心構え

習慣化された行動がやがて人格となる 合否を超える財産 「挨拶と返事」

さくら

小学校受験 「あいさつ」と「返事」について

昨日の「口頭試問勉強会」の続きです。

当日のレジュメには入れていませんでしたが、休憩時間明けに、「あいさつ」と「お返事」について話しました。

実は、ものすごく大切なことなので、シェアさせていただきます。

国立受験の「口頭試問」は驚くほど短いです。

「行動観察」も然りです。私立のように何人かの先生が多方面から考察してくれるというものとは明らかに違います。

「では、短いということは合否に関係ないのですね」と皆さまは思われるかもしれません。

大いに関係があります。

国立は時間で区切られた受験者が次から次へと課題に取り組んでいきます。

ですから、おそらく一定の線引きをどの項目でもしています。

そして、どの項目でも「聞く態度」「挑む姿勢」が試されています。

なので、「お返事」「あいさつ」を特別なものととらえて、「だったら練習あるのみ」と「形だけ」を教えがちになってしまったのが「今までの私たちの幼児教室の現場」であり、「ご家庭での練習方法」でした。

しかし、「仏作って魂いれず」とはよく言ったものです。

国立の試験官の方々はすぐに見抜くでしょう。

どうでしょうか?

遠回りに見えるかもしれませんが、お子さまと一緒に「心のこもったあいさつ」、「はきはきとした返事」に取り組んでみませんか?

まずは、お父さま、お母さまから、今まで以上に積極的に明るく「あいさつ」をしましょう。

ご近所の方、幼稚園・保育園の先生方、お友だち、スーパーの駐車場の係の方、高速道路の料金所の係の方…。

そして何よりもご夫婦で。

慣れないお子さまには大変ですが、

まずは意志の力で3日続けます。

その次に3週間続けます。すると継続の力が付きます。

3カ月続けば、それはもう「習慣」というものになります。

さらに続けていきますと、

「その人の人格の一部」となるでしょう。

「実に気持ちの良い挨拶をする人」、「礼儀正しい人」、「誠実な人」というイメージで周りから自然に見られるようになります。

今から始めますと11月まで十分に時間があります。

どうか今すぐ始めてみてください。

国立での、「口頭試問」、「行動観察」では、近年ますます、「自然な姿」が求められています。

「東京学芸大学附属小金井小学校」では、そのあたりははっきりと「学校案内・募集要項に“入学調査に当たっては、できるだけ児童の自然で素直な姿を大切にしたいと考えています”と明記しています。

「大泉小学校」、「世田谷小学校」も同様です。(明記されているという点で)

両校ともに、「学校案内」に、“発育調査は、特別な準備を必要とするものではありません。調査を受けるからと言って無理な準備や特別な訓練などをして、おこさんに過重な負担をかけないようにしてください”といったニュアンスのことが書いてあります。

皆さま、お子さまが生き生きとした表情のままゴールへ行けるように導いてあげてください。

その為には、どうか“お子さまの成長に、並走するのだ”という決意を今すぐしてください。

中途半端な決意で行った行為には、中途半端な結果がついてきます。

強い決意で行った行為には、成功は保証されませんが成長が間違いなく保証されます。

定期的に教室に通っている方は、もうすでに実践しているとは感じていますが、改めて、教室に行く日には、必ずお子さまに伝えてあげてください。

「お勉強の教室にいったら、自分から元気よく挨拶しようね。呼ばれたら元気よくお返事しようね」

「お勉強の教室が終わったら、自分から元気よく挨拶してから帰ろうね!!」

上手にできたら、「今の笑顔、今のご挨拶、とっても素敵だったよ!!」と伝えてあげてください。

意外に思うかもしれませんが、子どもたちは、自分自身の「素敵な笑顔の瞬間」、「素敵なご挨拶の瞬間」を、あまり知りません。

だから、「しっかり挨拶しなさい」とか、「ほら!!いい笑顔で喋ってごらん!!」といっても、「なにが、“しっかり”なんだろう…」、「どんなお顔が、“いい笑顔”なの…」となってしまうのです。

素晴らしかったら、その場でその素晴らしさを伝えてあげてください。

その時に初めて、「ああ!!いまのが、すてきなあいさつなんだ!!」と気づくことができます。

「素敵な挨拶」、「素敵なお返事」を身につけることができたら、それは、受験を超えた「人生の宝物」を手に入れたと思ってください。

神山眞

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