感熱紙・感圧紙を変色させる糊とは

本日より、東京学芸大学附属竹早小学校の出願受付が始まりました。
竹早小の出願受付は、今週の金曜日まで。
必要書類を封筒に入れて、向かう先は小学校、ではなく、お近くの郵便局です。
窓口で、「簡易書留」で郵送をしましょう。
ここ数日でも、願書についてのお問い合わせをいくつかいただいていますが、
今回の出願に必要なのは、
・「入学志願票」と「入学志願受付票」(切り離さない)
・(第1次選抜用の)検定料納入済票を貼り付けた台紙
・返送用封筒(404円分の切手を貼付)
の3つです。
「入学願書」は、1次選抜が終了した後に学校に持参するものですので、
こちらの記入は、まだお済みでなかったとしても(例えば写真がまだ準備できていなかったとしても)、
1次出願は、郵送することが可能です。
まずは、出願書類を発送して、
それから、願書の記入に備えましょう。
『「感熱・感圧紙などを変色させる場合があります」と記載のある糊』とは?
竹早小の、入学検定料を支払う際に、
コンビニでのお支払いをする場合、
「取扱明細書」を貼り付ける場合の注意書きとして、
「感熱・感圧紙などを変色させる場合があります」と記載のある糊は使用しないでください。
という記載があるようです。
この記載について、調べてみました。
トンボ鉛筆のスティックのり「シワなしピット」について「使用上のトラブル」
など、感熱紙を黒く変色させるようなものが、存在するようです。
どうも、スティックのりにその可能性があるような印象です。
また、液体のりについて、
郵便局にも置いてあることが多い、「アラビックヤマト」についても、
「Q&A」のページにて確認してみました。
以下が、該当部分の引用です。
Q.感熱紙に使用したいが、注意点はありますか?
A.感熱紙自体、保存に適しません。水分、光、時間経過などで印字が消える可能性があります。のりを使用する場合は、印字部分を避けて塗ってください。
ちょっと、歯切れの悪いコメントのようにも感じますが、
下段の「スティックのりについて」のQ&Aから、このようなコメントになっている理由が推し量られます。
Q.感熱紙に塗ると黒くなりますか?
A.今まで黒くなったとの連絡は受けていませんが、試してからご使用ください。(感熱紙は種類が多いため)
つまり、一口に「感熱紙」といっても、いろいろなバリエーションがあるため、
はっきりとしたことは言い切れない、というところなのでしょうか。
コンビニで支払いをした場合の明細書も、
ひょっとしたら、店舗ごとで使用する用紙が異なる、という可能性もあり得ますから、
のり付けをする場合は、印字部分をなるべく避けて、貼り付けるのが良さそうです。
そんな中、
感熱紙について、「変色しない」と明記してあるのが、
「でんぷんのり」でおなじみの、
公式ページで、「変色しない」と明記しているのは、心強いです。
また、感熱紙・感圧紙が変色する理由が、糊の化学成分によるものであることを考えると、
「でんぷんのり」(いわゆる「つぼのり」)も、安心して使うことができそうです。
明細書の変色も、「万が一の可能性」ということでの記載だとは思いますが、
「念には念を」で、明細書の貼り付けの際は、
使用する糊や、「のりの付け方」について、気をつけると良いでしょう。
(竹早小に限らず、コンビニで支払った明細を貼り付ける場合は、同様に気をつけると良さそうです。)
ぜひ、万全を期して出願の手続きを進めて参りましょう。
