「なぜ、小学校受験をするのか?」ご夫婦で目的を共有しましょう。
本日で、4月も終了です。
三連休も終わり、
通常どおりの平日を過ごしている方も多いことでしょう。
新年度がスタートしてから、ここまでの1ヶ月は、いかがでしたでしょうか。
「今月から新しいことをスタートした」という方も、多くいらっしゃることでしょう。
そんな方は、振り返ってみれば、4月の初めと比べて、感覚や意識が変化していることも、あるかもしれません。
4月は、5月以降に、さらに学びを積み重ねていくための「ウォーミングアップ」月間でした。
連休明けの本格スタートを目指して、ここから1週間、準備を進めていきましょう。
ご家庭の小学校受験の「目的」を明らかにしていく
普段は、仕事に子育てにと慌ただしい日々を送っていると、
ご家庭の中で「教育」について考えたり話し合ったりする機会は、なかなか設けにくいかもしれません。
ところが、「小学校受験に取り組む」となると、
必然的に、わが子の教育について、意識をする機会が増えてくるものです。
都内の小学校受験の倍率を考えると、その数は少なくはないと感じますが、
それでも、小学校受験に取り組むご家庭というのは、全体から見たら、まだまだ少数派です。
何かしらの目的や動機を持って「あえて」取り組むのが、小学校受験です。
そして、いざ「受験をする」となったときに、
できうる限りの最善を尽くしていきたい、と思うのであれば、
普段の生活の中でも「あえて」受験を意識した行動を選択する場面がたくさん出てきます。
「受験のためのお教室に通わせよう」と考えることであったり、
「出願を予定する学校に関連する書籍を購入して情報を集めよう」とすることであったり、
私立小の受験を考えるのならば、平日や週末の予定を調整して、学校見学会に参加することであったり、
これまでは通り過ぎていた、道端に咲く花に意識を向けることであったり、
あらためて、お父さま・お母さまのこれまでの人生を振り返り、教育観を言葉にしていくことであったり、
そうした、「受験」がなければ取らなかったであろう、ひとつひとつの選択は、
幼少期のわが子と過ごす時間を、より濃密なものに変えていくはずです。
わが子に、どのような小学校生活を送ってほしいのか。
学校には、どのような価値を求めているのだろうか。
そして、親として、6年間の小学校生活において、どのような関わり方をしていきたいのか。
普段の生活に追われていたら、ついつい「後回し」になってしまっても仕方がないような、「ちょっと先のこと」を、
半ば、強制的に考える機会を作ってくれるのが、小学校受験というイベントなのです。
わが子の就学前に、小学校の6年間、そしてそれ以降の学生生活について考えておくこと、
そして、わが子の成長を、親としてどのようにサポートしていくかについて考えておくことは、
ゆくゆく、小学生のわが子と関わることができる限られた期間を、より有意義に過ごすことができる大切な準備です。
そして、そうした「少し先の未来」を考えながら、受験の準備をすることは、
まさに今、現在進行形で進んでいる「就学前のわが子との時間」も、
同様に、大切にしていくことになるはずです。
「なんとなく」で通り過ぎていってしまうには、あまりにもったいない、幼少期のわが子との時間。
そこに、新たな「意味」を追加できるのが、
小学校受験に取り組む価値のひとつです。
ご夫婦で、小学校受験の「目的」を共有していきましょう。
「何のための小学校受験か?」
この問いに対するご夫婦の答えは、多少は違っているところもあるかもしれません。
それでも、わが子の成長に対するご夫婦の思いを理解しあっておくことは、
わが子の成長を支えていく上で大切なことです。
このことは、実際の小学校受験に向けた準備を進める上で、より良い協力体制を組むことができるためにも、もちろん重要なことです。
連休期間も、まだ続きます。
じっくり話をできる機会も、取りやすい時期です。
ぜひ、ご夫婦で、
「なぜ、わが家は小学校受験に取り組むのか」について、
あらためて、ご家庭の方針を共有・更新していってください。
それが、連休明けからの受験準備を加速させる原動力にも、なっていくはずです。
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