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国立小学校の運動課題は何を見ている? 技術? 体力? それとものびしろ?

【国立小学校の運動課題は何を見ている? 技術? 体力? それとものびしろ?】

今日は、国立小学校の運動課題において、国立小学校の先生方は何を見ているのかについてお話しさせていただきます。

-運動が得意、上手。でも、合格しないことがある-

運動が得意な子はいっぱいいます。

運動課題を上手にこなす子もいっぱいいます。

運動の講習会を行うと、そのような子は、はっきり言って、たくさんいます。

上手な子、得意な子は、自信を持って取り組んでいるので、当然光り輝いています。

しかし、事実は奇なりとはよく言ったものです。

国立小学校受験では、必ずしも、上手な子、得意な子の全てが、合格をいただいているわけではありません。

なぜでしょうか?

それは、時に、得意であるがゆえに、上手さゆえに、指示を聞き流してしまっていることがあるからです。

指示が出ている最中なのに、お手本が今まさに行われている最中なのに、「知ってる、知ってる、こんなの簡単」と一瞬でも思うと、そっぽをむいてしまう子たちがいるます。

話を聞いていないと、

・スタートラインを間違えてしまうことがあります。

・入ってはいけないコースの内側に入ってしまうことがあります。

・最後のポーズをうっかり忘れてしまうことがあります。

・競技終了後に戻るべき場所がわからなくなってしまうことがあります。

・何よりも、待機中に他の競技者を、まず、見なくなります。

話を聞かないことのリスクは、これだけでは収まらないかもしれません。

それでは、今から、技術よりも体力よりも、もっと大切な、「話を聞くこと」について、より突っ込んだ話をします。

-技術や体力よりも大切なこと=「話を聞くこと」-

前に人が立ったら、顔を向けるのです。

これができないお子さまは、技術よりも体力よりも、何よりも優先して、まずこれができるようにしましょう。

国立小の倍率を、今一度確認してみます。

すると、合格するお子さまよりも、不合格になってしまうお子さまの方が多いことがわかります。

そこには、「合格」と「合格ではない」の分かれ道があります。

「前に人が立つと顔を向けて話を聞くお子さま」と「話が始まっても話を聞かないお子さま」

試験官は、どちらを選ぶでしょうか?

答は火を見るより明らかです。

第一の分かれ道。

ここに「合格への道」と「そうではない道」といった、第一の分かれ道があります。

-学校側が求める理想の子供像-

「学校の求める子ども像」が、東京学芸大学附属小金井の小学校の募集要項には、明記されています。

それが、「話が聞ける子」です。

これは、ものすごく貴重な情報です。

「話が聞ける子が合格しますよ。話が聞けない子は合格しませんよ」と言っているようなものですから。

これがわかったら、話を聞くしかありませんね。

-話が聞ける子を求めている、というよりも、話が聞ける子を探している-

話を聞くためには、顔をそっぽに向けてはいけません。

話を聞くためには、まず、顔を向けるのです。

逆も真なりです。

人間は誰しも、「顔を向けて、話を聞かない」ということはできません。

話を聞く第一歩は、“顔を向ける”なのです。

ペーパー、口頭試問、行動観察、運動、製作といった5つの課題から成り立つ小学校受験。

どの課題にも、根幹となるべき重要な要素があります。

それが、繰り返し述べている「話を聞くこと」です。

学校側は、誰よりも卓越した運動能力を持った子よりも、誰よりも計数が早い子よりも、「話が聞ける子」を求めています。

極端な言い方をすると、話が聞ける子を探しています。

話が聞ける子は、教える立場からすると、実に魅力的だからです。

-「のびしろ」ズバリここを見ている-

今、たとえ、できないことがたくさんあっても、「話が聞ける子」は、あとからたくさんの能力を身につけることができるであろうとみられています。

なので、国立小学校の試験では、今目の前で起きた行為に対する点数よりも、その子の持つ“伸びしろの大きさ”を見る傾向があります。

そして、話が聞ける子=伸びしろの大きい子とみなされます。

国立小学校では、6年間、たくさんの情報を発信します。

子どもたちの才能を開花させるための情報です。

それら情報の一つ一つを、子どもたちを通して試すための機関が国立小学校と言い換えることができます。

しかし、どんなに学校側が有益な情報を供給しようとしても、耳を閉ざしてしまっては、何も届かないし、何も身につきません。子どもの才能は開花しません。

結果、学校自体も研究実施校の体を成さなくなってしまいます。

国立小学校には、たくさんの情報があります。

たくさんのノウハウがあります。

発信すべき情報が溢れんばかりにあります。

それら溢れんばかりの情報をキャッチしてくれるお子さまを常に探しています。

ペーパーを通して、運動を通して、製作を通して、口頭試問を通して、行動観察を通して、あらゆる方法で、そのようなお子さまを探しています。

だから、

前に人が立ったら見ます。

話が始まったら聞きます。

それを記憶にとどめます。

そこから、行動に移します。

これら4つを、兎にも角にも身に着けてください。

そうすることで、お子さまの「のびしろ」は、無限大に広がっていきます。

残り3か月を切りました。

しかし、まだまだです。

勝負はこれからです。

秋の終わり、冬の始まりまで、皆様のことを応援させていただきます。

お子さまが、一番素敵な表情で、受験に挑むことを祈っています

神山眞

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