1. HOME
  2. ブログ
  3. 好きこそ物の上手なれ。お勉強も「楽しく」が基本です。

好きこそ物の上手なれ。お勉強も「楽しく」が基本です。

今日も、幼稚園での授業の日でした。

 

毎日のように、楽しくお勉強をさせていただける機会をいただき、本当に感謝しています。

 

 

私自身のことではありますが、

幼少期から、毎日のようにお勉強に触れられる環境で育ったこともあってか、

「学習に取り組む時間」そのものが、自分にとって、今でも大切な時間であるように感じています。

 

子ども時代の自分自身にとっては、

公園で遊ぶことと、机に向かって学習することは、

同じ「あそび」という区分にありました。

 

幼少期、日が暮れるまで、たくさん外で遊んだな、という記憶がありますし、

同じくらい、たくさんお勉強もして遊んだな、という感覚です。

 

 

骨が折れるような「書く」練習をやり終えた時の、

程よい手の疲れと、やりきったと言う爽快感

 

時間を忘れて塗り絵やパズルに没頭して、

ようやく完成した時の達成感

 

たくさんのことを覚えて、

話の中で「それ、知ってる!」と言う話が出た時の嬉しさ

 

 

すべては、お勉強を「お勉強」とも思わずに取り組んでいた先に、得られた感情です。

 

 

「好きこそ物の上手なれ」と言う言葉があります。

 

「好きなものほど、より上達する」といった意味の言葉です。

 

好きなものは、よりたくさんの時間をそこに費やすことができるでしょう。

たくさんの時間を費やしても苦にならない、というのが、より正確なところだと思います。

 

そして、ただ時間を費やすだけでなく、

好きなことであれば、より主体的に、より集中して、より濃密な時間の過ごし方ができることでしょう。

 

 

そして、

「たくさんの濃密な時間をかけたものは、より上達していきやすい。」というのも、また真実でしょう。

それは、「継続は力なり」という言葉にも、示されていることだと思います。

 

 

つまり、

子どもたちの「学ぶ力」の向上を目指すとき、

最も力点をおくべきポイントは、

 

「その子に、どうやってお勉強を好きになってもらうか」

ということではないかと、考えています。

 

逆に、

もし、「勉強が楽しい!」という状態さえ確立させることができたら、

残りの部分(細かい方法論やハウツーの部分)は、なるに任せてしまっても構わない、とすら言えるかもしれません。

 

 

「お勉強が楽しい」が、全ての学習のスタートラインです。

 

関わらせていただくお子さまたちとは、

学ぶことの「楽しさ」を、まずは共有させていただけるように

思う存分に、お勉強を楽しみ尽くしていけたら、と願っています。

関連記事