小学校受験の行動観察「グループ課題」の対策にもなるご家庭での習慣。「言葉を添える」
小学校受験の行動観察課題の「土台づくり」は、ご家庭での日常生活の中からできる。
小学校受験の「行動観察」というのは、
ふとした時の動作や発言などが出やすい課題だといえます。
どのような形式で課題が出されるかを経験しておくことは、
本番に、冷静に課題に取り組むためにも有効です。
そういった点で、お教室で「行動観察課題」を経験しておくことは、
「場慣れ」「人慣れ」「課題慣れ」のためにも価値があります。
そうは言っても、
お教室での時間だけ、「理想的な立ち居振る舞い」を意識しようとしても、
ふとした仕草までコントロールするのは難しいでしょう。
もし、お教室でのみ上手に「演じる」ことを目指すのであれば、
かなりハードな「演技のレッスン」を受ける必要があるかもしれません。
小学校受験協会のお教室では、
そういった「演じ方」の指導はしていません。
その代わりに、
お友だちと一緒に課題に取り組むとき、
課題がうまくいくための「あり方」のヒントをお伝えしています。
行動観察課題では、お子さまの「あり方」が浮かび上がります。
お子さまたちは行動観察課題において、
ペーパー課題に取り組む時とは、ちがった一面を見せることがあります。
そして、そんなお子さまの「あり方」は、普段の生活の中で育むことができます。
「演じる」のが難しいのであれば、
普段から、当たり前のようにできるようにしておけば良いのです。
普段からの習慣ですから、慣れていないと、難しい。
でも、慣れてしまえば、図形の応用問題を解くよりも、はるかに簡単にできることです。
そんな、普段からできる行動観察対策ともなる習慣をお伝えします。
物の受け渡しに、言葉を添えましょう。
今日の意識するポイントは、ひとつ。
「物の受け渡しをするときに、言葉を添える」ことです。
行動観察のグループ課題では、一緒に使うものの受け渡しをする機会が多くあります。
その際、
ものを渡す側が「どうぞ」と言って、
受け取る側が「ありがとう」と言うだけでも、
お友だちとのコミュニケーションが取れて、
作業がスムーズに進んでいきます。
これは、「そういうふうにやると試験官にいい印象を与えますよ」というレベルのこと、というよりかは、
お友だちとやり取りをする際の、いたって自然なやり取りです。
つまり、行動観察課題でポイントを稼ぐために、
「どうだ、言ってやったぞ」と鼻息を荒くするようなことではないのです。
普段の生活の中から、
自然とできるようにしておくことが大切です。
そこで、ご家庭での生活からの心がけが必要です。
普段、親子やご家族で、物の受け渡しをする時から、
「どうぞ」「ありがとう」の言葉を添えるようにしてみましょう。
これは、たとえば「お父さまとお母さま」のやり取りの際にも意識してみてください。
物の受け渡しの方が当たり前になっていて、
言葉を添えることは忘れられていることがあります。
お子さまは、ご家族の様子も見ながら、学んでいっています。
行動観察課題だけでなく、ご家庭の中でも、
簡単な言葉を添えることで、円滑にやり取りが進むことも、あるかもしれません。
物と一緒に、言葉の受け渡しも、してみましょう。
ぜひ、意識してみてください。
お申し込み受付中の講座
〇金生先生の行動観察講座
日程:2月18日(土)9:00~10:30
3月11日(土)9:00~10:30
対象:新年長
価格:10,000円(税込)
講師:金生先生
教室:小学校受験協会四谷教室
新宿区四谷三栄町
■お申込みは、今すぐです。
行動観察講座のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。
〇絵画制作講座
日程:2月18日(土)11:00~12:20
3月11日(土)11:00~12:20
対象:新年長
価格:9,000円(税込)
講師:清水先生
教室:小学校受験協会四谷教室
新宿区四谷三栄町
■お申込みは、今すぐです。
絵画制作講座のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。