小学校受験に向けたご家庭での習慣づくり②
前回に引き続き、小学校受験に向けて、習慣にしていくと良いことについてご紹介します。
今回は、「手先の巧緻性」を高め、
製作課題においても大切になってくる作業についてです。
製作課題における、5つの主な工程は、
・ぬる
・ちぎる
・折る
・貼る
・むすぶ
の5つですが、
今日は、その中でも、「折る」作業に直結する取り組みについてご紹介します。
もう、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、「折り紙」です。
折り紙を折って、形を作ってみましょう。
お手元に折り紙を用意して、
好きな形を折ってみましょう。
その際に大切なのは、
「辺と辺、角と角を合わせて折る」ということ、
そして、「しっかりと『アイロン』をかけて折り目を作る」ということです。
製作の際の「ていねいさ」を身につけるとともに、
折り紙を折った時の「折り目=分割線」の意識や、
折り紙の切り開き課題に取り組む際に、「アイロン(折り目)」や「おへそ(中心)」に意識を向けることがスムーズにできるようになります。
たくさん折って作る、複雑な形であればあるほど、
「丁寧に折る」ということが重要になってきます。
どんどん、いろいろな形を折ることにチャレンジしていってください。
折り紙は「スキマ時間の活用」にも有効です。
じっくり、時間をかけて取り組まなくても、
ほんのちょっとしたスキマ時間で、
折り紙を使って、何かを折ることで、
指先の器用さは、どんどんとついていきます。
例えば、
・お母さまやお父さまが、家事をするなど手が離せない時、
お子さまに、タブレットを渡してネット動画を見せたり、
あるいはテレビの電源をつけて、何かしらのDVDや番組を見せたり、
することも、あるかもしれませんが、
それらの代わりに、折り紙を使って、何かひとつ、形を折ってみてもらうだけでも、
「受験につながる学習」に早変わりです。
あるいは、
・外出時、電車やバスを待っている時間、
そんな時にも、持ち歩いている折り紙を渡して、何かを折ることができるかもしれません。
外出先で折り紙に取り組む場合、
机がなくても、丁寧に紙を折ることができるか、という練習にもなります。
国立小受験の準備を進める上で、
「折り紙」は、鉛筆やクーピーに勝るとも劣らない、マストアイテムです。
100円ショップのものでも、なんでも良いです。
ぜひ、ご家庭に常備しておいて、
すぐに、手にとって使えるようにしておきましょう。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
新年長(年中さん)向けの定期教室の詳細はこちらから。
体験レッスン受付中
対象:新年長(年中)
料金:3,000円
特典:図形センスを磨く「紙パズル」をプレゼントします!
体験レッスンの申込は
こちらです。←←