2月9日からスタート!「立教小学校 対策講座」を開講します。

「立教小学校 対策講座」を新設いたします。
レギュラークラスに加えて、毎月開催する専科クラス
昨年に引き続き、
・筑波大学附属小学校 対策講座
・お茶の水&竹早&大泉小対策 ノンペーパー講座
・清水先生の絵画制作講座
・金生先生の行動観察講座
の4講座が、今年も開講します。
そして、今年は、
「立教小学校 対策講座」
が新たに開講します。
立教小学校 対策講座
日時:
第1回…2月9日(日) 9:00〜10:30
第2回…3月9日(日) 9:00〜10:30
第3回…4月6日(日) 9:00〜10:30
第4回…5月4日(日) 9:00〜10:30
第5回…6月8日(日) 9:00〜10:30
第6回…7月6日(日) 9:00〜10:30
第7回…8月3日(日) 9:00〜10:30
第8回…9月7日(日) 9:00〜10:30
第9回…10月5日(日) 9:00〜10:30
対象:新年長(2019.4.2~2020.4.1生まれ)
価格:各回13,000円(税込)
講師:清水先生
教室:(2/9のみ)小学校受験協会四谷教室
〒160-0008 新宿区四谷三栄町23-32 酒井ビル2階
(2/9以外)MOCOPLA四谷教室(外部会場)
〒160-0004 新宿区四谷2-10-5 八ッ橋ビル4F
(小学校受験協会四谷教室から徒歩3分)
今年度の定期教室に通っている新年長さんの中には、
「国立小受験だけでなく、私立小受験も含めて準備を進めていきたい」というお声も多くあります。
そうしたお声に対して、これまでも個別指導の形式で対策を実施してきましたが、
「立教小学校の受験を考えている」というお声を複数いただきましたので、
外部のお教室に通うお子さまにもご案内の上、月1回の専科クラスとして、対策講座の開講を決定いたしました。
講師は、絵画制作講座や個別指導を担当してくださっている清水先生です。
これまで、個別指導の中で実施をしていた立教小向けの対策授業を、
より本番に近い(複数名で受講できる)講座にブラッシュアップし、お届けします。
立教小学校の特長
毎年、多くの受験生の保護者の方が足を運び、そして受験を決意される立教小学校。
その特長をいくつかピックアップしました。
・小中高大の一貫教育
立教学院としての一貫校として、小学校を卒業後は、
立教池袋中学校・高等学校 あるいは 立教新座中学校・高等学校
への進学をすることができます(原則として希望者は進学可能)。
2024年4月の進学結果は、立教小の卒業児120人のうち55人が立教池袋中学に、58人が立教新座中学に進学 しています。
そして高校からは立教大学へと進学(2024年4月は池袋・新座の両校合わせて約78%の生徒が立教大に進学)することで、小・中・高・大と、立教学院の理念に基づく一貫した学びを積み重ねていくことが可能になります。
中学受験や大学受験といった「受験」のための勉強に縛られることなく、自分の興味や関心に基づいて小中高の学びを自由にデザインしていくことができるのも、一貫校のメリットのひとつでしょう。
・キリスト教の教えに基づく教育
立教学院は、アメリカ聖公会の宣教師であったウィリアムズ主教によって1874年に設立されており、キリスト教に基づく人間教育を建学の理念に掲げています。
小学校にも、一人ひとりの児童が、お互いの人格を尊重しあい、自分を、そして仲間を大切にしていける人間へと成長していくための学びの場があります。
・全国でも稀少な男子校
小学校から「男女別学」の体制をとっている学校の中で、「男子校」は都内に2校、全国でも3校しかありません。
そのうちの1校が、立教小学校です。
「男女共学」と「男子校」、どちらにも長短があるでしょうが、
男子校である立教小のメリットは、小学生男児の成長の過程について、圧倒的なノウハウが蓄積されている点です。
立教小学校の先生方は、長年の経験を有した「小学生の男子の教育」のエキスパートです。
親として、小学生のわが子の子育てには6年〜12年のキャリアがあるお父さま・お母さまであったとしても、
例えば「9歳から10歳にかけての小学4年生男児の子育て」においては、多くの方が「未経験」です。
圧倒的な年月をかけて、小学生の男の子たちの育ちにまっすぐ向き合ってこられた先生方の経験は、お父さま・お母さまが、ご家庭におけるわが子の成長をサポートしていく上でも、とても有益な指針になることでしょう。
・日記を通した教育
立教小学校では、1年生の頃から、毎日「日記」を書くことが習慣になります。
書いた日記は、クラスの先生が必ず目を通し、一人ひとりにコメントをつけて返却します。
普段の生活の中で感じたことを、ありのままに書いていく習慣は、
自己を表現する力を身につけるだけでなく、日々、自己を内省する習慣にもつながります。
(余談ですが、2023年の立教池袋中学の入試(第二回試験)の国語の「大問2」の課題文は「本校生徒作品」となっております。
プロの作家が書く文章と比べても、全く見劣りしないような文章を、中学生が書いていますので、興味がある方は書店などで過去問をご覧になってみてください。
この文章を書いた生徒が、「中学入学の生徒」なのか、それとも「立教小から進学してきた生徒」なのかは確認できておりません。
ただ、もしこれが「小学校6年間に書き続けた日記の土台の上に、このような文章が書かれた」ということであるのならば、私としては、とても納得ができます。)
そして、このような自身の心との対話の証を、担任の先生と共有することは、まさしく児童一人ひとりを「個」として尊重し、長期的な視点でその成長を見守っていく立教小の教育方針が、具体的な形となっている「文化」のひとつだと言えるのではないでしょうか。
代表的なものをいくつか挙げてみましたが、
このほかにも、立教小の特長や魅力は、さまざまにあります。
昨年は6月と9月に実施された、立教小の学校説明会などのイベントには、年長児の保護者でなくとも参加が可能です。
学校説明会に参加することで、「わが家にとっての立教小の魅力」を見つけることができることでしょう。
立教小の入学試験の内容は?
昨年、11月の1日と2日の2日間で実施された、立教小の入学試験。
試験の内容は、ペーパーに筆記具を使って解答しない、いわゆる「ノンペーパー」と呼ばれる形式の試験です。
例年、初日は、絵本の読み聞かせやDVDの鑑賞をしたのちに、それぞれのお話に関する質問に答える形式の課題が100分程度で行われます。
2日目は、数量や図形についての個別テスト型の課題が実施されるほか、歌やダンス、かけっこなど指示行動形式の行動観察課題も含め、70分前後で実施されています。
「ノンペーパー」とは言っているものの、
解答の形式こそ違えど、
初日の試験は「お話の内容理解」の問題ですし、
2日目の試験の個別テスト型の課題においても、複雑なルールを理解した上で数の操作やパズルの課題に取り組むことを考えると、
「ペーパーが苦手だからチャレンジできるのではないか」と思えるような性質の試験ではないことは明らかです。
むしろ、「圧倒的な分量をやり込めば、パターンを身体に叩き込むことで解けるようになる」ようなペーパーの問題と比べても、課題をやり通すためには、高い集中力や理解力、そして思考力が求められます。
「受験で点を取るための詰め込み学習ではなく、非認知能力を高める」教育を追求しながらも、かといって基礎学力をおろそかにしない、という小学校での教育の姿勢が、入学試験にも表れているようにも思います。
立教小学校 対策講座で取り組む内容
2月9日から開講する「立教小学校 対策講座」は、
90分で授業を実施します。
2日間で計3時間ちかくの時間をかけて実施する試験の中でも、
初日の「お話を見て答える問題」、そして2日目の「個別テスト型の問題」の対策に重点をおいて、授業をおこないます。
初日の「お話の内容理解」の問題は、
ペーパーに答えを書く形式の代わりに、「碁石」や「サイコロ」を使って解答します。
こうした解答形式にも慣れておくことで、考えるべき問題そのものに集中できるよう、準備をしていきます。
初回となる2/9には、試験本番で使われた絵本を使った問題にも取り組みます。
2回目の3/9には、DVDを観てから答える問題にも取り組む予定です。
問題の中には、正解を選ぶ問題のほか、自分の考えや意見を伝える口頭試問形式の問題もあります。
自分の考えを言葉にしていく練習にも、あわせて取り組んでいきます。
2日目の個別テスト型の問題の中には、
方眼のマス目を使った問題やパズルのような問題も出題されていますが、
これらの問題は、闇雲に試行錯誤するのではなく、優先順位をつけたり、この後の展開を先読みしたりと言った戦略的思考が重要になります。
こうした思考力を鍛えるためのパズル(積み木)教材も取り入れつつ、
「指先を使って思考する」お勉強に取り組んでいきます。
立教小学校 対策講座のお申し込みは
講座のお申し込みは、
「各種講習」のページから、専科クラス「立教小学校 対策講座」のページより、お申し込みください。
レギュラークラスご参加の皆様だけでなく、単発講座だけを受講する皆様のお申し込みも、お待ちしております。
