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【2024年版】筑波大学附属小学校、抽選通過後の準備について

11月9日、筑波小の第一次選考(抽選)が実施されました。

 

2024年11月9日(土)に、

筑波大学附属小学校の、第一次選考(抽選)が実施されました。

 

 

女子…9:00   男子…11:00より、

筑波大学附属小学校の行動にて実施される第一次選考(抽選)ですが、

抽選の立会は、出願者のごくごく少数名(全出願者の1%程度)しかできないことになっているので、

 

多くの出願者の皆様は、

抽選当日11月9日(土)16:00以降

ホームページ上のリンク先のmiraikonpass照会サイトから、抽選結果を確認することになります。

(照会可能期間は、11月12日(火)23:59までです。)

 

今年度の通過率は、男子、女子ともに47%でした。

 

過去2年の出願者数(および抽選通過率)の推移は、以下の通りです。

 

2022年度(一昨年):男子2048名(40%)/女子1781名(47%)

2023年度(昨年):男子1849名(42%)/女子1615名(50%)

2024年度(今年):男子1756名(47%)/女子1672名(47%)

 

 

第二次選考を受験できる人数は、昨年度、一昨年度と同じ、男女ともに800名前後ということになりそうです。

 

第二次選考の倍率は、約9倍弱となり、その上で、第三次選考(抽選)となることが予想されます。

 

 

 

筑波小の抽選に通過した後の準備について

 

第一次選考(抽選)に当選した皆様は、

すぐに、第二次選考検定料2,200円のお支払いの手続きを進めましょう。

「申し込み完了メール」とともに出願書類URLが入手できます。

 

そして、第二次選考の出願書類をダウンロードし、A4用紙に印刷して記入、

必要書類とともに11月20日に学校に持参します。

 

詳しくは、令和7年度の「受験者心得」をよく読んで、間違いのないように出願をしましょう。

 

 

「入学志願票(願書)」「志願理由書」については、

清書用の用紙に記入する前に、必ず下書きをしてバランスを確認しましょう。

 

そして、清書した用紙については、

封入して発送する前に、いったんコピーないしスキャンをしておくと、後々ご確認いただく際にも便利です。

 

 

今年度の出願書類は、11月20日(水)に、学校まで持参しての受付となります。

(2019年以来、実に5年ぶりの持参受付です。)

過去の持参受付の際は、受付開始のかなり早い時間帯から、たくさんの方が並んで待機をしていたようですが、

数年間のブランクを経た今年も、同様の展開が予想されます。

 

防寒対策に加えて、出願当日のスケジュールも、調整しておきましょう。

 

 

ご家庭で取り組む第二次選考(検査)までの準備について

 

筑波小対策については、特に国立小メインで対策を進めてきた方は、以前から照準を絞って対策をしてこられていることでしょう。

あるいは、私立小受験を駆け抜けたあと、最後の筑波小の抽選にも当選したので、「さらにもう1ヶ月」の小学校受験期が決定した、という方もいらっしゃるでしょう。

 

これまで、小学校受験に向けた準備をされてきている皆様は、

直前期とはいえ、特別なことはないかもしれませんが、

あらためて、筑波小に向けた直前期の対策をまとめていきます。

 

①ペーパー課題 

 

筑波小のペーパー課題は、「お話の内容理解」と「図形系の問題」に分かれますが、

ほぼ確実に出題される「お話の内容理解」に重点を置いて対策を進めることが大切です。

(図形系の問題は、例えば、「重ね図形」が苦手だからとそれだけ集中してお勉強をしたとしても、本番に出題されるのが「回転図形」であるということがあり得ます。それに対して「お話の内容理解」というジャンルは、確実に出題される、とも言えるのです。)

 

図形問題は「制限時間内に解答しきれなかった」という話も多く耳にします。

ですが、お話の内容理解については、聞くべきポイントを押さえて取り組めば、満点が狙える問題です。

まずは、「お話の内容理解」を確実に押さえていきたいところです。

 

これまで特に筑波小に特化したお勉強をしてこなかった、という場合でも、

小学校受験に向けた準備を進めてこられていて、基礎ができている、という場合は、

お話の内容理解の「傾向と対策」は抽選後からでも間に合います。

 

夜寝る前の「読み聞かせ」も、「お話の内容理解」の問題に切り替えるなどして、

たくさんの「聞く」練習を積み重ねてみましょう。

 

 

また、「図形問題」は、

最初の1問を練習問題として親子で一緒に取り組んでから、残りの問題に取り組むようにします。

解答をする「向き」(縦か横か)を意識して取り組みましょう。

 

そして、過去問演習などをする際も、

2分30秒を目安に、時間で区切って取り組むようにしてみてください。

「全ての問題に解答しないと気が済まない」状態だと、次の課題に意識を切り替えづらいということもあるかもしれません。

 

また、解答をする際の「スピード」がつかないという方は、

正解は分かるであろう簡単めな問題を、途中で止めることなく最後まで解いていく中で、スピードをつけてまいりましょう。

 

同じ「位置の対応」問題を、タイムアタック形式で自己最高記録に挑戦してみるのも良いかもしれません。

 

 

②製作課題

 

製作課題は、基本的には「指示製作」が出題されます。

お手本が作られる際の「工程」を正しく記憶して、素早く丁寧に再現できることが大切です。

 

作品をつくる際の工程の中で、不安要素があるようであれば、

本番まで、毎日かならず取り組むようにしていきましょう。

 

筑波小の製作課題でメジャーな工程は以下の5つです。

・クーピーを使った「色ぬり」

・線に沿って「ちぎる」

・折り紙を「折る」ことで形を作る

・スティックのりを使って、手を汚さずに「貼る」

・紐やリボンを「ちょうむすび」で結ぶ。

 

指示製作で作品をつくるのでなくとも、

特に、上記の中の「ちぎる」「塗る」「結ぶ」は、毎日のように取り組んでいきたい作業です。

毎日継続することで、必ず力がついていきます。

 

これらの作業が「うまくできない」という場合、

筑波小の製作を完成させることはできません。

もし、まだ苦手である、という場合は、

ここからの1週間、2週間で、「自信を持ってできる」レベルを目指して特訓をしましょう

(「ちょうむすびがうまくできない」というお子さまも、毎日、朝と晩、2週間も練習すれば、必ずできるようになるはずです。できるようになる過程が、大きな自信につながります。)

 

また、近年の筑波小では、

「絵を描く」課題が出されようになっています。

 

お勉強の合間の時間にでも、

「自分の絵」

「家族の絵」(人物画は顔・表情から全身まで)

「動物の絵」

「料理の絵」

などを描くようにして、絵画の課題が出題されても自信を持って対応できるように描き慣れておくことがオススメです。

 

 

③運動・口頭試問その他

 

その他、筑波小で毎年のように出題される「くま歩き(くま走り)」や

短答形式で答える「口頭試問」など、

 

ご家庭の中でも習慣的に取り組んでいくことが、力を発揮できるコツです。

 

口頭試問についてもそうですが、

「ハキハキと」「元気よく」お話やお返事ができるように、普段から心がけます。

毎朝の「挨拶」から、受験対策を進めることができます。

 

 

 

お教室での「筑波小対策講座」は、残すところあと4回です。

 

筑波小の本番に向けた対策講座は、

来週末の講座を含めて、残り4回です。

 

本番の流れを想定した課題に、順に取り組みます。

(筑波小は、グループによっても課題の順番がまちまちなようですので、さまざまな順番で課題を組み立てています。)

 

また、第二次選考の当日に、お子さまが検査を受けている際に保護者の方が書くことになる「保護者作文」についても、

過去の出題例をもとに実際の記入にチャレンジしていただきます。

講座終了時にお教室にお持ちいただいた作文については、私藤田が拝見した上で、コメントを記入して講座後の週明けにご連絡いたします。

作文のポイント(意識したい点)についても授業説明の際にお知らせします。

 

○筑波大学附属小学校 対策講座

日程:11月30日(土)11:00〜12:30

   11月30日(土)①(男子)8:30〜10:00/②(女子)10:30〜12:00

   12月7日(土)①(男子)8:30〜10:00/②(女子)10:30〜12:00

○筑波大学附属小学校 直前講習

日程:12月9日(日)①(Aグループ)8:30〜9:30/②(Bグループ)10:00〜11:00/③(Cグループ)11:30〜12:30

筑波小 対策/直前講座」への申込はこちらから

 

また、今年は、直前期の平日特訓を開催します。

 

12月2日(月)~6日(金)
12月9日(月)~12日(金)
15:00~17:00

この全10日間、都内最後の国立小受験をやり切るための講座を、清水先生が実施してくださります。

 

直前期・平日特訓についての詳細はこちらをご覧ください。

 

 

ここからの1ヶ月の直前期、

 

振り返った時に、「筑波小の抽選に当選できたから、成長できたね」と思えるような時間を過ごしていただけるよう、

お教室としても全力でサポートしてまいります。

 

来週の対策講座で、またお会いしましょう。

 

 


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