小学校受験で差がつく「聞く力」の育て方|集中できない子が変わる習慣

「聞く」機会が圧倒的に多い小学校受験
小学校受験では、「聞く力」が結果を大きく左右します。
小学校受験において出される課題は、
ペーパーや行動観察、制作、運動と多岐にわたりますが、
どの課題でも、問題文が書かれているのではなく、
「先生の指示を聞いて理解する」ことが前提になっています。
つまり、
聞き取れなければ、その時点で正解することができません。
実際の現場でも、
「考える力はあるのに、指示を聞き逃して失点する」
というケースは非常に多く見られます。
では、どうすれば「聞く力」は伸びるのでしょうか。
「聞く力」の以前に必要な「聞く姿勢」づくり
「うちの子は話を聞いていない」と感じるとき、
多くの場合は「能力」の問題ではなく、
そもそも「聞く状態に入れていない」ことが原因です。
いくら理解力があっても、
意識が向いていなければ、聞くことはできません。
だからと言って、
「ちゃんと、先生のお話を聞いてね。」
とアドバイスするのは、もしかしたら、あまり効果を発揮しないかもしれません。
では、どのような意識づけをすると良いでしょうか。
「聞く」意識は、「見る」習慣から。
お教室で、先生やお友達のお話を聞くとき、
意識をお話をしている人の方に向ける必要があります。
意識の焦点を合わせるのは、
「聞く」ことよりも「見る」ことの方が簡単です。
人は、多くの情報を視覚に頼っている、といいます。
そのような性質をうまく活かして、
お話を聞くときに、「視覚情報」も、意識を向けるべき対象のものに限定することで、
意識が他に移ることを防ぐことができます。
お話を聞くときに、
「話す人の目を見て聞く」
「話す人の方におへそを向けて聞く」
ことを、普段の生活からでも習慣づけるようにしていきましょう。
ペーパー学習の際は、
設問を聞きながら「ペーパーの問題を見る」ことを意識していきましょう。
まずは、「見る」意識を習慣づけることで、
お話を「聞く」ことがどんどんできるようになっていくはずです。
ご家庭で「聞く力」「聞く姿勢」を高めるために取り組めること
ご家庭では、次のような形で取り入れると効果的です。
・話しかける前に「目を見て」と声をかける
・一度で聞けなかった場合は、やり直させる
・テレビやおもちゃを視界から外して話す
重要なのは、
「聞きなさい」と言うことではなく、
聞ける状態を作ることです。
そして、何よりも、
お子さまの「聞く状態」を作ろうとする前に、
まず、お父さま・お母さまが、お子さまの話を聞く時に、
「手を止めて」「目を見て」聴けているか、
にも意識を向けてみてください。
お子さまの「聞く姿勢」は、お父さまやお母さまの習慣をそのまま表していることもあります。
まとめ
「聞く力」は才能ではなく、習慣です。
日常の中で「見る」ことを整えるだけで、
集中力と理解力は大きく変わっていきます。
まずは、ご家庭で、
目と目を合わせたコミュニケーションを意識していきましょう。
お教室でも「聞く力」を高めていく
小学校受験では、「聞く力」の差がそのまま結果に直結します。
・指示を聞き逃してしまう
・問題の意図が理解できない
・行動観察で周囲と差がつく
こうした課題の多くは、
トレーニングの積み重ねで改善することが可能です。
当教室では、お子さま一人ひとりの状態に合わせて、
「どこで聞けていないのか」「何を改善すべきか」を具体的に把握し、
受験本番での結果にもつながる力を育てていきます。