「できないと、すぐにやる気をなくす」状態を改善するために①
お正月の「三が日」が終わります。
明日からは、仕事や保育園がスタートするという方も多いでしょう。
幼稚園がもうしばらく冬休みだ、というお子さまも、
明日からは、もうお正月モードから、通常モードに切り替えていって良い時期です。
お正月休みで、ゆっくり過ごしていた方も、
明日からは、通常どおりの、お勉強のリズムに戻していくと良いでしょう。
1日1日のお勉強は、無理なく続けられる範囲で取り組むのがおすすめです。
無理をしても、続かないからです。
そして、続かなければ、着実に力をつけていくことが難しいです。
新年から、毎日の学習リズムを見直していこうとしている皆様は、
この1月が勝負です。
新しい習慣を、試行錯誤をしながら確立させていきましょう。
「ペーパー学習がうまくできないことで、お勉強をやりたがらない」そんな時。
年末年始も、お勉強を進めてこられた皆様の中には、
お勉強に取り組む中で、新たな課題が出てきた、という方もいることでしょう。
ご家庭で取り組むペーパーの問題が難しくなってくると、
ペーパーの問題が、思うように解けない、ということも出てきます。
そんな時に、「お勉強やりたくない」と、ペーパー学習を途中で投げ出してしまったり、
毎日のペーパー学習の着手がスムーズにいかなくなる、ということも起こりえるでしょう。
毎日のお勉強がうまくいかなくなって、
「どう対応したら良いでしょうか。」とご質問をいただくことが、毎年のようにあります。
こんな時、
ペーパー問題を「正解できた」というときに褒めるのではなく、
ペーパー学習に取り組んでいる姿勢を、正解、不正解に関わらず褒めていくようにしましょう。
というふうにお伝えしてきました。
(過去のブログ『「間違い」を気にして着手できない場合に気をつけること。』でも、似たようなことを紹介しています。)
こうしたことをお伝えしてきたこともあり、
さらに、「間違えても、頑張っていた姿勢を褒めるようにしたものの、やはりやる気が起きないようです。」
といったご質問をいただくようになりました。
アドバイスを参考にして、やってみた。
でもうまくいかない。
どうすれば??
と途方に暮れることもあるかもしれません。
このような現象が起こるときの「原因」を、いくつか考えてみます。
「褒めているはずなのに、うまくいかない」時に考えられる可能性と対処法
①お勉強を「楽しい時間」として取り組めていない。
大前提として、過去のブログも参考までにご覧ください。
『小学校受験に向けたお勉強を通して、お子さまが「勉強が好き」になるために大切なこと。』
お父さま、お母さまが、「絶対に楽しめる趣味」を思い浮かべてください。
その「趣味」について語ったり、その楽しさを誰かと共有するときの感情や、身体反応を思い出してみてください。
そんな「ワクワクする物事」と同じ感覚で、「お勉強」を扱うことができれば、
お子さまが多少、お勉強を嫌がったとしても、
その反応を真に受けることもなくなるはずです。
なぜなら、お勉強は本来、楽しいものであり、
お子さまが今はまだ、その楽しみ方を知らないだけであって、
お勉強の楽しさをひとたび知ってしまえば、
お勉強が好きになることは必然だということが、わかっているからです。
「いまひとつ、藤田の言っていることがつかみかねるな。」
という方は、
お教室の様子を、体験参加やzoom参観を通してご覧いただければ、
徐々に、なんとなく言わんとすることが分かってくるはずです。
お教室では、今年も、「まなび」は「あそび」をコンセプトに、お勉強を進めてまいります。
「褒めているのにうまくいかない」ときに考えられる可能性は、まだ、いくつかありますが、
長くなってきたので、今日のところはこのくらいにしておきます。
次回に続きます。