【小学校受験】電車・バスのマナーが「合格」に関係する理由。自律した通学力を育てる教え方

小学校受験が近づくにつれ、保護者の皆様も、ペーパー対策や願書準備に追われていくことになるかと思います。
しかし、そんな忙しい毎日の中でも、ぜひ立ち止まって確認していただきたいのが「公共交通機関でのマナー」です。
公共交通機関でのマナーについては、「受験の合否に直接関係あるの?」と思われるかもしれません。
しかし、国立小や私立小の多くは、このマナーを「自律した学校生活が送れるか」そして「入学後の危機管理」の視点からも、重要な指標として見ています。
今回は、試験で問われるマナーの内容から、
なぜ学校側がそこを重視するのか、
そして街で見かける「残念な例」を反面教師にした家庭での教え方についてお伝えします。
今回のテーマは、「公共交通機関でのマナー」についてです。
小学校受験の課題の中では、
公共の場所でのマナーについての質問や設問が、出される機会があります。
たとえば、
お話の内容の理解の中で、「バスの中で正しいことをした動物は誰ですか。」と言った問題があったり、
口頭試問の中で、「図書館の中では何を気をつけるか教えてください。」と聞かれたりする可能性があります。
国立・私立小学校が、「マナー」についての出題をすることには、理由があります。
それは、小学校に通う場合に、
遠方から、公共交通機関を利用して通学するお子さまが少なくない、
という事実があるからです。
(皆様のお子さまが、受験できる国立小や私立小に通うと考えた場合は、いかがでしょうか。)
小学校としても、
生徒たちが毎日、安全に登下校をしていただくことは、
絶対に必要なことです。
特に、先生の目が行き届かない登下校のタイミングですから、
公共のマナーを、自律的に守ることができることは、
国立小学校に通う上では、大前提のこととなります。
ですから、公共のマナーについては、
出来る限り、入学前の段階で、守れるようになっているお子さまを選びたい、
というふうに考えたとしても自然なことでしょう。
公共の交通機関でのマナーについては、
まずは、どのようにする必要があるかという「知識」を持っている必要があります。
こればかりは、「考えなさい」の前に、最初に、教えてもらわないことには理解できません。
お教室の中では、
前後比較の「電車ゲーム」をやる際に、
「電車に乗る時は、どうしたらいいかな」といったことも答えてもらうなどしています。
その上で、電車に乗る際に守ることを、お伝えしたりしています。
ですが、お子さまは、忘れることも仕事のうちですから、
一度、お話しただけでは、それが出来るようにならないことも、あるかもしれません。
電車に乗るたび、
バスに乗るたび、
図書館や博物館、お店に行くたびに、
「そこでは、どのように過ごすのがお約束なのか」を、
お父さまやお母さまから、事前に、お伝えしていくことが大切です。
時には、「なぜ、そのようなお約束を守る必要があるのか」という理由についても、
説明をしたり、反対に説明してもらうことも必要でしょう。
そして、
お約束通りに過ごすことができたら、
ステキなお兄さん・お姉さんでいられたことを、認めて、褒めてあげてください。
現実問題として、
お子さまが、公共交通機関のマナーを守れることは、
一般的には、決して、当たり前のことではないようです。
今日だけでも、
電車で移動をするものの30分の間に、
・電車に乗り込むなり優先席にまっしぐらにダッシュした私立小学生
・お父さん(お母さん)の足元に座り込んでいる男の子、別々の2組
と遭遇しました。
床に座っている男の子に関しては、
お父さん、お母さんは、特に意に関せず、といった様子でした。
(唯一、弟さんが、「お兄ちゃん、、」と声をかけていたようです)
私も気が小さいので、
知り合いでもないお子さまに、直接お声をかけるのは憚られましたが、
乗り降りの際に誰かの荷物が頭に当りはしないだろうか、と気が気でありませんでした。
受験をする、しない関係なく、
公共交通機関のマナーが守れないことは、無用のトラブルやお怪我のもとです。
公共のマナーについては、「受験のため」抜きにしても、早いうちに守れるようにしておきたいところです。
お教室でのお約束(姿勢・横を見ない・「はじめ」の合図を守る、など)は、「そのうち、守れるようになればいいよ」といったスタンスですが、
公共交通機関でのマナーは、利用するなら守るべき絶対的なルールとして、捉えていった方が良いと思います。
「マナー」は、お子さまの安全を守るための「技術」です
合格後に、公共交通機関を利用して登下校をすることになった際に、「公共交通機関内での過ごし方のマナーを守れない」ということは、
周りの大人の目が気になるのはもちろんですが、何より「乗り降りの際に誰かの荷物が当たらないか」「急ブレーキで怪我をしないか」といった、安全面でのリスクも気がかりです。
小学校側がマナーを求める最大の理由は、先生の目が届かない場所で「自分の身を自分で守れるか」を確認したいためでもあるのです。
マナーが守れるということは、周囲に配慮できるだけでなく、自分自身の身を守れるということでもあるのです。
とはいえ、大人になっても、公共のマナーが守れていない方は存在しています。
前述の「座り込み」の他にも、
車内での通話や、飲食など、
目を疑うような光景に出くわすことは、珍しくはありません。
もし、お子さまと公共交通機関を利用する際に、そのような光景を目撃したとしたら、
その時は、やっている人がいたとしても良くないことだと、補足をする必要が、あるかもしれません。
公共交通機関でのマナーは、
仮に、合否に影響しなかったとしても、
いざ通わせる際には、守れるようにしていないと、登下校の際の不安要素となります。
お子さまがマナーを守れないでいることが、
不用意なトラブルの元となる可能性も否定できません。
年少さん、年中さんも、
お休みの日のお出かけで、電車やバスに乗る際は、
「公共交通機関でのマナー」を守れるようにするための、絶好の学びの機会としてご活用ください。
公共マナーは「お出かけ」のたびに育つ一生の財産です
公共交通機関でのマナーは、一朝一夕に身につくものではありません。
年少・年中さんのうちから、家族でお出かけする際を「最高の学びの場」にしていきましょう。
「なぜ静かにするの?」
「なぜ座り込んではいけないの?」
その理由をお子さまと一緒に考え、できた時には「素敵な小学生になれるね」とたくさん認めてあげてください。
小学校受験協会では、
行動観察や運動課題のなかでも、こうした「待機姿勢」や「公共の場での自律心」を大切に指導しています。
現在、年中クラス・年長クラスともに体験レッスンを受付中です。
各クラス定員制のため、満席になり次第募集を締め切らせていただきます。
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※定員制のため、定員に達したクラスから順次受付を終了いたします。
お子さまが自信を持って「素敵な小学生」への第一歩を踏み出せるよう、全力でサポートいたします。