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どんな時でも「姿勢を整えられる」ということ

小学校の受験をする上で、のみならず、

小学校に上がりお勉強を進めていく時にも、

姿勢を整えるということは、とても重要です。

 

そうはいっても、実際の試験や授業では、

取り組む姿勢や態度が、教室の空気に左右されることは、ままあります。

 

たとえば、授業をする先生や試験官の先生が違ったり、

同じ教室のお友達が騒がしくしていたりすると、

普段の授業で、姿勢を正すことができている子でも、

ついつい、姿勢が崩れてしまいがちです。

 

周りの環境によって、勉強への姿勢が変わってしまう。

実際、そうなってしまうことが、本当に多くあります。

 

なぜでしょうか。

 

それは、

「(そうしないと)先生やお母さんに怒られるから」姿勢を整えている、というだけであって、

 

裏を返せば

「授業や試験の時でも、おふざけをしていい時がある

と、考えているということになります。

 

これまで、「怒る」ということでコントロールされすぎてしまっていると、

そのコントロールが外れた時に、自分を律することができなくなります。

 

 

授業やテストでは、「手はおヒザ」。

 

どんな時でも、そうするものだと思っていたら、

どんな先生が前に立っていても(あるいは、前に先生がいない時でも)、

お友達がどんな行動をしていても、

常に、安定した姿勢をキープすることができます。

 

 

とはいえ、それは非常に難しい。

というのは事実です。

 

実際に、環境に左右されずに、姿勢を保てる子は、

100人中、何人もいないでしょう。

 

だからこそ、

騒がしくなった教室や、意図的に緩む空閨を作っていたりする受験会場で、

姿勢を整え続けられている子は、圧倒的に目を引きます。

 

姿勢を整えることができる子は、珍しくありません。

ですが、姿勢を整え続けられるということは、とても凄いことです。

 

ただ、「授業中は姿勢を整えていなさい。」と伝えるだけではなく、

「なぜ、姿勢を整えていると良いのか。」を、しっかりと伝えられて、

そして、お子さまご本人が、それを理解できている、というのは、

 

本当に、ご家庭のご指導の賜物だなあと、感心してしまいます。

 

 

 

 

正しい姿勢づくりを、「怒らないで身につける」ということは、

少し時間がかかるかもしれません。

根気がいる作業かもしれません。

 

ですが、「ローマは一日にして成らず」です。

必ず、できるようになります。

 

「自ら考えて行動できる子」を育てるために、

ひとりひとりの成長していく未来を確信しながら、

日々の授業をお届けしてまいります。

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