力だけでなく「正確に情報を処理する力」が問われる問題です。
「上から○番目の、右から●番目…」という複数の条件を一度に記憶しようとして、混乱してしまうお子さまは少なくありません。
実は、この課題を解くために「暗記」は必須ではありません。上位校に合格するお子さまの多くは、耳から入る情報に合わせて、特定の視線の動きを習慣化しています。
今回は、設問を記憶しなくても確実に正解を導き出せる「視線誘導の5ステップ」と、ご家庭で今日からできる具体的なトレーニング法を解説します。
※他の単元の解き方や、ペーパー対策の全体像を知りたい方は、こちらの【ペーパー対策完全ガイド】もあわせてご覧ください。
【小学校受験】ペーパー対策完全ガイド|全単元の「解き方」と家庭学習のコツを総まとめ
方眼上の位置
問)四角いマスの、上から3番目の、右から2番目のお部屋に、赤の○をかいてください。

小学校受験の対策を進めていく上で、この「方眼上の位置」の問題に苦戦するお子さまも、多いようです。
特に、「上から3番目」と「右から2番目」という2つの条件の組み合わせを、正確に記憶できないことが、回答のネックになっていることが多いです。
「二つの条件を一度に覚える」問題は、かなりの高難度と言えます。
これは、「比較の学習」の問題
「〇〇より大きく(長く/重く/etc…)て、△△より小さい(短い/軽い/etc…)」という問題が、
いずれも高難度であることからも明らかです。
(個人的に、「『よりより』の問題」と呼んでいるこのタイプの問題は、お教室でも正答率がだいたい2割程度となってしまうような「難問」です。)
お子さまにとっては、短い設問でも、記憶することが難しいのに、
条件が複数になってしまえば、それだけ難易度は高くなるといえます。
それだけの「記憶力」が身についていればよいのですが、
そこまでに至っていなければ、「設問を記憶して答える」方法で取り組むのは、「部が悪い」と言えるでしょう。
「方眼上の位置」の問題は、「設問の記憶」をしなくても正解できる。
ご安心ください。
この「方眼上の位置」の問題、
実は、「設問を正確に記憶する」力がまだ身についていなくても、
確実に正解をする方法が存在します。
その方法は、設問を聞きながら「視線で追いかける」という方法です。
「方眼上の位置」の問題に正解することができているお子さまは、
問題文が読まれているときに、ある特徴的な視線の動きをしています。
以下で、先ほどの例題をもとに、設問の読み上げに合わせた「視線の動き」を示していきます。
四角いマスの、上から

3番目の、

右から

2番目のお部屋に、

赤の○をかいてください。

この順番で、目線を動かすことができていれば、
「はじめ」の合図があった後にやるべきことは、
赤いクーピーを手に取って、「正解」の場所に○を書くだけです。
この領域に到達することができるようになるためには、以下のステップを踏みます。
①「上(下)から○番目」だけの設問が理解できる。

つまり、「上下比較」の問題です。
方眼マスと違い、縦の区切りがないものからスタートします。
②「右(左)から○番目」だけの設問が理解できる。

「左右比較」です。
「上下」よりも難しい、「右と左」を理解することが、ひとつのハードルとなります。
毎日の生活の中で繰り返し確認をして、「左右」の区別が理解できるようにしていきましょう。
③方眼マスの中で、「上(下)から○番目」「右(左)から●番目」の場所を指でなぞれるようにする。

たとえば、単に「上から3番目」といった時点では、
5つのマスが該当していることを理解します。
そして、「上から」と言われた時点で、
いちばん上から順番に、「上から1番目」「(上から)2番目」「(上から)3番目」と、指で場所をなぞるようにします。
上下の位置がわかったら、次は左右です。

先ほどの目線の動きを、
「指でマスをなぞりながら」追いかけていくようにします。
まずは、設問をまとめて読むのではなく、
「上から3番目のマスを、指でなぞってください。」
「その中で、右から2番目のマスを指さしてください。」
と、順番に指示を出して、正しく指を動かせるか確認していきましょう。
④設問の読み上げに合わせて、指で追いかけられるようにする。
指でなぞる手順を理解したら、
「上から○番目の、右から●番目」といった設問の読み上げに合わせて、
指を動かしていくようにします。
順番に指を動かすよりも、スピードが要求されます。
ですが、
設問の読み上げのスピードに指がついてこれるようになれば、「方眼上の位置」は、もうマスターしたようなものです。
⑤手をおひざにして、設問の読み上げに合わせて「目だけで」追えるようにする。
これができれば、「はじめ」とともに、解答をすることができるようになります。
もし、筆記具を取ろうと目線をきってしまうことで正解の場所を見失うようであれば、
「はじめ」の合図の直後に、聞き手とは逆の手で「正解」を指さしておいて、
それから、筆記具を手にとるようにすれば、
指とクーピーを交換するようにして○を書くことができます。
以上のステップを順番にマスターしていけば、「方眼上の位置」の問題は安定して正解できるようになります。
「方眼上の位置」のペーパー問題に苦戦している場合は、
上記の①〜⑤の順番で練習をしてみてください。
着実に、正解を選ぶ目線の動きを、マスターできるようになるはずです。
ペーパー問題にスムーズに正答するための「コツ」もあわせてお伝えします。
「方眼上の位置」の課題は、お子さまの目の動かし方ひとつで、正答率が劇的に変わります。
しかし、ご家庭で隣について見ていても、どの瞬間に視線がズレているのかを見抜くのはなかなか難しいかもしれません。
当教室では、こうしたペーパー課題における「視線」や「指の動き」を細かく分析し、お子さま一人ひとりに合った最短ルートでの解答法を指導しています。
「家で教えても、条件が重なるとすぐ忘れてしまう…」
「効率的な教え方の型を身につけさせたい」
そのような方は、ぜひ一度体験レッスンへお越しください。
理解できていない中で正解させることを目指すテクニック偏重の指導ではなく、
問題の内容を理解した上で、記憶に頼らず、自信を持って解き進められる「ペーパー学習の型」をお伝えします。
現在、年中クラス・年長クラスともに体験レッスンを受付中です。
各クラス定員制のため、満席になり次第募集を締め切らせていただきます。
▼ 定期教室のカリキュラム・詳細はこちら
国立小受験対策の塾・教室(新宿区四ツ谷)|定期教室・年長クラスのカリキュラム・日程・費用【2026年度】
国立小受験対策の塾・教室(新宿区四ツ谷)|定期教室・年中クラスのカリキュラム・日程・費用【2026年度】
※定員制のため、定員に達したクラスから順次受付を終了いたします。