立川国際小の試験前抽選の倍率が発表となったほか、筑波小の2次出願の受付が開始しました。
国立小・都立小受験の手続きが進んでおります。
直前期の対策講座の準備と、
いただいているご質問へのお返事で、
ブログも書けずに数日を過ごしておりました。
いただいているご質問へのお返事がまだの方にも、
順に、お返事をしてまいります。
もうしばらく、お待ちください。
ここ数日で、国立小・都立小の受験についての展開が進んでおります。
いくつか、最新の情報をお伝えします。
①都立立川国際中等教育学校附属小学校(一般枠募集)の第1次(抽選)が実施されました。
今年度の応募人数は、男子735名、女子681名の計1416名、
男子916名、女子881名の計1797名の応募があった昨年度から、21.2%減の応募となっていました。
抽選の倍率は、男子3.68倍、女子3.41倍で、
昨年同様、男女ともに200名ずつが、11月27日の適性検査本番に進むことになります。
男女ともに29名ずつの募集となっているため、抽選通過後の入学までの倍率は、男女ともに6.9倍です。
出願者の皆様は、すでに、抽選の結果を確認されていらっしゃることかと思います。
立川国際小の検査本番は、来週末11月27日(日)です。
あと9日後には本番、ということになります。
立川小の検定本番に向けた対策講座は、23日(祝)に実施します。
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校 対策講座
11月23日(水祝) 11:00〜12:30 「立川国際小対策講座」
参加費:9,000円(税込)
②筑波小の第2次出願の受付が、本日からスタートしました。
本日18日から、来週の22日までが書類の必着期間となっている筑波大学附属小学校の第2次選考。
本日の到着を見込んで、すでに願書の発送をしている方も多くいらっしゃることでしょう。
まだの方も、必要事項をもれなく記載して、22日には間に合うように、余裕を持って願書を発送いたしましょう。
今年度、第2次検定の願書の記入に関して、お教室の皆様からもいくつかご質問をいただいております。
その中でも、よくあったご質問についてQ&Aをまとめます。
Q1)「志願理由書」の内容は、1次出願に入力した200字の内容から変えた方が良いでしょうか。
A1)1次出願で使用した内容をそのまま使用するのでも大丈夫です。
オンライン出願がスタートする以前は、「志願理由書」の提出は1回だけだった筑波小の出願。
1次出願の際にweb上に入力したものと、
2次出願で記入をしていただくものが、
同じ内容であったとしても、全く問題ありません。
そもそも、1次出願の際に「練りに練った200文字」を作成された、という方もいらっしゃることでしょう。
1次出願から1ヶ月ほどで、「別の出願理由」を求めるのは、かえって不思議なことです。
もちろん、この1ヶ月ほどで、出願の理由がさらに深まった方や、
新しい経験をされたことで、入学への思いがさらに高まった方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、逆に「1次出願の際の志願理由から変更してはいけない」ということもありません。
今の、率直なお気持ちを記入していただければ大丈夫です。
1次出願と同じ内容を記入しようとした場合でも、
記入する際の文字サイズの関係上、
200文字が収まり切らない、ということもありそうです。
その場合は、記載を簡略化するか、微調整をしていただいて、記入欄に収まりきる内容に修正してみてください。
Q2)通学順路および所要時間の「(5分)」はどういう意味か
A2)電車待ち、および乗り換えの時間として5分を想定しているようです。
通学における「所要時間」についてのご質問から、
おそらく皆様が疑問に思い、不安を感じられるのは、下記の2点ではないかと感じました。
・記入例の「池袋駅」における乗り換えの時間が(5分)となっているのは理解できるが、「石神井公園駅」における(5分)がどういう意味なのか?
さらに、そう感じる意図として、
・通学における所要時間が長くなりすぎるのは良くないのではないか?
という不安があるのではないかと思います。
まず、この「所要時間」について、学校から詳細の記入方法が指示されていない、という状況があります。
これは、駅までの移動時間などが詳細に定められている東京学芸大学附属大泉小学校とは異なるものです。
そのため、「厳密な書き方はどうすれば良いのか」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大泉小の通学時間に関して、詳細な規定がされているのは、
通学にかかる時間が学区(通学区域)の基準として指定されているからです。
裏を返せば、
通学時間によって学区が決められていない筑波小においては、通学にかかる時間は合否に影響を与えないもの
であると考えられます。
ですから、筑波小の願書における所要時間の記載は、
厳密なルールに基づき1分単位で書かなければならないものではなく、あくまでも目安の時間を記入していただければ大丈夫、ということになります。
お住まいの地域によっては、
通学にかかる時間が60分を超える方も多くいらっしゃることでしょう。
ですが、40分圏内が通学区域である大泉小と違って、通学時間がたとえ60分を超えたとしても、それが合否に影響する、というわけではないので、ご安心ください。
ですから、最初に電車に乗る駅(バス停)においても、
「待ち時間」として「(5分)」を記入していただくのが、間違いがないでしょう。
Q3)願書の「男女」に色を塗るのは、何で塗るのが良いでしょうか。
A3)丁寧に色が塗れていれば、筆記具によって合否に影響を及ぼすことはないでしょう。
たとえば、蛍光マーカー(太線)で色を塗っていただくのでも良いでしょう。
あるいは、青鉛筆・赤鉛筆やクーピーで色を塗るのでも良いと思います。
Q4)封筒(角形2号)は白・茶どちらが良いといったことはあるでしょうか。
A4)どちらでも大丈夫です。むしろ期日内に届くことが重要です。
「どちらが良いか」で迷った場合は、
白封筒の方が、フォーマルな印象もあり、また強度も良いため安心かもしれません。
だからと言って、茶封筒がNGであるとは言えません。
期日内に願書が届いて、受理される事が最重要です。
いちど届いてしまえば、白封筒であるか茶封筒であるか、は合否に影響しないと考えて差し支えありません。
Q5)自宅から最寄り駅までの地図の書き方は、どうすれば良いでしょうか。
A5)記入例にならって書いていただければ大丈夫です。
ポイントは、
・道路は二本線で、線路は1本線に目盛りを書く形式で描く
・自宅には斜線を描く
・自宅から最寄駅(または停留所)までの徒歩経路に点線を描く
・目印となる建物(郵便局・銀行・スーパー・コンビニなど)の情報を追記する
・駅は長四角とし駅名・路線名を添えて書く
・バス停のマーク、記載は受験者心得12ページの学校案内図を参照する
・線路の両端に、「至〇〇駅」を追加する
・四方位がわかる記号があればなお親切
といったところでしょうか。
願書の記入例の記載のほか、受験者心得12ページの学校までの地図も参考にしていただけると良いでしょう。
こちらも、記入例と書き方が多少ちがっていたところで、「減点」とはならないはずです。
出願手続きの際に共通するのは、
厳密に指定されている点については、厳密に遵守をする必要がありますが、
細かく指定されていない点は、要件を満たしていれば願書不備にはあたらないということです。
受験者心得などの注意事項をつぶさに確認して、
万全の状態で出願をしてまいりましょう。
筑波小の検定本番に向けた対策講座は、残すところ計4回です。
筑波大学附属小学校 対策講座
11月20日(日) 9:00〜10:30 「筑波小対策講座【Ⅱ】」←キャンセル待ちでの受付となっております。
12月3日(土) 8:30〜10:00 「筑波小対策講座【Ⅲ】 男子」
10:30〜12:00 「筑波小対策講座【Ⅲ】 女子」
12月10日(土) 8:30〜10:00 「筑波小対策講座【Ⅳ】 男子」
10:30〜12:00 「筑波小対策講座【Ⅳ】 女子」
参加費:各講座9,000円(税込)
筑波大学附属小学校 直前講座
12月11日(日) 8:30〜9:30 「筑波小直前講座 Aグループ」
10:00〜11:00 「筑波小直前講座 Bグループ」
11:30〜12:30 「筑波小直前講座 Cグループ」
参加費:7,000円(税込)
③明日は、お茶の水女子大学附属小学校の第一次検定(抽せん)です。
お茶の水女子大学附属小学校の第一次検定(抽せん)は、
11月19日(土)の9時から男子、10時半から女子の抽選が実施されます。
結果の発表は、同日19日の午後0時30分ごろとなる予定です。
明日で、都内の国立小の試験前の抽選結果が、全て出揃います。
受験ができることとなった学校に向けて、
直前期の準備を進めてまいりましょう。