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国立小受験の準備を進める中で、「過去問」に取り組む時は

今日で、8月も折り返しです。

 

受験における「秋」である9月の足音も、着実に聞こえてきました。

 

でも、焦ることはありません

 

今日という1日で、できることを、

無理なく、着実に、進めていきましょう。

 

 

過去問の演習は、どのように取り組めば良いでしょうか。

 

受験に取り組む際には、

志望校の「過去問」に取り組むのが一般的ですが、

 

国立小受験を考える場合も、その例外ではありません。

 

書店の「小学校受験」のコーナーには、

各小学校の「過去問」を編集した教材が、ところせましと並んでいます。

 

過去問を見てみると、

これまでに、どのような課題が出題されているかを、確認することもできますし、

 

試しに、それらの過去問に取り組んでみることで、

どのような課題について、これから力をつけていけば良いかについても確認することができます。

 

 

そういったことを考えたら、

この夏のうちにも、ぜひ、過去問に取り組んでおきたいところです。

 

 

ただし、市販されている過去問の記載が「絶対的」なものではない、という点は留意しておくと良いでしょう。

 

国立小受験の過去問というのは、いずれも、各社が、試験の終了後に、受験者に対しておこなった「聞き取り」の結果を受けて作成しているものだからです。

(小学校から、正式な過去問の資料が発表されるわけではないからです。市販の過去問も含めて、世の中に出回っている過去問情報は、すべて「聞き取り」をもとにしたものだということになります。)

 

そのように考えると、

出願を予定している小学校の過去問については、

2〜3社ぶんのものを、それぞれ購入して見比べてみるのも良いかもしれません。

 

そうすることで、より立体的に、試験本番の形を捉えることができるでしょう。

 

 

 

ご家庭での過去問演習は「テスト」ではない。

 

さて、実際に過去問に取り組もう、となった時には、

気をつけておきたいことがあります。

 

それは、

ご自宅で、過去問を使った「模試」を開催しようとはしない、ということです。

 

 

今、「過去問の問題が解ける」ことは、

「試験で合格できる」という証明にはなりません。

 

反対に、

今、「過去問の問題が解けない」ことが、

「合格できない」ということにも、なりません。

 

 

現時点で、「合格できる力があるか、どうか」は、

3ヶ月後の本番において、ご縁をいただくことができるかという点において、

さほど重要なことではありません。

 

 

むしろ、

今、「過去問が思うように解けない」という状況があったとして、

そのことに、親子ともに落ち込んでしまったり、

日々のお勉強に無理が生じることの方が、

よっぽど望ましくないことだと言えるでしょう。

 

 

そのように考えた時に、

 

ご自宅で、「本番レベル」の過去問演習をすることは、

必ずしも有益ではないかもしれない、ということになります。

 

 

例えば、

ペーパー課題が出される学校(筑波小・小金井小・世田谷小・大泉小)において必出の課題である、

「お話の内容理解」ですが、

 

本番仕様での演習を考えたら、

お話は「淡々と、抑揚なく」読むことになります。

(さらに厳密に言えば、録音された音声を聞いて答える問題であるようです。)

 

ですが、

「本番では、淡々と読まれるから」という理由で、

淡々と読まれるお話の内容理解の問題に取り組み続けることが、

お子さまにとって、魅力的なお勉強の時間であるかどうか、にも、注意をしていきたいところです。

 

 

テスト形式の問題演習は、模試やお教室、講習会にお任せするとして、

ご自宅では、「お勉強を楽しむ」ことを、最優先に考えて学習の時間を企画していただくことが、大切なのではないかと、考えています。

 

なぜなら、

ご家庭での学習は、小学校受験が終わった後も続いていくからです。

 

ご自宅で学ぶことを「楽しい」と思えることが、

小学校受験の「その後」の学びを積み重ねていく上でも、非常に大切なことではないでしょうか。

 

 

お子さまは、

お教室や模試の会場で、たびたび「試され」「評価される」立場になっています。

 

そのように考えたら、

ご自宅では、そういった「試験」や「評価」とは無縁の環境の中で、

純粋に、「お勉強」を楽しんでいくことができたら良いな、と考えています。

 

それは、

本番と同じようなタイプの「過去問演習」をする際も、同じことだと言えるでしょう。

 

 

ぜひ、

夏の過去問演習では、

「楽しめる」ことに重点を置きながら、

演習に取り組んでみてください。

 

 

 

 

 

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夏の特別講習

 

第2クール「夏の総仕上げ」編

①「オールインワン講座」

日時:8月29日(土) ①10:00〜12:00 ②13:30〜15:30

(①午前、②午後ともに、同じ内容の講座です。)

会場:高田馬場

受講料:12,000円(税込)

講師:藤田

 

②「ノンペーパー型講座」

日時:8月30日(日) ①9:00〜11:00 ②13:00〜15:00

(①午前、②午後ともに、同じ内容の講座です。)

会場:四谷三栄町

受講料:12,000円(税込)

講師:藤田

 

お申し込み受付

お申し込みは、今すぐです。

お申し込みページから受け付けております。

 

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金生先生の行動観察講座

 

日時:9/13(日) 10:00~11:30 ②13:30~15:00

(①午前、②午後ともに、同じ内容の講座です。)

会場:四ツ谷

受講料:10,000円(税込)

講師:金生先生

 

お申し込みは、

2020年8月17日(月)10:00からお申し込み受付スタートです。

こちらのお申し込みページより、必要事項を入力してお申し込みください。

※リンクは8月17日の10時から有効になります。

 

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