【速報】(2026年度入学)東京学芸大学附属大泉小学校の第1次抽選と、抽選通過後(直前期)の対策について

本日、東京学芸大学附属大泉小学校の第一次選考(抽選)が実施されました
9月12日(金)〜10月3日(金)の間で、出願を受け付けていた、東京学芸大学附属大泉小学校の2026年度の新1年生募集について、
第一次選考(抽選)が、本日10月10日(金)に実施されました。
抽選が行われたのは、
男子が、午後4時〜
女子が、午後5時〜
抽選の模様は、出願者のみが視聴可能なライブ配信でも公開されました。
10月10日(金)19時以降からは、
ミライコンパスの合否照会サイト上からも、抽選の結果をご確認いただけます。
今年度の抽選通過率は、男子8割・女子7割でした。
2026年度新1年生募集の出願者は、
男子784名
女子831名
で、
いずれも昨年度の男子870名・女子919名からやや出願者数が減少した格好となりました。
昨年9月に、大泉小が新しい通学区域について発表したことにより、通学区域が拡大しました。
その変更を受けて、昨年度の出願者数が大きく増加していましたが、
今年度は、そこからやや落ち着きを見せた結果となりました。
男子784名は、2016年度入学(2015年実施実施=10年前)の785名とほぼ同数で、
女子831名は、2013年度入学(2012年調査実施=13年前)の825名と近いです。
通学区域は広がりましたが、出願者数としては、通学区域がより限定的な範囲だった一昔前と同程度、ということになります。
とはいえ、コロナ禍(2021年度入学者向け、2020年実施調査)以降で見た場合でも、昨年に次いで2番目に多い出願者数であったことは事実です。
2019年度、2020年度入学者向け(2018年、2019年実施)の総合調査では、男女ともに第一次選考(抽選)が実施されず、出願した全員が第二次選考に進めた時期もありましたが、
今年度の第一次選考(抽選)の抽選通過率は、男子8割・女7割となりました。
今年度も、出願はしたものの残念ながら総合調査の本番に進めない、という方が少なからず出ています。
抽選通過者の人数は、
男子627名
女子581名
定員は男女とも45名ずつなので、
抽選通過後からの倍率は、
男子:13.9倍
女子:12.9倍
です。
(例年、抽選通過者のうち50〜100名程度の方が、さまざまな事情から「第2次出願をしない」という選択をされています。そのため、実質の倍率は、もう1〜2倍くらいは低くなる見込みです。)
抽選を終えても、まだまだ、「狭き門」であることには変わりありません。
試験前の抽選がある都内の国立小(筑波・お茶の水・竹早・大泉)の中では、
最も「通過しやすい」抽選ではあるのでしょうが、
それでも、男女合わせて407名(定員の実に4.5倍)の方が、第2次選考(総合調査)を受けることが叶わない、ということとなりました。
残念ながら、第一次選考でご縁をいただけなかった方は、
受験の可能性が残されている、残りの小学校とのご縁を追求すべく、
着々と、準備を進めていきましょう。
すでに出願期間が終わって、試験前の抽選が実施されない
の受験が決まっている方は、
11月26日・27日に焦点を絞って、準備を進めましょう。
これから、受験の可否が決まってくる、
東京学芸大学附属竹早小学校の抽選結果は、
来週10月18日(土)に発表予定です。
筑波大学附属小学校の出願期間は、
来週の10月14日(火)6:00〜17日(金)23:59、
お茶の水女子大学附属小学校の出願期間は
10月17日(金) 10時30分〜27日(月)17時00分です。
大泉小、抽選を通過した後の準備は?
抽選を通過した後は、本番まで46日の期間があります。
基本を押さえつつ、本番に向けて万全の準備を整えるには、まだまだ、充分な期間があります。
以下に、大泉小の抽選通過後に心がけたい準備についてをまとめました。
ペーパーは「基礎をしっかり」
ペーパー課題については、「難問」「奇問」に対する対策というよりも、
基本レベルの問題を、確実に得点できるようにすることが大切です。
年中さんの頃からお勉強を進めているお子さまについては、
あらためて、年中さんの頃に取り組んだような単元についても、スムーズに正解ができるか確認をしてみましょう。
制限時間は、そこまでタイトではないという話もありますが、
それでも、スピーディーに正解を選べるように練習しておくに越したことはありません。
ただし、焦って(深く考えずに)解答をする、というよりは、
注意深く設問を聞いて、落ち着いて解答することの方が必要なようです。
集中力が切れてくると、基本的な問題の「設問の聞き漏らし」が増えてきます。
ペーパーの課題についても、1日の分量は、お子さまが集中して取り組める8〜10問程度に絞って取り組むのが良いでしょう。
なお、例年ペーパー課題は、鉛筆のみを使った解答となっており、
間違えた時の訂正は「=(横二重線)」を書いての訂正となっております。
ご家庭でお勉強をする際のルールとして、こちらも意識しながら進めてみてください。
初日の「ダンス」は、昨年度はお手本がない「創作ダンス」に
また、例年のように、流行りの曲や幼児に人気の曲にあわせて行うダンスの課題は、
昨年度、お手本がなく「自由に踊ってください」という形式で実施されました。
「正解が示されないと戸惑ってしまう」というお子さまも含め、
「自由に」身体を動かすことにも慣れておきたいところです。
重要な2日目の「口頭試問」「個別課題」対策。お子さまの「自由な発言」の機会を増やす。
大泉小の総合調査は、2日にわたる調査です。
2日目は、口頭試問に加えて、お子さまの考える力、言葉にする力を確かめる「個別課題」形式の出題もなされているようです。
自分の考えを、うまく言葉にできるように、
お勉強の時に限らず、普段からお子さまが考えを言葉にして伝える機会を作ると良いでしょう。
お子さまが、自分の考えを言葉にできるためには、
お父さまやお母さまが、普段からお子さまの話を「聞く」というスタンスができていることが重要です。
お子さまが、何かを主張しようとした時に、
「そういうのはいいから、早く〜〜しなさい。」
などと、お子さまを急き立てるのが基本となっていたり、
お子さまが、お母さまやお父さまの顔色をうかがって、思うことを言葉にできなくなっているようであれば、
普段の生活から、お子さまが自分の考えを言葉にできるように心がけることが、
個別課題に向けた準備としても効果的かもしれません。
(つまり、お子さまが何かを伝えようとした時には、その言葉を「聴く」ようにすること。また、その内容について、まずは一旦「受け止める」ということが大切です。)
そんなことを言われても、「普段、お子さまの声に耳を傾ける余裕がない」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合は、あえて「毎日の活動の密度を落とす」ことを、考えても良いかもしれません。
「急がば回れ」です。
普段から、お子さまの言葉に耳を傾けているが、
今ひとつ、お子さまの言葉の力が高まっていかない、という場合は、
お子さまが発する言葉を汲み取った上で、
(理想的な)お兄さん、お姉さんの言葉(表現)で、「言い換え」をしながら確認をするようにしましょう。
そうすることで、お子さまが、「より適切な表現とはどのようにすればよいか」ということについて体験的に理解していくことができます。
何よりも「健康第一」
たとえ、早い時期から着実に準備を積み重ねてきたとしても、
当日や直前に体調を崩してしまっては、
自分の実力を発揮できなくなってしまいます。
普段の生活リズムを崩してまで、お勉強を詰め込むのではなく、
「腹八分目」を意識しつつ、無理なく毎日の生活を送ることが、
直前期の「最優先事項」です。
適切な食事、充分な睡眠に加えて、
ご家族、特にお母さまとお父さまが、できるだけ心おだやかに、
ゆとりを持って毎日を過ごしていくことが、
最大の「受験対策」となるでしょう。
お子さまの心身のコンディションを万全にするために、
ご家族の皆様のコンディションにも注意を払いつつ、
直前期を過ごしてまいりましょう。
お教室の「直前講習」
大泉小の対策講座としては、
今後、全3講座を開講予定です。
○東京学芸大学附属大泉小学校 対策講座【I】※3日後です!
日程:10月13日(月祝)①(男子)9:00〜11:30/②(女子)13:30〜15:00
○東京学芸大学附属大泉小学校 対策講座【Ⅱ】
日程:11月8日(土)①(男子)13:00〜14:30/②(女子)15:00〜16:30
○東京学芸大学附属大泉小学校 直前講座
日程:①(男子)11月23日(日)8:30〜9:30・24日(月祝)8:30〜9:30
②(女子)11月23日(日)11:30〜12:30・24日(月祝)11:30〜12:30
直前講習の詳細は、「直前講習のページ」にてご確認ください。
本番に向けて、着実に準備を積み重ねるために、
無事、抽選を通過できた皆様のご参加を、お待ちしております。
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