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小学校受験に向けたご家庭での習慣づくり③

本日で、今年も1週間が終了です。

 

みなさまのご自宅でも「七草粥」は召し上がりましたか。

 

お正月、ついつい暴飲暴食してしまった……、という人にも、

胃腸にやさしいお粥は、ちょうどいいかもしれませんね。

 

 

さて、本日の本題に入りましょう。

 

本日のテーマは、「小学校受験を考えた場合に、避けたほうが良いご家庭での習慣」についてです。

 

小学校受験に向かう期間の中で、

身につけていきたいご家庭での習慣、というものがありますが、

 

反対に、これまで習慣になっていることの中で、

手放していきたい習慣、というものもあります。

 

 

今回、取り上げたいのは、

 

「ご家庭での食事中の習慣」です。

 

 

食事中における「悪」習慣

 

みなさまのご家庭では、

 

「食事中に、テレビがついている」

ということは、ないでしょうか。

 

食事中に、テレビがついていて、

 

「ながら見」をしながら食事をしている

 

あるいは、

テレビを「聞き流している」

といった場合は、

 

可能な限りすみやかに、その習慣をあらためるようにした方が良いかもしれません。

 

 

「……それくらい、個人の自由では?」

 

というふうに思う方もいらっしゃるでしょう。

 

なので、以下に、

なぜ、「食事中のテレビ」を控えたほうが良いのか

その理由を2つあげて説明します。

 

 

 

国立小受験において重要なのは、「聞く力」

 

以前もご紹介した通り、

小学校受験を進める上で「聞く」ことは非常に重要です。

 

全ての課題が、口頭での指示・出題によること。

 

そして、先生の注目が、確実に自分に向かう「口頭試問(個別課題)」の機会でも、

「聞いて、話す」

というスタイルは共通です。

 

 

つまり小学校受験に取り組む上では、「はじめに、聞くことありき」とも言えるでしょう。

 

 

そうであるならば、

国立小受験に向けた準備をする上で、

「集中して聞く」ということが絶対条件になります。

 

ですから、

日常的に「散漫に聞く」という習慣が作られてしまう「ながらテレビ」は、

できる限り、日常生活の中から排除したい習慣であるといえます。

 

 

ご家族で食卓を囲む時間こそ、家族にとって、学びにとって大切な時間

 

これは、「受験」という枠を抜きにして、ですが、

 

ご家庭で食卓を囲む時間こそ、

家族での、大切なコミュニケーションの時間です。

(最近は、「食事中の会話を控えるように」などというお話もありますが、あれはあくまでも「外食時」の話であると解釈しています。もちろん、「口に食べ物を入れながら話す」のは、それ以前からマナー違反ですが。)

 

その日、起こった出来事や、

最近、学んだこと考えていることを話したり、

 

そこから、新しい学びの機会を創り出すのは、

 

「家族が集まっている食事の時間」ならではです。

 

 

もちろん、食事の時間以外で「家族会議」の時間を設けるのであれば、それでも良いかもしれませんが、

そこまですることは、なかなか大変なようにも思います。

 

 

ご家族での会話、

親子での会話というものは、

 

その時々の出来事などにしたがって、「自由」に展開されるものであることでしょう。

 

そこには、

別の話題をテレビから提供してもらう余地は、無い、と言って良いでしょう。

 

「毎日の一家団欒のテーマをテレビに決めてもらう」というのは、

どうも不自然な気がしてなりません。

(あくまでも、個人の感想ですが。)

 

 

「テレビのながら見をしない」という提案は、番組制作者の意図には反するかもしれません。

 

もっとも、テレビ番組自体は「ながら見」を想定して作られているようです。

(そのため、映画と比べてテレビドラマの方が、いわゆる「説明ゼリフ」が多いという傾向があるそうです。)

 

ですから、制作者の立場としては、

「何かをしながら」でも見て(テレビをつけていて)ほしい、という思いはあるかもしれません。

 

ですが、

こと、「受験に向けた習慣づくり」という点で、

それだけでなく、「ゆたかな家族関係づくり」という点では、

 

テレビの「ながら見」は避けたほうが良い、と考えていますし、

 

特に、食事の際にテレビがついている、という状況は、

可能な限り、控えることを提案したいです。

 

 

気になるテレビ番組があれば、録画機能というものもありますし、

近年では、「見逃し配信」などで追って視聴をすることも可能です。

 

ご家族で、テレビを見る、という時間があること自体は、

(意図的なテレビ視聴であれば)良いと思いますが、

「なんとなく」テレビをつける、という習慣があるとしたら、

その習慣は、変えていく心がけをしたほうが良いでしょう。

 

 

テレビに限らず、

もし、日常の中に、「なんとなく」という瞬間があるとしたら、

 

そこは、お子様の成長や、学びのレベルアップのために、

メスを入れることができる時間かもしれません。

 

 

何から何まで管理をしていく、というのは息が詰まってしまうかもしれませんが、

より良くするために、どんなことができるか、ということは、

時々、考えてみると良いかもしれません。

 

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