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夏のペーパー学習は、「スピード」にも意識を向けて取り組んでいきましょう。

都内は、午前中は雨でした。

 

雨の日は、室内でゆったり過ごしていきたいものです。

 

机に向かってのお勉強に取り組んだり、

ぬり絵やパズルをして遊んだり、

 

室内でできる「学び」や「遊び」も、複数のバリエーションがあるといいですね。

 

その日の気分に合わせて、学びにつながる活動を楽しみましょう。

 

 

 

雨の日も、晴れの日も、ご自宅でのお勉強は「継続」が大切です。

 

毎日のように、当たり前のように取り組めることを「習慣」にすることで、

 

小学生になった後も、

無理なく、学習を積み重ねていくことが可能になります。

 

机に向かってのペーパー学習は、

毎日、少しずつでも取り組んでいけるようにしたいものです。

 

 

そして、年長さんの皆さんは、

受験本番のペーパー課題の「リズム」を意識しながら学習を進めていきたい時期でもあります。

 

 

特に、基本問題については、

制限時間内に、余裕を持って解答できることを目指していきましょう。

 

その際、これまで意識してきた「ていねいさ」についても、

・「○」の両端をとじる

「△」「□」の角を明確に書く

・「●」の中を塗る

・解答の枠の中に答えを書く

「○をつける」「○で囲む」の違いを意識する

といったところを維持できるようには気をつけます。

 

 

ペーパー学習をスムーズに進める「山の法則」

 

たくさんのペーパーや、難しいペーパーに取り組むようになると、

 

「どうも、ペーパー学習のリズムがつかめない」

といった課題が出てきがちです。

 

 

お子さまが、ペーパー課題に取り組むことに難色を示すようになる。

 

その「小さなサイン」に対して、

「いやいや、夏こそ頑張らないと!」と、気合いで乗り切ろうとしてしまうと、

 

夏の終盤、あるいは秋口に、

全くお勉強に手がつかなくなる、という大スランプになってしまうことがあります。

 

それは、なんとしてでも避けたいところです。

 

 

 

お子さまが、ペーパー課題に乗り気でなくなる理由のひとつは、

 

「ペーパーの難易度が高まり、お子さまにとって負担になっている。」

 

特に夏の今の時期、

この理由の可能性は高まっています。

 

 

 

では、ペーパーの難易度を落とすべき?

 

お勉強のペースを落として、それで理解が追いつくのだろうか?

 

などと、不安に感じることがあるかもしれません。

 

 

実は、ペーパーに取り組む時間を減らすことなく、

むしろ、ペーパーの枚数を増やしても、

お子さまが、気持ちよくペーパー学習に取り組める方法があります。

 

 

それが、ペーパー学習の「山の法則」です。

 

 

「山の法則」のイメージは、以下のグラフの通りです。

 

つまり、

・ペーパー学習の「はじめ」は、簡単な基本問題(復習問題)に取り組み

中盤で、応用問題や新しく取り組む単元の学習に取り組み

「おわり」は、ふたたび基本問題(復習問題)に取り組む

という流れです。

 

スポーツにおける、いわば「ウォーミングアップ」と「クールダウン」にあたるお勉強を、

序盤と終盤に入れる、といったイメージでしょうか。

 

 

簡単な問題ほど、スピーディーに解くことができますから、

「難しいペーパー1枚」に取り組むのと同じ時間で、

「簡単なペーパー3〜5枚」に取り組むこともできるかもしれません。

 

もし、現在、

初見の問題や、応用問題に1日5枚、取り組んでいて、

集中力が続かず、途中で諦めてしまったり、という日があるようならば、

 

前後の1枚ずつを、「簡単な問題3枚」に切り替えてあげることで、

同じくらいの時間で、ペーパー枚数は、ほぼ倍の9枚となります。

 

スムーズに学習をスタートできるほか、

例え、難しい問題の正答率が低かったとしても、

終盤、気持ちよく正解することで、「終わりよければすべてよし」とすることもできます。

 

 

基本問題の復習をすることで、

「できる」という意識を持ちながらお勉強を進められるほか、

基本レベルの問題を、着実に得点する力がつきます。

 

結果的に、それが応用問題に正解できるための力にもつながります。

 

 

できれば、今やっている応用問題のペーパー数を減らしたくない、という方は、

今やっているペーパーの前後に、基本問題(20秒〜30秒程度で1枚が解答できる問題)を5枚ずつくらい追加するようにしてください。

 

ペーパー枚数が10枚増えることになりますが、

それによって増える学習時間は、およそ5分程度、ということになります。

これなら、それほど無理があるとは言えないでしょう。

 

 

とはいえ、もちろん、

「応用」「発展」レベルのペーパー演習は、

その日のお子さまのコンディションを見極めつつ

無理に枚数にこだわらない方が良いです。

 

もし、序盤の「基本問題」のタイミングで、お子さまに「疲れ」が見えるようであれば、

中盤の「応用問題」を減らすか、

極論すれば思い切ってカットして、そのまま「基本問題」だけをやって終わりにする、でも構いません。

(それでも、1日10枚のペーパーに取り組んでいるわけですから、「全然やれていない」とはなりません。)

 

 

重要なのは、

無理な目標に固執しすぎることではなく、

「持続可能性」を大切にすることです。

 

無理なく、気持ちよく、ペーパー学習を進める上でも、

「山の法則」を参考に、日々のお勉強を企画してみてください。

 

 


お申し込み受付中の講座

 

国立小受験 対策 夏期講習

詳細は「夏期講習のページ」をご覧ください。

 

対象:年長の皆様

①オールインワン講座:8月27日(土)8:30〜10:30

②筑波小対策 図形課題集中特訓:9月24日(土)9:00〜10:00

受講料:①12,000円、②11,000円(いずれも税込)

講師:藤田

会場:いずれも四ツ谷教室

 

お申し込みは、夏期講習のお申し込みページより、必要事項をご入力の上、お申込みください。

 

 

 

金生先生の行動観察講座

対象:年長の皆様

日時:9月10日(土) ・10月8日(土) ・11月12日(土) ①8:30〜10:00 ②10:30〜12:00

   ※①②ともに同じ内容の講座です。

受講料:各回10,000円(税込)

講師:金生先生

会場:四ツ谷教室

お申し込みは

金生先生の行動観察講座のお申し込みページより、必要事項をご入力の上、お申込みください。

 

 

 

年長・絵画制作講習

対象:年長の皆様

日時:8月13日(土) 9:00〜10:20(講評含む)

定員:6名(最低催行人数2名から)

受講料:9,000円(税込)

講師:清水先生

会場:四ツ谷教室

お申し込みは、絵画製作講習のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申込みください。

 

 

夏休み「個別指導」型講座

対象:年長・年中の皆様

日時:詳細は「個別指導」のページをご覧ください。

受講料:1時間…7,000円(税込)

    2時間…10,000円(税込)

    3時間…15,000円(税込)

講師:大場先生:ペーパー補習、巧緻性、お話の聞き取り、口頭試問、暁星小学校対策
   清水先生:絵画制作 巧緻性

会場:四ツ谷教室

お申し込みは、「個別指導」のお申し込みページより、必要事項をご入力の上、お申し込みください。

 

 


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