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国立小受験の制作課題「ちぎる」をマスターするためのステップ

あたたかい雨の1日だった本日の都内。

 

こういう日は、室内で、ゆっくり過ごすに限りますね。

 

国立小学校受験の制作課題「ちぎる」をどのようにレベルアップさせていけばよいか。

 

国立小受験における「制作課題」において、

「ちぎる」という課題が出題されることがあります。

 

本日は、その「ちぎる」作業に焦点をあてていきます。

 

 

「ちぎる」と「やぶる」の違いを押さえましょう。

 

制作課題で「ちぎる」作業が課される際に、

まずは「ちぎる」という動作がどのような動作になるか、を理解しておく必要があります。

 

「ちぎる」は、

両手の親指と人差し指で、紙をつまんで、

右手と左手の親指がくっついた状態のまま、線に沿って用紙を分割する作業です。

 

両手の動きとしては、

用紙をつまんだまま、両方の手首を「ねじる」動きをしているとも言えるかもしれません。

 

(実際に、紙を持たなくてもよいので、「ちぎる」動作をやってみると、ひじから手首までの位置は動かずに、左右の手首が時計回り、ないしは反時計回りに回旋していることがわかるはずです。)

 

「ちぎる」とは違う「やぶる」という動作もあります。

 

「やぶる」動作は、どのような動作かというと、

同じく、親指と人差し指で用紙をつまみますが、

つまんだ両手の親指が、離れていくようにして用紙を分割していくような動きです。

(極端にすれば、「バナナの皮をむく」動作に近いかもしれません。)

 

「やぶる」動作は、親指と親指が離れる動作になりますが、

その際、両方の手首の位置も、動いていることになります。

 

 

なぜ、「やぶる」ではなく「ちぎる」である必要があるのか。

 

国立小受験の制作課題で課される「ちぎる」の動作が、

「やぶる」動作でないようにする必要があるのは、なぜでしょうか。

 

それは、「やぶる」動作が、曲線など細かい作業に不向きであることが理由です。

 

「やぶる」動作は、

親指どうしが離れているため、

実際の「今、破られている箇所」から、両指が離れているということになります。

 

そうすると、

曲線などの細かい変化を、正確につけることが難しくなってしまいます。

 

その点、「ちぎる」は、

「左手の親指と人差し指」「今ちぎられている箇所」「右手の親指と人差し指」が、ほとんどくっついている状態で、用紙をちぎっていきますから、

「直線」も「曲線」も、自由自在にちぎりとっていくことが可能です。

 

 

ですから、まずは、

「親指と親指を仲良しにした」状態での「ちぎる」をマスターすることが大切になっていきます。

 

 

では、実際に、どのような手順で「ちぎる」をマスターしていけばよいのでしょうか。

 

以下に、「ちぎる」作業をマスターするためのステップをご紹介します。

 

「ちぎる」マスターへのステップ

 

「ちぎる」マスターへのステップ①:細い用紙に折り目をつけてから、まっすぐ「ちぎる」

 

「ちぎる」マスターのためのファーストステップは、

「細長い用紙を、縦にちぎっていく」ことからスタートします。

 

縦に4つ折りにした折り紙の、折り目に沿って「ちぎる」といった練習が適当です。

(最初は、折り紙を縦に二等分しておいて、細長くしておいてからちぎるようにしても良いでしょう。)

 

まずは、「まっすぐ」ちぎる中で、

「親指と親指を仲良しにした」ちぎりのやり方を覚えていきます。

 

 

「ちぎる」マスターへのステップ②:細長い用紙に、縦に線を書いてから、線に沿ってちぎる

 

次のステップでは、用紙に折り目をつけずに、線をかいて、その線に沿って用紙をちぎります。

 

 

この時の用紙は、

お子さまが両手の指をくっつけてつまめる程度の細長い用紙にしたほうが良いでしょう。

 

最初は、「まっすぐの線」を、

慣れてきたら、「少し波打った曲線」をかいてみて、

線に沿ってちぎるようにします。

 

「直線」については、うっかり「やぶる」になってしまっても、線の通りに進むこともできるかもしれませんが、

「曲線」となると、「やぶる」だと、線からずれてしまうことになるでしょう。

 

ですから、「曲線」での「ちぎる」に関しては、

「ちぎる」動作がある程度ただしく行えるようになってから取り組むのでも、遅くはありません。

 

 

「ちぎる」マスターへのステップ③:○などの形をちぎりとる

 

曲線も、自在にちぎることができるようになってきたら、

今度は、「○」や「△」、「♡」などの形を用紙に書いて、その線に沿ってちぎる、という作業を行います。

 

ちぎる用紙の大きさは、折り紙の4分の1サイズくらいが適当です。

 

少し大きなサイズの場合は、「紙を、少し波打たせて(という表現が適切ではない気もしますが、)、親指と人差し指の輪っかの中に収まるようにして持つ」という工夫も必要になってきます。

 

 

形をちぎりとる前に、

線の内側に、クーピーで色を塗るなどすれば、

「ぬる」作業についても練習をすることができます。

 

上記の「ちぎる」のレベルに沿って、

ちょうど良い難易度の練習に取り組むことで、

「ちぎる」作業のレベルを、ステップアップさせていきましょう。

 

 

「ちぎる」作業の際は、線のどの位置をちぎれば良いのか。

 

制作課題で「ちぎる」課題が出てくると、

「線のどの位置をちぎれば良いか」という疑問が出てくることがあります。

 

たとえば、下図の○を太い線に沿ってちぎる、という課題が出た場合、

太い線の、「外側」「真ん中」「内側」のどのあたりをちぎれば良いか、気になるかもしれません。

 

 

正解は、「どこでもOK」です。

 

 

あくまでも、「線に沿って」なので、

上の図で言えば、青いラインと緑のラインの間で、ちぎっていけば良い、ということになります。

 

意識づけとしては、やはり、線の真ん中あたり(上の図であれば赤いライン)をちぎっていく意識で進めていけば、

線の内側に入ってちぎってしまったり、

線の外側を残してちぎることも、

少なくなるはずです。

 

 

とは言え、最初は、

「線に沿ってちぎる」こと自体が難しいかもしれません。

 

慣れないうちは、うまくできないのが当たり前なので、

繰り返し取り組む中で、どんどん「上手になってきたね」というのを、実感しながら練習を進めていってください。

 

 

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