1. HOME
  2. ブログ
  3. 「お教室では、緊張してうまく話せない。」そんな時は。

「お教室では、緊張してうまく話せない。」そんな時は。

本日で、レギュラークラスの生徒のみなさまを対象とした「オンライン面談」の予定が終了いたしました。

 

お忙しい中、お時間を調整していただいた保護者の皆様、

あらためまして、ご協力ありがとうございます。

 

 

今回のブログも、

面談中に、保護者のみなさまからいただいたお話の中で、「よくあった」ご相談についてです。

 

「お教室などでは、なかなか積極的に発言できません。」

 

お教室で、先生から意見を求められたとき

あるいは、自由に発言をしていいときに、

わが子が、なかなか口を開かない。

 

 

不思議だ。 家ではあんなに大声でおしゃべりしているのに。

 

 

というご相談が、面談の中でも多くありました。

 

 

小学校受験の中で、お子さまが発言をする機会があるとすれば、

・挨拶

・口頭試問

・行動観察(グループ課題)の際のコミュニケーション

くらいなもので、

 

むしろ基本ベースは「静かにお話を聞くこと」だったりするのですが、

 

それだけに、なおさら、「話すべきときに話せない」ことが気になってしまうことも、あるようです。

 

 

「家では、たくさんお話できるのに、教室や講習会となると、そうはいかない。」

 

その原因を一言で言うなら、「家と教室の環境・状況が違うから」ということになります。

 

 

では、何が違うのでしょうか。

そして、お教室でもお話ができるようになるために、ご自宅では、どのようなことができるのでしょうか。

 

以下に、まとめていきましょう。

 

ご自宅の会話と、お教室の発言で「異なる点」

 

・ご自宅では、普通の話し言葉で話せるけど、お教室では、みんな「ていねいな話し方」をしている。

 

・ご自宅でお話をする時に「姿勢」に気をつける必要はないのに、お教室では「姿勢を整える」ことも気をつける必要がある。

 

・ご自宅で話すのは、「自分が話したい時」だけど、お教室では、「発言を求められる時」が決められている

  

・ご自宅で話すときは、「話したい相手」に話すだけだけど、お教室では、自分の発言を、他のお友達全員が聞いている

 

・ご自宅でお話をする相手は、いつも一緒の家族だけど、お教室でお話する相手は、あまり知らない(あるいは初対面の)大人である。

 

このように考えると、

ご自宅でおしゃべりをすることと、お教室で発言をすることの間には、

かなりの違いがある、ということが分かります。

 

 

ですから、

たとえお子さまに、「お教室でも、たくさんお話してみようね。」と伝えたとしても、

ひょっとしたら、それを聞いたお子さまは、「どうしたら良いのかわからない」と感じているかもしれません。

 

 

では、そんな「ご自宅」と「お教室(あるいは試験会場)」とのギャップを埋めるには、どうしたらいいでしょうか。

 

 

 

楽しい方法があります。

 

ご自宅で、「お教室ごっこ」をしてみる、という方法です。

 

 

お教室では、「口頭試問」スタイルでの学習のことを「お話練習」などと呼んでいます。

そのスタイルを模して、ご自宅で「お話練習ごっこ」をしてみるのです。

 

 

お教室でのお話を真似して行うので、

必然的に、お教室に近いスタイルで、お話をすることが求められます

 

それは、日常的な会話とは違う、ていねいな言葉づかいを必要とするかもしれません。

 

お話をする時には、「手をおひざ」にして、姿勢を正して、相手の目を見ながらお話をすることになるかもしれません。

 

 

もしかしたら、ご自宅なのに、緊張してうまく言葉にならなかったり、するかもしれませんね。

 

 

ご自宅での「口頭試問練習」を楽しくする「コツ」をお伝えします。

 

それは、(導入の際は特に)あくまでも、「ごっこ遊び」として取り組む、ということです。

 

いろんな「先生役」があっても良いと思いますが、

「厳しい先生」になりすぎないように注意が必要です。

 

 

あとは、「お子さまにも先生役をやってもらう」のも良いでしょう。

(逆の立場から「お話練習」をやってみることは、親子ともに、また別の気づきがあったりします。)

 

「ごっこ遊び」ではあるものの、

真剣に、「先生役」「生徒役」をやって遊んでみましょう。

 

 

「子ども先生」が授業をしたら、

時に、収拾がつかないくらいに「授業崩壊」するかもしれませんが、

そんな、めちゃくちゃな展開も含めて、楽しく取り組んでみてください。

 

(思っている以上に、お子さまなりに、「先生」の姿を見ていることを感じる一幕が、あるかもしれません。)

 

 

ただし、「お話練習ごっこ」に取り組むことができるには、前提条件が必要です。

 

今回ご紹介した「お話練習ごっこ」で遊べるようになるためには、2つの前提が必要です。

 

ひとつめは、「実際に、お教室で口頭試問練習をした経験があること。」

 

ふたつめは、「お教室での時間を、楽しく過ごせていること。」

 

お教室を知らなければ、そもそも、「お話練習ごっこ」が何のことかさっぱり分からないですし、

楽しみにしているお教室でなければ、「ごっこ遊び」のネタには、なりえないでしょう。

 

 

ですから、この方法は、

「毎回のお教室を楽しみにしているお子さま限定」の方法でしかなく、

 

つまり、「お教室ごっこ」を成立させるためには、

「お教室を、それだけの存在にできているか」という点において、講師がわの責任が重大である、ということなのです。

 

 

レギュラークラスに通っていただいているお子さまにとって、

「お教室ごっこ」のネタにできうるだけの楽しい時間を提供することを、

 

結構、真剣に、目指しています。

 

 

 

口頭試問練習もそうですが、

けっして「上手に」やろうとしなくてもいいのです。

 

その代わり、「楽しく」やってください。

 

 

本来、お勉強というものは、

昔の偉人たちが、人生をかけて没頭したくらい、楽しいものの集まりなのですから。

 

 

2020オールインワン講座part1

1日で、国立小受験の5つの課題「全部のせ」の、

オールインワン講座を開催いたします。

 

国立小受験の本番を意識した、普段のお教室よりテスト形式に近い課題に取り組みます。

 

狙いは「春までの総復習」です。

少し緊張感のある空間でも、これまでのお勉強で培った力を発揮できるか、に挑戦していくことを目指します。

 

日程:6/7(日)

時間:午前 9:00~11:00
   午後 13:00~15:00
(2回とも同じ内容です)

受講料:12,000円

定員:各9名

会場:新宿区四谷三栄町

(参加申込をされた皆様に、詳細の住所をお伝えしています。)

内容:本番を意識した実践的な内容

お申し込み:今すぐです。

専用のお申し込みページから、必要事項をご入力の上、お申し込みください。

 

春の特別講習分のエネルギーを、この1日に一点集中で、お届けします。

お勉強が大好きな皆様と、一緒に学びの時間を共有させていただけるのを、楽しみにしております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

 

 

 

年長・年中さん向けの定期教室の詳細はこちらから。

体験レッスン受付中
対象:年長・年中
料金:3,000円
特典:図形センスを磨く「紙パズル」をプレゼントします!

 

体験レッスンの申込は
こちらです。←←

関連記事