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ペーパー学習における効果的な復習の方法(3)

ペーパー学習における効果的な復習の方法について3回にわたりご説明しています。

最終回の今日は言葉で説明するのが苦手なお子さまのケースについて、その対処方法をご紹介します。

 

1日目 ペーパー学習における効果的な復習の方法(1)はこちらから。

2日目 ペーパー学習における効果的な復習の方法(2)はこちらから。

 

言葉で説明をすることが苦手なお子さまの場合、
設問の内容について、うまく説明すること自体がそもそも難しい、という状況もあります。

 

もし、わが子がペーパー問題の説明がまったくできなかったとしても、
決して、その場でがっかりしないでください。

お子さまがペーパーの内容についてうまく説明できなかったとしても、
「これって、~~~ってことなんだね。」などと、
お父さまやお母さまがペーパーの内容の説明を設問とは違う言い回しを使ってで繰り返すことによって、
お子さまの単元の理解が少しずつ進んでいきます。

 

また、お子さまが説明していた内容があまり上手でなかったとしても、
「なるほどね、つまり~~~ってことだよね?」というふうに、
お子さまが言った内容を、より正確な内容や上手な表現に言い換えて確認をするようにしましょう。

そうすることによって、お子さまは、今よりも上手な説明の仕方を、新たに学んでいくことができます。

 

お勉強するときに、「アウトプット」を意識することは、
「覚える」ことの効率を高める上でも非常に重要です。

ご家庭の中で、お子さまが「小さな先生」になることが当たり前になっていけば、
自然と、お子さまがアウトプットをする機会が増えていきます。


ぜひお勉強を進める上で、お子さまに「小さな先生」になってもらえるような機会を、たくさん作ってみてください。

そうすることで、お父さまやお母さまがお勉強を促さなくとも、
お子さまが自然と「お勉強につながる行為」に取り組む機会が増えていくのです。


3回にわたって、ペーパー学習の「復習」と、理解の深め方についてご紹介していきました。

ぜひ、ペーパーのお勉強に取り組む中でも、
お子さまと一緒に対話を進めながら、楽しんで取り組んでいってください。


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