心構え

拒否回路

つくし

(c)こどもイラスト図鑑

 

 

拒否回路

 

幼児期の子どもには、「拒否回路」が備わっています。

「拒否回路」が開き、発動されるのは、主に「無理強いされたとき」と「強制されたとき」のようです。

 

 

ここで、はじめにはっきりさせておきます。

「無理強い」と「強制」は、決して「悪いもの」ではありません。

「時と場所」によっては必要です。

 

 

ところが、子どもが繰り返し「拒否回路」を開き、何度も何度も「発動」しているのに、大人が、「無理強い」と「強制」を続けてしまうのは、どうもよくないようです。

 

その場では、従うものの、違った場所、違った時間、違った機会に、時にかんしゃくを起こしたり、時に元気を失ったりといったような反応をとるようです。

 

脳科学的にみると、後に「ゆがみ」が生じてしまうという専門家もいるくらいです。

 

 

 

家庭学習をしていると、時に、子どもがやりたがらないときがあります。

勉強に対して「拒否回路」を開き、発動しているのですね。

 

 

そんな時、どうするべきか?

 

 

正直、迷いますよね。

葛藤を繰り返し、それがストレスになってしまっている方もいるのでしょう。

 

 

そして、今日の話の流れだと、

「子どもが拒否回路を開き発動させたときは、それに従いなさい。決して強制したり、無理をさせたりしてはいけません。ゆがみが出ちゃいますよ」となりそうですよね。

 

 

でも、私の考えは、少し違います。

「拒否回路」の存在を認識してあげることが大切だと思います。

 

 

 

家庭学習時に、お子さまが、

 

“いやがったとき”

“拒否反応を示したとき”

“拒絶したとき”

 

まずは、「あー、“拒否回路”が開き、発動したな」と認識してあげてください。

そうしたら、「スーハ―、スーハ―」と、2,3回深呼吸しましょう。

 

 

深呼吸の後に、選択肢の中からその日のベストチョイスをしてください。

 

 

1番:“今日は無理強いはしない”と決めて終了する。

或いは、課題自体を別の何かに移行する。

“後々ゆがみが出るのもよくないかもしれないしね” と自らも納得させます。

 

 

2番: “今日は、敢えて続けさせる、やらせてみる”と決めて頑張らせる。

これも、「克己心」や「継続する力」をつけるうえで大切なんですよね。

それと、“いやだなぁ”と思って始めたことも、“やっていくうちに楽しくなるじゃない!!”という経験を積ませてあげることも大事です。

心(感情)って、体の動きや姿勢(ポーズ)で変わることがあるからです。

しかし、いずれにしても、“敢えてやらせているのだ”という、“敢えて”の部分に意識を持つことだけは決して忘れないようにしてください。

「意地になってやらせる!」、「いつだって、どんな時だって続けさせる!問答無用!」ってなってはいけませんね。

 

 

3番:台所に出向き、お子さまの好きな飲み物を用意して、“ちょっと相談してからにしようか?”ともちかける。

「やめる自由」と「続けてみる自由」といった「二つの自由」を、子どもに提示してあげるわけです。

強制されていると無意識に思ってしまっている子、無理強いされていると無意識に感じてしまっている子には、ものすごくこの「二つの自由」が大切です。

時と場合によっては、「1番」を選択した時よりも、子どもは、大人に対して「認めてもらっているんだ」と感じることがあります。

 

 

 

ずいぶん、長々と持論を述べてしまいました。

 

私の話は、決して「脳科学的に証明」されたものではありません。

自分の子育てから得たものと、たくさんのお父さまやお母さまから教えていただいたことをまとめあげたものです。

 

「参考になるかもね」

「やってみる価値があるかもしれないね」

 

そう思ったときに、どうか、試してみてください。

 

 

 

 

小学校受験は、「家族の力」で乗り切っていくものです。

教室で教わる「ペーパーのテクニック」や「形式的なあいさつ」、「教わった通りのコミュニケーションの取り方」だけでは、はっきり言って不十分です。

 

 

その子の最大限の力を引っ張り出してあげるためには、「家庭での過ごし方」や「子どもに対する心の持ちよう」といったアドバイスがどうしても必要になってくる時があります。

 

なので、「コツコツ神山塾」では、「心の持ち方」まで踏み込んだアドバイスを行います。

どうかご期待ください。

 

 

ただし、お父さまやお母さまの、「拒否回路」が開き、発動したときは、そーっと、しばらくの間、見守る立場に徹します。

 

 

神山眞

 

 

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