1. HOME
  2. ブログ
  3. 国立小受験の「過去問演習」は、いつからスタートすべきでしょうか。

国立小受験の「過去問演習」は、いつからスタートすべきでしょうか。

面談、始まってます。

 

昨日より、

国立小受験 専門 定期教室のレギュラー生の保護者の皆様との面談がスタートいたしました

 

 

平日の日中というお忙しい時間帯にも関わらず、

スケジュールを調整していただき、面談にご参加いただいた皆様、

 

貴重なお時間をありがとうございます。

 

 

面談として設定させていただいた時間は、非常に短時間で、

本当に「あっという間」に感じました。

 

 

今回の面談を通して、

実際に取り組んでみた取り組みによる変化や成果について、

あるいは、新たに生まれた課題やお悩みなども、

ぜひまた、お気軽にお聞かせください

 

 

 

過去問の演習は、いつからやるべき?

 

5月が終了しようとしている現在、

 

出願予定校が明確になったら、

その「過去問」にも取り組んでみよう、と考えることでしょう。

 

ですが、

「過去問」というのは、実際に本番に出題されるような課題です。

 

つまり、

半年後のレベルの問題、ということでもあります。

 

 

そんな過去問演習を、

いつごろから取り組むべきか、ということについて

疑問に思うこともあるかもしれません。

 

 

そこで、

国立小受験に向けた過去問演習について、

大まかな取り組み方をまとめていきます。

 

 

(注)とはいえ、万人に共通する「最適解」があるわけではありません。

 

過去問演習のタイミングに限らず、

 

これまでの学習習慣や、到達度によって、

「今日できるお勉強」のレベルは一人ひとり異なります

 

ですから、

過去問に取り組むタイミングについては、

「時期」というよりも、

学習の到達度・習熟度をもとに判断していただく方が適当です。

 

 

以下、

過去問の取り組み方について、

大まかに3パターンに分類しました。

 

 

お子さまのお勉強の状況をもとに、

過去問に取り組むタイミングや、取り組む上での取り組み方の参考にしてみてください。

 

 

Aパターン:1年以上前から、本格的に受験に向けた準備を進めてきている。

 

特に、私立小の併願も含めて準備を進めてきているお子さまの場合は、このパターンになるかと思います。

 

すでに、小学校受験における学習単元を、「基本問題」のレベルでひととおり取り組んでみた

という方は、

 

ぜひ、実際に過去問に取り組んでみて、

複数の問題に続けて取り組むときに、

「どこまでできるか」

「理解が曖昧な箇所はないか」

を確認してみてください。

 

 

なお、

私立小の、「難関校」に向けた受験準備を進めているお子さまの場合、

すでに、国立小の過去問レベルを超える難問にチャレンジしていたりもするでしょう。

 

そういった場合、

国立小の過去問に着手するのは、私立小の受験が終了した11月から取り組む、というのでも、

対応は十分可能なはずです。

 

 

Bパターン:数ヶ月にわたり受験の準備を進めてきている。

 

全てではないが、

複数の学習単元について、継続して取り組んできている、

という方の場合、

 

すでに学習済みの単元について、過去問に実際に取り組んでみても良いでしょう。

 

基本問題の演習の最後に、「過去問の該当の単元」も取り組んでみる、というような使い方です。

 

 

なぜならば、国立小受験で出題される課題は、

その多くが「基本レベル」の問題だからです。

 

該当の単元の基本が理解できていれば、

過去問の問題も解けるはずです。

 

実際の過去問に正解することができると、

「理解が進んでいる」という実感や、自信にもつながるはずです。

 

 

また、

お茶の水小の個別課題のような、少し難易度が高い課題については、

「テスト形式」で出題をする前に、

 

「これって、どうやって考えたらいいんだろう」ということを、

親子で会話をしながら、問題を探究してみるのも良いでしょう。

 

筑波小の図形問題なども、同様です。

 

 

過去問に限ったことではありませんが、

初見のスタイルの問題は、

まず「どうやって考えたらいいのかな」と、

今までお勉強した経験を生かしながら、じっくり探究して、取り組んでみてください。

 

 

Cパターン:受験に向けたお勉強をスタートして、まだ日が浅い。

 

この場合は、現時点で、無理に過去問に取り組む必要はありません

 

まずは、単元ごとに、基礎となる考え方の理解をするところから進めていきましょう。

 

 

その上で、

Bパターン同様、

学習した単元に関連した過去問の問題に取り組んでみる、というのは、

理解の定着を確認する上でも有効だと思います。

 

 

ちなみに、

小学校受験に向けた対策を始めたばかり、という場合でも、

 

出願予定校の過去問を、ひとまず入手して、

出題されている内容を、お父さま、お母さまがひととおり確認することは、

今からやっておいても損はありません。

 

問題の大体のレベル感が把握できることが、

実際のお勉強を進めていく上での「指針」となってくれるからです。

 

 

 

なお、

市販の過去問において

現時点ではまだ、昨年度の直近の問題が含まれていない場合があります。

 

結果的に、

直近の過去問を教材で確認できるのは「8月ごろ」となる可能性がありますが、

すでに出願を明確に予定している学校については、

2〜3社の過去問を購入することで、

より立体的な対策をすることが可能です。

(小学校受験の過去問は学校側が公開しているわけではないので、100%正確なものではありません。そのため、同じ学校の過去問であっても、その内容は少しずつ異なっていたりします。)

 

そう考えると、

現時点で、とりあえず過去問を1冊だけ入手しておいて、

損はない、ということになります。

 

 

 

過去問演習は、単元の学習の「仕上げ」「まとめ」にあたる学習です。

 

お勉強がある程度すすんできたら、

ぜひ、過去問の内容も触れてみてください。

 

 


提携教室

2歳から始める幼児教育

CROIRE(クロワール)幼児教室

ホームページは、→→→こちらをご覧ください(外部ページにリンクします)

CROIRE(クロワール)幼児教室のブログは、→→→こちらです(外部ページにリンクします)

 

関連記事