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小学校受験のお教室がお休みに。「自宅で何をするか?」の、その前に。

都内をはじめ、緊急事態宣言が発出されました。

 

休業の要請や、お教室に通う皆さまの健康や、社会的影響を鑑みると、

ゴールデンウィーク明けまでは、

通常どおりにお教室を開講することが、難しくなりそうです。

 

お教室を活用していた皆さまにとっては、

これまでと同じような学習リズムを確保することが難しくなり、

不安な気持ちを抱えていらっしゃることかと思います。

 

 

「事態は、いつになったら収束するのだろう。」

 

「お教室は、これからどうなっていくのだろう。」

 

「そもそも、今年度の受験は、例年通りに実施されるのだろうか。」

 

 

さまざまな疑問が浮かびますが、

それらの答えは、今のところ、まだ見えてきません

 

 

このような状況下でも、

できる学びを、積み重ねていきたい。

 

そう、思っていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

 

当協会としても、

皆さまの学びを少しでもサポートできる存在でありたい。

そう、思っています。

 

 

お教室を開いての授業を実施することは、かないません。

 

ですが、こんな時だからこそ、ブログというオンラインコンテンツがあります。

 

ご自宅で受験対策を進めていく皆様に、

少しでも、お役に立てるようなメッセージを、お届けしていけたら、と思っています。

 

 

 

「自宅学習、何をやるべき?」の、その前に。

 

さあいざ、自宅学習!という構えのご家庭もあることと思います。

 

そうすると、

「自宅で、何を取り組もうか」ということが、気になってくるかと思います。

 

「ペーパーは、どれだけやったらいいのだろうか。」

「今、蝶結びができるようにしなければならないのだろうか。」

「自宅でできる口頭試問・行動観察についての練習は何だろう。」

「お部屋の中で運動はできるのだろうか。」

 

こういった疑問に、順にお答えしていこうと思いますが、

 

本日は、その前に、

今、ご自宅で学習を企画していく上でも大切になってくる「考え方」についてお伝えします。

 

 

「何をやるか」だけでなく、「何をやらないか」についても考える。

 

ご家庭での学習を考えたときに、「何をやるか」の対極にあるのが、「何をやらないか」です。

 

この「何をやらないか」という視点を抜きに、日常の学習を企画しようとすると、

どこかで、無理が生じることとなります。

(「学習」以外の生活においても、大切な視点かもしれません。)

 

1日は、24時間で有限です。

 

限られた時間の中で、学びを企画していくためには、

「やらないこと」についても、決めていくことが大切です。

 

 

たとえば、特に今の状況下において、

意識的に「やらない」と決めておきたいことについては、以下のようなものがあるでしょう。

 

・テレビのニュースやワイドショーを、必要以上に観ない。

ニュースやワイドショーの情報を要約すると、「今、世の中で大問題が起こっている」ということになります。(これは、今に限ったことではないでしょうが。)

 

それらは、世の中の「リアル」の一側面ではありますが、

常に、「大問題」に囲まれて過ごしていくことは、精神的にも大きな負荷となります。

 

ニュースを見続けていて、気持ちがハッピーになってやる気がモリモリ湧いてくる、という方はともかく、

そうでもない場合は、意図して「テレビを消す」というアクションをとることをオススメします。

 

・情報の検索もほどほどにする。

こういった非日常のタイミングにおいて、

「みんなはどうしているか」ということが気になるのは、よく分かるところです。

 

たとえば、お教室情報を調べて、「〇〇の教室は開講」「△△はいつまで休講」「小学校受験協会はしばらく休講」などという情報を集めたくなるかもしれません。

だからと言って、それらの情報を集めたところで得られるのは、

「ヘェ〜、そうなんだ。」という感想でしかないでしょう。

あるいは、「うちは大丈夫なんだろうか。」という不安こそ出てきても、

「情報を知ることができて良かった。」とホッとするわけでは無いように思います。

 

情報を調べたら、何となく、情勢に詳しくなった気持ちにはなりますが、

その過程で、お子さまとの学びのステップは、一段も上がることはできません。

その代わりに、「思ったよりも時間が経っていた」ということに、後になって気づくかもしれません。

 

・不特定多数に向けて不安を「拡散」しない

SNSが発達した現代において、これは、大切な視点のように思えます。

私たち一人ひとりが、世の中に対して、大なり小なり影響力を持っている、とも言えると思います。

 

未知のウイルスを恐れるよりも、

実は、「不安」の集団感染に注意を払うことが大切なのかもしれません。

 

特に、外に向けて「不安」を発信しようとしている間は、

自分自身が、最大限に「不安」モードになってしまいます。

 

「不安」が免疫を下げる、という話は聞きこそすれ、

「不安」が万能のワクチンになる、といった話は、これまで一度も聞いたことはありません。

 

自分のためにも、そして周りの大切な方たちのためにも、

「不安」の予防を心がけましょう

 

 

・「不安」と長時間つるむのをやめる。

 

「不安」は私たちの友達ではありません。

 

そして、「不安」にサヨナラを告げるために大切な質問が、これです。

 

「その問題は、私の力でどうにかできるものだろうか。」

 

答えが「イエス」なら、

全力でどうにかできる方法を考えて、動きだすことが最善策です。

 

答えが「ノー」なら、

これ以上、自分でどうこうできない事柄に対して、大切な時間を空費すべきではありません。

一刻も早く、「自分がどうにかできる課題」に目を向けることが大切です。

 

 

そして、「自分がどうにもできない問題」に直面した時に、

気持ちを切り替えるための合言葉は、

 

「大丈夫!なるようになる。」

 

です。

 

 

・「無理」「無茶」をすることをやめる。

 

たとえ、前向きに現状に対処することができているとしても、

普段の生活リズムの変化や、環境の変化は、 

少なからず、精神的な負荷となっていることでしょう。

 

こういう時だからこそ、

心身の健康を第一に考えて、

どうか、ご無理の無いようにしてください。

 

現状、どうあってもイレギュラー対応は必須です。

どうしても、そこに時間を取られることが増えてきますから、

「これまで」と比べて、「できないこと」が増えてしまうのも、致し方ありません。

 

世の中全体で、そのような現象が起こっているでしょうから、

「自分だけが遅れている、取り残されている」と感じることは、ありません。

 

普段より、うまく前に進めなかったとしても、

それでも一歩でも、半歩でも、

つま先の先の、ほんの少しでも、前に進めているのであれば、

「よくやっている」と自分を褒めてあげてください。

 

お子さまの取り組みについても、同様です。

 

決して、「ここぞとばかり」に、ガンガン学習を進めていこうと、

日々の要求値を上げることは、控えた方が良いと思います。

 

ただでさえイレギュラーな中、よっぽど疲れてしまいます。

 

学びは、「無理のない範囲で、楽しく積み上げる」ことを基本として考えていけると、良いと思います。

 

 

お子さまは、お父さま、お母さまの精神状態を敏感に察知しています。

 

お父さま、お母さまが暗い気持ちや不安な気持ちで過ごしていると、

お子さまも、言葉では表現できなくても不安を感じることになります。

 

「不安」という精神状態は、「沼」みたいなもので、

覗き込んだら、どんどんとはまりこんで身動きが取れなくなってしまいます。

 

「最悪の事態」についての備えはしておきつつ、

努めて楽観的に、日々を過ごすことが、お子さまにとっても大切です。

 

 

そして、そんな前向きな精神状況を獲得するのは、ある種の「技術」です。

 

これは、今回のイレギュラーな事態への対応だけではなく、

来たる受験本番が差し迫った「直前期」や、

小・中・高……、とお子さまが成長していく上でも直面するであろう、

さまざまな「課題」と向き合う際にも、共通して使える「心のあり方」であるとも言えるでしょう。

 

 

言葉を変えて繰り返し書いていますが、

私は、今回のコロナ騒動を、

受験本番から、まだ少しだけ余裕があるちょうど良いタイミングで与えられた、

絶妙に緊張感がある「リハーサル」だと捉えています。

 

 

これから、どうなるか判らない、

未来は神のみぞ知る。

 

そんな中で、先のことについて必要以上に思い悩まず、

粛々と、「やるべきこと」に打ち込むことこそ、

受験当日に向けて求められている「あり方」だとも言えるでしょう。

 

 

それなりに、タフな課題かもしれません。

 

だからこそ、受験に向けた日々を越えた先には、

大きく成長できた未来が、待っているのです。

 

 

「何にどう取り組むか」の前に、大切な考え方についてお伝えさせていただきました。

 

「やらないこと」を決めたら、

いくらか、心と時間に「ゆとり(余剰スペース)」が生まれるはずです。

 

そうなれば、

あとは、「どう過ごすか」です。

 

ご自宅でも、楽しく学んでいける方法について、

ブログから発信をしていけたらと、思っています。

 

 

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